誤算、というよりも
アテネ五輪 男子サッカー 日本 2-3 イタリア
残念な結果に終わってしまったが、この悔しさを忘れずに次のステップを踏んでいってほしい。山本JAPANは誤算続きだった、というよりも、単に国際試合の真剣勝負モードにおける「試合開始直後の入り方」の問題だったと感じている。最後の最後まで代表選考のためのサバイバルが続き、選手たちには、ひょっとして過度なまでに「選ばれたことの重圧」をかけてしまったかもしれず、そのことで試合そのものに対する姿勢を硬くさせてしまった、という向きもある。見事に二試合とも、その硬直したムードのまま、早々に失点してしまったのだから・・・ドーハで学んだ「ロスタイムの恐ろしさ」は、今でも日本サッカーにおける「トラウマ」として、その重い代償とともに、今後も教訓として語られるのであるが、アテネにおける「試合の入り方の重要性」もまた、今後の日本代表が抱えていくべき課題なのかもしれない。アジアカップでもある意味その点でA代表は苦戦していたわけだし。
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