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2005.12.12

フェラーリF1コレクション

困った。

もうF1なぞにはトキめかないぞと思っている今日この頃、

コンビニのサンクスとサークルKで、限定販売でkyosho(プラモの会社)製の「フェラーリF1コレクション」なるミニカーキットが販売されてしまった。

普段なら、それでも見向きもしないはずなのだが、今回の企画は少しだけ勝手が違う。
それは「70年代後期から80年代のクルマをフューチャーしている」点である。

つまり、このへん。
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あぁ。。。とつぶやいてしまう。
そもそも私がF1を好きだった根本的理由たちがここには並べられている。
そう、フェラーリの高貴な赤色、まさに正真正銘の「真紅」の色をまとっていた時代であり、1996年以降、マールボロが調子に乗って大量に増資しだしたり、ボーダフォンなんていうトンデモ企業がフェラーリに投資して、自社の製品色である下品な赤色にマシンカラーを染めるようになる、それ以前の「純粋なフェラーリ・レッド」の時代のもの、いうなれば「グローバル・マーケティングに汚染される前の古きよきF1の時代」のマシンたちがラインナップされているのである。

そして私にとって、今でも「最も美しいと思うレーシングカーのデザイン」である、1987年~88年の「F187/88C」もちゃんとコレクションにあるではないか。

現物の写真を掲載する。
Monaco1988

これほどまでに綺麗で、シンプルで、官能的で、無駄のない(・・・いや、無駄はあったかもしれない。そのせいで、まるでマクラーレン・ホンダとは勝負にならなかったんだから)デザインのフォーミュラマシンはありえない、と思っている。ターボエンジンが廃止される80年代後期までにおけるF1史上のベスト・デザインのマシンは、このフェラーリでキマリである。しかもドライバーは28番のゲルハルト・ベルガーだし、カッコよさにかけては、追随を許さなかったのだ。
それに、よくみてほしい・・・スポンサーロゴが限りなく抑えられており(マールボロもおとなしかったね)、そしてこの「赤」は、「フェラーリの紅」である。フェラーリは、いわばスポンサーの金でレースを走るのではなく、レースを闘うために、高級車を作って販売して、その利益でレースを続けたという、その根性と伝統を守り続けた唯一無比のレース集団であったわけだ。だから「スポンサーは自分自身」という、ある種の「奇跡」がタイヤをつけて走っていたのである。(もちろん、実体はフィアットという大企業の一部門として買収されていたわけだが、それはそれとして)

それがどうだ、いまは・・・
このミニカーコレクションの上段のマシンたちをみると・・・

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なんだこの車体に描かれている白い丸印は!?>ボーダフォン
何度も言うけど、俺には「白鶴のマルっ!」(by矢崎滋)にしか見えないし。
というわけで、こういうフェラーリのはしたない姿をみるにつけ、F1に対するある種の「信仰」は薄れていったのである。

というわけで、私のマニアな心が今回のキャンペーンによりひさしぶりに揺さぶられてしまうわけである。

なんせ、さっそく1コ買ってしまったのだ(笑) でてきたのは一番古い1976年のニキ・ラウダ駆る312T2。
作ってみると、なかなか精巧に出来ていてうなってしまう。

このシリーズ、ちゃんと2人のドライバーでも種類が分かれるから、実はものすごくギャンブル性が高く、それがなおさらマニア心をくすぐる仕組みになっている。
なんせ、私は以前の記事でも切々と書いたように、ぜったいジル・ヴィルヌーヴの乗っていた126C2が欲しいと思うが、いざ出てきたら27番のジルではなく28番だったりして「っピローニかよ!」とかなるんだろう、きっと。(あ、でもピローニ氏も私にとっては聖人に変わりないです)
というわけで、私の狙いは1988年、84年、82年、79年あたりのマシン。
普段、食玩とかぜんぜんツボにハマるものがなくて、興味もなかったのだけど、今回は珍しく色気を出している。ペプシコーラの「スヌーピーのボトルキャップ」キャンペーン以来かもしれない・・・(笑)

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Comments

F1ネタですね~~。。
フェラーリは、1990年のフェラーリ 641、途中からフェラーリ 641/2に移行したのですが、A.プロスト、N.マンセルという今じゃ考えられない豪華2トップのこの年が最高ですね。。この年の鈴鹿はすごかった!なんせ、鈴木あぐりさんが、表彰台に!!セナや中嶋悟、ベルガー、N.ピケ、R.パトレーゼ、などなどめちゃくちゃすげえドライバーが山積している中でしたからね!!特に、プロストとセナのバトルは見物でしたよね。。あ~、懐かしい。。あの、異常に高いエンジン音のフェラーリが懐かしい・・・・・。

Posted by: 店長です。。 | 2005.12.13 00:29

先生! ほとんど見分けがつきません!

Posted by: ナセルノフ | 2005.12.13 01:27

店長さま>まさかF1にも造詣が深いのでしょうか。ネタの豊富さに戦々恐々です。そして1990年は、私にとっても特別な一年でした。ひょっとして鈴鹿に行かれたり??

ナセルホフ>分かりにくいのはきっと3枚目のミニカーの写真でしょうか。近年の2000年代のマシンは、私も見分けがつきません。

Posted by: タテーシ | 2005.12.13 20:30

僕が行ったのは、前年のシケインにおりました。。わかりますか~~??
セナ、プロスト、シケインで接触!!
ナニーニが首位をひたすら走るが、最終周にセナが逆転!!大盛り上がり!!が・・・・・。
違反により失格・・・。なんじゃそりゃ・・・。
って言う年に行きましたので、なんとなくF1に詳しくなりました。。はい。。笑

Posted by: 店長です。。 | 2005.12.13 20:53

すげー!1989年! しかもシケインって、おそらくあの瞬間、世界で最もオイシイ現場にいたっていうことじゃあないですか!!(笑) あの当時F1のチケットってなかなか買えなかったのでは・・・いやはや、すごい。
大混乱のレースでしたが、結果的にアレッサンドロ・ナニーニのF1人生唯一の優勝でしたね・・・

僕も鈴鹿にいったときは、いつもシケイン席をキープしてました。あのエリアは緊張感があって楽しいですね。

Posted by: タテーシ | 2005.12.13 21:00

実は、親父が昔からサンケイ新聞の方とお知り合いの方がおりまして、チケットとってもらいました!!コネコネです。。すいません。。
ナニーニ、結局テストドライバーまで復活したのに、ダメでしたね。。寂しい。。。
っていうか、今日”夜猫”の店長さんが頭しに来てくれはったんですよ~~!!
前の中華料理屋さんの鍋を食べながら、プロジェクターで映画を見ながら、鍋しませんか?って言ってもらいました!!!!いい感じになってまいりました!!!!!

Posted by: 店長です。。 | 2005.12.13 21:07

おおっ!(笑)夜猫さんご登場ですか! すごいつながりが出来つつあります・・・しかも思いきり身内ぐるみで・・・(笑) ちなみにあの中華料理屋の店長さん、すました顔して実は相当のカメラマンだったりするんですよね。奈良界隈、目が離せません。ぜひ夜猫で鍋っすね。
ナニーニはかなり期待していたんですけどねぇ。悲運としかいいようがなくて。今どうしているんだか。

Posted by: タテーシ | 2005.12.13 23:12

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