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2005.08.20

『道は開ける』をひたすら読む 第21章

第21章 「非難に傷つかないためには」

ここでいうところの「非難」とは、「不当な批判」のことである。よって「最善を尽くそう。そのあとは古傘をかざして、非難の雨が首筋から背中へ流れ落ちるのを防げばよい」といっている。得てして僕らは、他人からの非難に右往左往してしまい、おびえて何もできずになりがちだ。

この章で好きな事例は、工場の戦争談義に巻き込まれて、激昂した工員たちによって河にほうりこまれた年寄りのドイツ人の話だ。シュワッブという人が、河からあがってきたずぶぬれの老人に、あなたを河にほうりこんだ連中に向かってなんと言い返したのかと尋ねると、「ただ笑っただけでさあ」と答えた、ということだった。それ以来シュワッブ氏は「ただ笑う」を座右の銘にしており、「この座右の銘は、不当な非難の犠牲になっている際には素晴らしく役に立つ。食ってかかってくる相手には反論することもできようが、『ただ笑う』だけの相手には手がつけられないではないか?」とカーネギーも絶賛する。うん、まぁ、たしかにそうだよな(笑)

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