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2005.01.14

NHKのど自慢の予選を応援しにいく

このまえ、『NHKのど自慢』の予選会に友人がでるので応援にいった。
実はかねてより『のど自慢』は、たまに深夜で放送されている予選のほうがよっぽど見ごたえがあって面白いと思っていたので、今回生で予選会を観ることができてよかった。

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熱唱の場所は、京都府の久御山町。個人的には近くて遠い、ローカルなエリアである。看板にも、地元の人々の手弁当的なテイストが感じられて、微笑ましい。
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そして、普段ならほとんどテキトーにしか観ない『のど自慢』だが、いろいろと知らなかったことがあった。
・予選会に出るには、まずハガキ応募の抽選で予選出場の権利を勝ち取らないといけない。
・予選会に出た人には、記念に「NHKのど自慢特製ピンバッジ」がもらえる。これはデザイン的にもファニーだったので、うらやましい!
・司会の宮川アナウンサーは、予選の250組全員の歌を聴きつつ、客席最前列で、ちょくちょく歌い終わった出場者へ聞き取りインタビューを行っていた。大変である。
・宮川アナウンサー自身が、お客さんへの前説において「予選が面白いんです」と言っていた。そうなんですってば。
・予選に通ったら、次の日は朝8時に集合しないといけない。『笑っていいとも!』でさえ、毎回そんな早くにリハーサルをしないだろうに。
・会場ロビーには、お約束でハイビジョン放送のPRをやっているのだが、そこで写されるのは「30分遅れの予選会ライブ放送」なので、歌い終わったあとに出場者が自分の歌う映像を楽しめる。
・予選会はだれでも観覧可能だが、本番は事前の申込みが必要となる。つまり本番で「●●ちゃんがんばれ」みたいな横断幕を掲げているグループは、応援する人が確実に予選を突破するだろうという自信があったはずだ。

とまぁ、いろいろほかにも興味深いところが多かった。250組の歌をひたすら聴くのは大変だが、時間があいたら近所の飲食店でまったりもできるし、なんだか耐久レースの楽しみ方に似ている感じだ。

そういえば昔のハウ誌上において、「プログレのど自慢」というバカなネタを書いたことがあったが・・・いずれにせよ『のど自慢』ですごいのは、後ろで黙々と演奏するバンドの人々である。途中休憩を二回ほど挟むにせよ、250組の演奏を6時間近くやり続けるというのは、非常に大変な仕事であろう。「長時間の演奏」という意味では、確かにプログレのバンドたちも類似点があるわけだが、いやはや。

残念ながら友人は健闘むなしく予選突破は叶わなかったが、こうやってたくさんの人が思い思いに自分の好きな歌を楽しそうに歌っている、その現場の空気が(たとえそれがメディア空間によって構築された舞台設定であったとしても)どことなく「ほっこり」させて、だんだん朗らかな気分になった。「表現行為の文化をめぐるあれこれ」をけっこう本気に研究してみたい私としては、最初はちょっとした学問的対象のようにその場を見ていたのだが、最後には、素直に心の底から「あぁ~オジさんいい味だしてんなぁ~」とか思いながら、楽しく拍手とかさせてもらったりしていた。

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Comments

予選は隠れた(?)人気番組ですよね~。でも見ると「素人名人会」を思い出します。もう民放では「のど自慢」とか「名人会」なんて単語を使った番組がないなか(ないよねえ??)、NHKのレトロなところ、いいです。

ツッコミどころが多すぎて、何も書けなかった最も美しい英単語70選。whistleblowerを私やったら入れたいわ!!NHKもあるし。

パンプキンはわかる。「愛しくってかわゆーい」「食べちゃいたいような赤ちゃん」って意味があるから。でもなぜバナナ?バナナ、あまりにも色々意味がありすぎて「おーい、誰に聞いたの?ブリティッシュカウンシルー・・・」です。

Posted by: hanachirusato | 2005.01.15 at 09:51

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