サッカーの味わい
微妙な味わいのサッカーだらけな週末でした。なんか。
イングランドのサッカー行事の締めくくり、FAカップ決勝戦はアーセナルがPK戦でマンチェスターユナイテッドを下す。ただし、枠内シュート数はユナイテッド11本に対してアーセナル1本。アンリもキャンベルもいないアーセナルは、いかにエース抜きだとまったくボロボロになってしまうか、が哀しいまでに表面化した、そんな内容。ひたすら守ってPK戦までこぎつけた時点で、その日ナイスセーブを連発せざるを得なかったアーセナルのキーパーのほうが、何も仕事がなかったユナイテッドのキーパー(ダニエル・カール)よりも「セーブ勘」は高かったわけで、「守り勝ち」のアーセナルが優勝してしまうこととなった。うーん、難しいな、サッカーは。
キリンカップ、日本はペルーにまさかの負け。ペルー代表のメンツは、はっきりいってかなり格落ちのはずなんだろうけど、まぁそれはそれでしょうがない。いったい何が進歩したのか、この3年間は何を見ているのだろうか、という感じはしたが、唯一の収穫は、三浦淳宏の右サイドバックのコンバートに活路が見出せたことだろう。ていうかなんで昔から三浦アツを右で使おうとしなかったのか、日本サッカー界の七不思議のような気もしてきた。別に左利きだったわけでもないし、普通にやれるやんけ、と。
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