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2005.06.12

『4001の願い』

バーバラ・アン・キプファー著 『4001の願い』。
訳者は、かの向井千秋・万起男夫妻。

4001

この本は、ただひたすら、「願い」が書かれている。4001個も。
読む人それぞれに、使い方が違ってくる本だろうと思う。

4001個のリストをみていると、中にはとんでもなく非現実的なものもあったり、そうかと思えば、取るに足らないちょっとした小さいこともたくさん書かれていたりする。でも、どれも素敵なものばかりだ。
実は僕もちょっと前から、同じようなリストを作っていた。でも、なんか妙に「自己検閲」がかかって、今のところ70個ぐらいしか思いつかない。
この本を読んで、4001個も思いつける著者の、自由な発想力、何も恐れないのびのびした思考に、「あぁ、いいな」と思えてきた。だから僕個人の「願いリスト」も、もっといろいろ、肩の力を抜いて、ユルーく思いついてみようと思う。

この本で書かれていて、あ、それは僕も同じ! って思えたものを一部書き出してみると。
・目を閉じ、拡げた地図の一点を指さし、指さしたその場所に出かける。
・スプーンで卵を運ぶ競争で優勝する。
・イギリスを徒歩で横断する。
・雨あがりの荒野の新鮮な香りを味わう。
・誰かの人生を好転させてあげられるような本を書く。
・腹話術を習う。
・影絵人形をやってみる。

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