京都市青少年科学センターの想い出
近鉄京都線、竹田駅。
ここは普段ほとんどといっていいほど用事のない場所だったのだが、この竹田駅周辺に、実は深い想い出が刻まれていた。
その想い出の痕跡を確かめようと常々機会を伺っていたのだが、先日このへんに来る用事のついでに、思い切って足を伸ばしてきた。
小学校五年生か六年生の遠足で、私はここに来たのだった。
ただし、当時私が行ったこの場所が、その後「竹田駅の近くにある青少年科学センターのはずだ」と認知するまで、10年ぐらいはかかったことになる。印象は強烈だったが、バスで奈良から時間をかけて辿り着いたところ、というぐらいの程度にしか覚えておらず、正確な所在地までしっかりと覚えていなかったのである。
「ここにもういちど行きたい」と思った理由はいくつかあるのだが、とにかくここはオトナでも楽しめるほどの充実した内容だったことは確かで、今ひとたび、この目でいろいろと再認しておきたいと思うことがあった。
あぁ、たしかにこんな外観だったような・・・・気もする。
でも、入り口に近づくと、ドバドバッとフラッシュがきらめくがごとく、当時の気分がよみがえってきた。
入場料500円。プラネタリウム観覧の場合はさらに500円かかるそうだ。
なんだか、当時も「ちょっと古い建物だな」と思ったが、今回も同じことを感じる。それはなんだか、伝統芸のようにも思えてきた。
あぁ、この地味な古さがたまらない。そして、何から何まで、昔あったものが今もそこにあって、普通に感激していた。
次回につづく。
Comments
HOWE-GTRを読んでいて、初めてコメントします。
この科学センターは高校の近くにあったのですが
一度も行った事なかったなあ。
化学部に所属していたのに。
でも写真やHPを見ると、
かはく(国立科学博物館於上野)に似ています。
忠犬ハチ公の剥製もあったのですが、
そんなようなものありました?
Posted by: M.フィオリオ | 2005.01.23 20:59
フィオリオさん、お待ちしておりました(笑)
忠犬ハチ公の剥製みたいなものはありませんでしたが、かなり忠実に作られた恐竜模型はありました。でもここの見所は展示物よりも体験型アトラクションの異様な充実ぶりです。
ていうか、あなたも私と同じ小学生の時分にバスに揺られてここに行きませんでしたか?? もし行ってないとすると、やはり私が行ったのは小学五年生の頃になるのかな。
Posted by: タテーシ | 2005.01.23 21:56
私はここに一度も行ったことがありませんので
多分、タテーシ氏の小5のときじゃないですか?
Posted by: M.フィオリオ | 2005.01.23 22:00
なんと、そうでしたか・・・小学五年生ですか・・・1988ですか・・・(笑)
Posted by: タテーシ | 2005.01.24 00:17