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2005.06.21

6台でのスタート

ル・マン24時間レースの終った直後・・・トム・クリステンセンの前人未到の7勝目を祝い・・・
ギリシャ戦の終った直後・・・慣れない442フォーメーションなのにやたらパスの回る、珍しく見ごたえのあるサッカーをやったジーコJAPANを祝い・・・

たまたまチャンネルをかえたら、F1のスタート直前。
フォーメーションラップを終ろうかというときに、次々とたくさんのマシンがピットへ・・・
そして、フェラーリとジョーダンとミナルディの6台だけがグリッドに。
信じられない光景で、こんな史上稀に見る最低なレースをわざわざ時差の関係で生中継しなければならなかったフジテレビには同情した。

いろいろ事情があったわけだが、ひいては今季からの「タイヤ交換禁止ルール」が起因している「ボイコット騒動」なわけで、やっぱりこれはおかしいんだって。もはやF1の存在価値をかけた議論になる。もう、いいかげん、こんな政治的なドロドロばかりがあらゆる遺恨を残すスポーツであってはならない。

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Comments

タイヤ交換ができなくなったから問題が大きくなっただけで、
これはあきらかにミシュランが安定なタイヤを供給できなかったことがそもそもの原因です。
ブリジストンはそれができていたのだから。
それに、昔のピレリ・グッドイヤーの時代には
ピレリが3,4回も変えねばならないのに、
グッドイヤーがCは1回、Bはノンストップ可だったときもあったことを考えれば、
そっちのほうが問題だったんじゃないかと思うのですが。

Posted by: M.フィオリオ | 2005.06.21 20:59

確かに今日改めて新聞をみるとそんなことが書いてありましたね。「速さを優先したミシュラン」みたいな。

もちろん、ミシュランも咎められるところではありますが、でも、なんか、それだったら「耐久レースがやりたいのかよぉぉぉ」とか思ってしまう。
安全性に対して過度に不安にならず、かつ頭のネジがぶっとんだ勢いでハイスピードレースを展開してこそのフォーミュラ・ワンだと思いたいので、もっとバランスのよい代案を模索してくれFIA、という気持ちには変わらず・・・

Posted by: タテーシ | 2005.06.21 23:47

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