『ブログ版ワールドカップジャーナル』の夢を見る?
スカパーのフットボールサイトで、ブログがオープンした。こういう「攻めの姿勢」をみせてくれるのはうれしい。コメントやトラックバックが事前チェックされるのはしょうがないのかもしれないが、とにかくメディアの側がちゃんとボールを運んで攻めて来るわけだから、こちらとしてもスペースを突いて反撃しないといけないわけだ。(そして、そんな試合の闘い方を、僕らのほとんどはいまだかつて知りえたことがないのも確かで・・・)
なんせ、スカパーのサッカー部門は『ワールドカップジャーナル』という奇跡のような番組をやり通したわけで、その歴史がある以上、私はこのメディアをこれからも信頼しようと思っている・・・もちろん、大いに不満な点はいくつもあるけれども・・・それをふまえてもなお、あの実験精神と批判精神とユーモアに富んだ『ワールドカップジャーナル』がそうであったように、ギリギリのゾーンにおいてあらゆる人々が本音でサッカーを語れる、そういうメディア空間は貴重なのである。そしてブログという形式が、ひょっとしたらそういう可能性を育んでくれるんじゃないかと、期待している。
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