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2005.05.02

情緒的ケチャップ噴出

先日の記事で「情動的ケチャップ噴火」と紹介してしまいましたが、正しくは「情緒的ケチャップ噴出」の誤りでした。もうしわけありません。
あらためてダグラス・クープランド『ジェネレーションX』(角川文庫版、p37)から引用して説明しますと、
「意見や感情を裡(うち)にためこんでいたため、爆発するように一気に吹き出すこと。雇用主や友人は、驚き、とまどう――その大半が、うまくいっていると思っていたからである。」

この小説にはこのような用語集が各所に記載されており、しばしば思い出されては私の脳裏にも突き刺さる。

極端走り
「未来への不安を過補償するため、一見それまでの人生目標と無関係な仕事あるいはライフスタイルにがむしゃらにつっこんでいくこと (例)アムウェイ販売、エアロビクス、共和党、法律関係、カルト、マックジョブ・・・」

反抗延期
「伝統的に若者らしい活動とか芸術的体験を、若いときに避けて、まじめに職業経験を積もうとする傾向。ときどき、その結果として、三十歳あたりで若さが失われたことを嘆き、ついには莫迦な髪型や、高価でジョークの種になる衣裳に走る」

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