« figue@夜猫 | Main | 一夜明けて、 »

2005.04.03

めずらしい光景

ひさしぶりにセンバツ高校野球をじっくりテレビで観ていた日。
なかでも驚いたのは、愛工大名電のこの日二番手に登場したピッチャーの十亀君(センバツの場内アナウンス風に君付けで呼びます)だ。
十亀君、2イニングにわたって二塁にいたランナーを見事な牽制球で刺したのだ。
これってすごくないか?
単に普段そんなに真剣に野球を観ているわけじゃないから確信がもてないのだが、ひとつの試合で同じピッチャーが2イニング連続で牽制球で相手ランナーを刺すって、なかなか観られないことじゃないか、と思ったのである。

なかなか観られないといえば、昨日のプレミアリーグ。

マンチェスターユナイテッドがホームでブラックバーンを迎え、数々のシュートがゴールポストやら守護神フリーデルにことごとく阻止されまくってスコアレスドローをやらかしてしまい3位に転落し、ヒャアヒャア言いながらこのスリリングな試合を楽しんでいた不謹慎な私であるが、その裏番組でなぜか地味に中継されていた、ニューカッスル対アストン・ビラのほうはまったくノーチェックのまま眠りについたのである。

そしたらこの試合、おそらくサッカー史に残る奇特な騒動になっていたらしく、

bowerdyer1

味方同士で殴りあうのは見たことがありません。

とりあえずこの騒動の文脈がいまだよくわからないので、なんともいえないのであるが、ダイヤーに殴られているボウヤーという選手はそもそも以前からトラブル沙汰がつきまとうタチでもあったので、なんだか「あぁー、やっぱりなー」とかいう印象もぬぐえず・・・。

あー、でも考えてみりゃ、かのロビー・サヴェージ師匠ですらsavage2、さすがに味方から試合中に殴られたことはないでしょうねぇ。そう思えば、かなり立派な“勲章”ですよ、ボウヤー君!?

(ちなみにサヴェージ師匠は審判から殴られたことはある・・・とはいっても偶発的にね。とっさに挙げた審判の腕がサヴェージの顔面をヒットするシーンは、案の定 “珍プレー集” として後世に伝えられている)

bowerdyer3
で、反省の図、ってやつか?

でも個人的には、今年から指揮をふるうスーネス監督の、チームマネジメント能力にもかねてからちょっと疑問があったりもする。この人自身がたびたび選手と衝突しやすいタチなんで、最近はクレイグ・ベラミーもチームを離れちゃったし、なんだかなぁ、という感じでもあるのだが。

|

« figue@夜猫 | Main | 一夜明けて、 »

Comments

何だか青春ですね。
この続きのエントリも含めて。

ボウヤー選手の後ろにいる敵チームの選手が浮かべている、「何で俺が止めてるの!?」という一抹の理不尽さとの葛藤の中で必死で制止しているような表情がとても素敵です。きっと良い人なんでしょう。

あいや、見ようによっては、ヘッドロックをかけている様にも見えますね。そういえば、ボウヤー選手の首に左手がガッチリとキマってるような気が…。

Posted by: ばろっく | 2005.04.05 00:29

ばろっくさん、コメントありがとう。
そうなんです、確かに決まっていそうなんですよね、左の腕が・・・
顔の紅潮具合も考えると、なおさら(笑)

Posted by: タテーシ | 2005.04.06 00:32

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference めずらしい光景:

« figue@夜猫 | Main | 一夜明けて、 »