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2004.12.02

カリアリ☓フィオレンティーナ、ゾラ☓中田英寿


2005年1月30日セリエA第21節。
カリアリ 対 フィオレンティーナ。

いきたい。
サルデーニャ島、カリアリ・サンテリアスタジアム。

この数ヶ月、ずっとそのことを考えている。
なんせ、おそらく最初で最後の光景がそこで繰り広げられるからだ。
ジャンフランコ・ゾラ 対 中田英寿。
(今シーズン最初の両チームの対戦時には、中田は怪我でいなかった)

前のハウGTRでも書いたが、私は2年前の中田に、ぜひチェルシーへ行って欲しかったと今でも思う。
2年前というのは、つまりチェルシーにおけるアブラモビッチ体制が登場する前であり、そしてチェルシーにはゾラがいた。
ゾラ、いまや38歳である。だが、先日も彼の出ている試合を見たが、いまだに体がキレキレである。
つまり、ゾラは本当の意味で「プロ」である。自己管理の鬼である。2001年2月、私はチェルシーのスタンフォード・ブリッジで、まさにゾラを目当てに観にいった。小柄ながらもダイナミックで華麗なプレー、そして美しいロングシュートを右隅に決めて、飛び上がって喜んでいたっけ・・・
私は、中田英寿もゾラのような息の長い名選手になってほしいと思う。そしてあの頃のチェルシーに来れば、中田はゾラからものすごくたくさんのことを(イタリア語で)学ぶことができたはずだ。そういう光景を思い描いては、歴史の「もしも」を思わずにいられない。
zola.JPG


そして、今シーズンがゾラの最後のシーズンとなる。生まれ故郷のサルデーニャにて、ゾラは有終の美を飾ろうとしている。そこへ中田英寿がフィオレンティーナの一員として、初めてゾラとマッチアップする。場所は真冬のサルデーニャ・・・きっと、それは神秘的な世界だろうと思う。自分にとっての、神秘的な世界だ。もはやそれは「自分だけの思い入れ」だけで追いかける、自己陶酔系欧州蹴球紀行。あぁ。最高じゃないか。


・・・・ただ、この観戦旅行の企画、ちょっと実現が難しそう・・・いろいろと(笑)


それで、最近はちょっと毛色の変わった方向へ目がむいている。

「あぁ、そうだ、5月にロンドンへいく、っていうのもいいなぁ」 とかなんとか。
「チケットがとれなくても、とにかくその週にロンドンにいる、っていうのが大事だよなぁ」とかなんとか。

なぜならば、

cfcwin.JPG

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