忘れられない実験を。
青少年科学センターの話が続いているのだが、ちょっと小休止。
科学の学習といえば、昔のHOWEでも別の仮名でたびたびご登場いただいた、友人のばろっく先生のブログ「おしえるしごと」を忘れちゃいけない。教師という仕事を心から愛している彼のブログは、日々考えさせてくれることが多く、奥深いです。
そして今日、ばろっく氏がどんな理科の授業を志しているかを詳細に描き出したナイスな記事を書いてくれたので、勝手ながらリンクを貼らせていただきます。ネタは「水素の性質」の授業です。こちら。
ばろっく氏は、教え子たちがオトナになって、自分の子どもに「理科の授業が楽しかった」と伝えてくれるよう、理科好きの裾野を広げるため、「生涯忘れられないような実験をしていきたい」と語っている。
今日の記事を読んでも、あぁ、こういう先生に習いたかったよなぁ、と思わずうらやましくなるのでした。
立派な科学センターのアトラクションたちもそれぞれ印象的なんだけど、こうした、理科の授業の実験室に巻き起こる出来事というのも、ちょっとしたパッションひとつで、永遠の想い出になっていきそうで。
Comments
ご紹介いただいてありがとうございます。
ばろっくです。
ここ最近の「京都市青少年科学センター」シリーズ、
楽しく読ませてもらっています。
科学館ってのは、
どうしても何となくさびれた感じがしますね。
ストイックで無機的だからかなぁ、と思います。
Posted by: ばろっく | 2005.01.25 23:55
どーもです!
なんか、科学館は、子ども向けに媚びたとしても、どうしても最後の最後では万物のリアリティのシビアな部分を呈示しなくてはいけないから、硬派だなぁ、と。
それで思い出すことは、昨日の新聞で出ていたような、「人は生き返る」とアンケートで答えてしまう子どもたちの存在。こういう「リアリティ」と、「自分以外のものへの想像力」の大事さっていうのを、けっこうマジで考えてしまいますね。
Posted by: タテーシ | 2005.01.26 23:22