Europe after the rain
マックス・エルンストの「雨のあとヨーロッパでは」。
今日、久しぶりにこの絵の話がでてきて、私は「うぁぁーー」となった。
この「うぁぁーー」っていうのは、そうそう、あれだ。
「旅に出なきゃ!!」っていう感覚。
この絵を実際に観ておかないと!!死ねません!! と。あらためて。
忘れかけていたモチベーションがよみがえる。
ただし、もっとこの絵について知らなきゃなるめぇ。
おそらく今、実物が置いてあるのは、アメリカ(笑)
ネットで調べた限りだと、コネチカット州の美術館に所蔵とのこと。
エルンストの亡命先がアメリカだったそうで。
あと、バージョン違いもあるそうで・・・
ともあれ、この絵は「戦争のあと」を表現したものなんだけど、戦争を知らない(・・・ていうか、原爆を知らない)世代である自分にとって、この絵がかもしだす雰囲気には、どことなく日常的な光景の延長線が控えているような、そういう妙なリアリティを感じるから、どうしても気になってしょうがないのだった。
ただし、一方では、アメリカにいく余裕と時間があれば、どうしても行き先をロンドンに変更させてしまいたくなるのは、相変わらず・・・
Comments
そうそう、アメリカにはあんまり行きたくない。でもニューヨークだけやったら行きたいねー。MOMA、買い取って・・・。
Posted by: hanachirusato | 2005.09.28 15:34
この絵が「雨のあとのヨーロッパでは」と言うの?それか映画のタイトル?
戦争ももちろんですが、昨今の環境問題より、「酸性雨のあとのイギリス」を連想してしまうのですが、気のせいなのでしょうか・・・。
Posted by: かほり | 2005.09.28 19:14
hanaさん>お疲れ様です。アメリカ、行けば絶対楽しいはずなんですけどね。なんかテロ以降の状況に、二の足を踏みたくなる実情があるわけで・・・
かほりさん>映画のタイトルでもあります。シュルレアリスムの記録映画みたいなのに、日本語題として「雨のあとヨーロッパでは」があります。原題は、記事のタイトルのとおりです。
酸性雨とか、たしかにそういう感覚もありえますね。
Posted by: タテーシ | 2005.09.28 20:35