プログレ・ロックの在りし日の姿にツッコミをいれる 2
このところ、年に1回か2回ほど訪れる「やたらプログレ聴きたくなる期」です。
とくに最近はYESの隠れた名曲「南の空」が好きです。
「南の空」が隠れた名曲だと思えるのは、久しぶりに聴いてみると、わずか8分ぐらいの曲に、「よくあるプログレ特有の構築美」がうまーく凝縮されていることがわかり、「テメー! やればできんじゃんー!」と思わせる内容だからです。20分ぐらい延々と演奏するのも、それはそれで(慣れれば)楽しいのだけど、8分あまりの短い間に、ギュンと自分たちの全力を尽くした曲っていうのも、ハッとさせられて好きなわけです。とくにこの曲は、出世作『こわれもの』に収録されているわけで、いままさに頂点を目指しつつある時期のバンドにおいて、スティーヴ・ハウがえらく元気一杯にギターを弾きまくっているわけで、微笑ましいわけです。
さて、今日はそんな「YES」の在りし日の姿に触れておこう。
たまたまネットで目にしてしまった画像です。
(ぜひクリックして画像を大きめにして見てみよう)
いったい・・・
どうやったら、こういう配色のステージ衣裳にたどりつくんだろう!?
とくに写真いちばん左、われらがスティーヴ・ハウ!
もはや、“何ものか”に例えようがありません!!
私のつくるフリーペーパーに彼の名を冠したひとつの要因は、彼の演奏中のなんともいえない「表情」に対する、なんともいえない情感にシンパシーを感じて、勢いで命名したわけだけど・・・この衣裳にはあまりシンパシー感じません。
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