『道は開ける』をひたすら読む 第27章
第27章 疲労や悩みの原因となる倦怠を追い払うには
ズバリいうと、「退屈だと思う仕事を、楽しめるように変えてみるべきだ!」ということである。
そうすると活力もわいてくる、と。
これは私個人にとっては永遠の課題でもあるなぁ、と思う。どうしても退屈を感じては、グータラにやってしまいがちになる。この本で挙げられている実例のように、単調な仕事において自分自身と競争し、常に前の仕事量を上回ろうとして仕事の退屈さをまぎらわしたカーネギーの細君だったり、高校時代に学校の食堂でアイスクリームを売っているハワードくんが、仕事を楽しくしようと思ってアイスクリームの研究をはじめたら、それが後々への成功の礎になっていったりとか、そういうのを読むと「いやぁ、人生って素晴らしいですねぇ!!」と、映画を語る水野晴郎のように思えてもくるわけだ。(ちなみに今、このパソコンで「みずのはるお」と一気に入力して、半ば期待せずに変換キーを押したら一発で「水野晴郎」と見事に表示されて、ちょっとだけパソコンを褒めたくなった。)
ちなみにこの章でいいなと思うのは、「正しい考え方をすることによって、どんな仕事についても嫌悪感を減らすことができる。上役はあなたが仕事に興味を持ってほしいと願っているから、収入も増えるはずだ。しかし上役の希望などはどうでもよい。」という箇所である。たとえ楽しい「フリ」であっても、自分にプラスになるんなら、どんどんやればいいだけのことで、別に誰かのためにやっているわけではないんだ、という感覚を維持できればいいな、と。
« 寝起き対策 | Main | 遥か遠く、すぐそばに »
Comments