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February 2006

2006.02.28

人間性バトン

カスタードさんから、だいぶ前に人間性バトンを受け取っておりました。
気合を入れて書かせていただきます。


◆回してくれた方に対しての印象をドゾ☆

 カスタードさん・・・T氏のVJプレイを邪魔しに朝まで慣れないクラブ遊びをしたあげく、T氏の家でグースカ眠らせてもらい、昼に起きてダラダラとスカパーの音楽チャンネルを適当にみていて「学生みたいな生活だ・・・」と、どうしようもなくやり切れない気分でいたら、突如ブラウン管の向こうでおしゃれな演奏を繰り広げているカスタードさんの姿を拝見し「!?!?うあああ??」となった強烈体験(実話)が21世紀初頭での印象です。20世紀のときは、顔なじみではあったんだけど、なかなかタイミング的にじっくりカラむことができずじまいで、今思うと激しくもったいないです。あ、うちの大学の企業向けパンフレットに、完全無欠なまでの好青年な学生として出演していたことを急に思い出したよ(笑)。あの頃はそういう優等生(?)イメージでしたね。


◆周りから見た自分はどんな子だと思われますか?
 5つ述べて下さい。

・ハンサム
・オシャレ
・かしこい
・ステキ!結婚して
・ヒゲが濃い

・・・や、ウソです。
マジメに書きます

・変な人
・固い
・何考えてるか不明
・優柔不断
・やはりヒゲが濃い


◆自分の好きな人間性について5つ述べて下さい。

・どんな状況でもユーモア精神を忘れない
・誠実である
・ポジティブである
・ゆえにネガティブな状況を常にプラスに転換しようともがく
・ゆえに健全な意味での「パンク精神」を持っている


◆では反対に嫌な人は?

・「あたりまえ」を疑えない人
・ただネガティブな人

◆自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?

 そろそろ自己啓発書を読むのをやめる

◆自分の事を慕ってくれる人に叫んでください。

 「足元にパスをくれ!」

 ・・・って、いちいち分かりにくいことを書きたがる私と、これからも共闘してください。

◆そんな大好きな人にバトンタッチ15名!(印象つき)

15人は多いので、サッカーと同じ11人ということで勘弁してください。
で、せっかくなので「このメンバーでやるサッカーをみてみたい・・と勝手に空想するチームのポジション別」に・・・

☆キーパー:デルニエ店長さん 印象:コーチングがうまそう。選手を奮起させるのが非常に上手な感じです。
☆右サイドバック:まっきー 印象:常に状況を伺いながら、攻めたり守ったり、献身的なチームプレイを心がける感じ。
☆左サイドバック:bayashi 印象:きっちり守って、しっかり攻めてクロスをあげるがごとく、きっちりとしたツッコミを欠かさずにする印象(笑)
☆センターバック:ナッセルホフ 印象:センターを守っているだけで、チームに不思議な安定感をもたらす印象。全盛期の柱谷みたいな。
☆センターバック:ウサン 印象:カラダがごつく、いつでも(笑顔で)体当たり、みたいな印象。元気があってよろしい。 
☆右サイドMF:num 印象:そういや昔、体育館で一度「センタリングごっこ」をアホみたいにやったなぁ。なので、右サイドからのクロスは一級品、かつルックスはハンサム、なのに喋っちゃうと外見とのあいだにちょっとしたギャップが露呈するあたりは、まさにデヴィッド・ベッカムだ!(笑)
☆左サイドMF:mizuix☆ 印象:攻めにも守りにも献身的な「ムダ走り」をいとわない印象があります。最近は「阿藤快のモノマネ」で、新たな真骨頂をみせつつあり(笑)
☆守備的MF:toyotti 印象:マイケル・キャリック(トッテナム)みたいに、いかんせん線の細い体格に見えるくせに、ガッチリ守れて、かつ涼しい顔して精度の高いパスを連発するため、見ていて腹立たしさすら感じるタイプ(笑)。で、つねにファンから余計な怪我を心配されやすい(笑)。
☆攻撃的MF:xin.s 印象:ロナウジーニョを凌ぐノールック・キラーパス。チャンスをよりチャンスに、チャンスでなくてもチャンスに変えてしまう恐ろしいパッサー。
☆フォワード:ニャンごろう 印象:ウェイン・ルーニーばりにゴール前でのドリブル&フェイントがやたら巧いタイプ。ネコっぽいだけに。
☆ストライカー:まつもと 印象:バティストゥータとかモリエンテスみたいなタイプの天才肌。特別変わったことは何もしていないのに、気がつけばゴール前のベストな場所にいたり、気がつけば混戦のなかボールが自分のところに転がってくる才覚を宿命的に持っている。

うー、ボリューム多くなりましたが、ご容赦を。

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2006.02.27

一度も話した記憶はないのだけれど、あの時期いつもどこかですれちがっていたであろう人と、一度しか会ったことはないのだけれど、ひょんなことからそのとき熱いトークをさせてもらったことで、未だに顔をよく覚えている人と。

今日は二人の方の思い出を胸に合掌。

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2006.02.26

腰からぶらさげているあれ

最近は、そこそこ歳も取ったので、「分からないことは、どんどん若者に尋ねよう」という気分が強い。
そう、分からないのだ。いろいろと。
分かろうとしているんだけど、いろいろと。

今日になって、「自分がそういえば知らなかったこと」に気づいたことは(あ、変で難しい文章ですね)、最近(といってもこの3,4年ぐらい・・・21世紀以降、私にとって5年スパンは総じて『つい最近』なんです許してください。なんせ、私の21世紀時計は2002年のW杯で、やっぱり止まったままなんで。ゆえに、どうしてもドイツW杯へのテンションがあがりにくくて)雑貨屋とかでみかける、おそらく「ポーチ」のたぐいなのだが・・・。

ズボン(←パンツという、らしい。若者は)のベルトとかに装着する、ちょっとした小物入れみたいなものです。美容師さんがつけてそうな。あ、もしかして実際につけているかも。
ともかく、なぜか口が開いているのがけっこう主流でして。ベージュ色とか、皮とか、そういう系。


ここまで書いて、「あぁ、あれね」と思ってくれた人にだけ、続きを読んでもらえることを期待しつつ。

まず、あのポーチの正式名称はなんでしょうか?
私は、知りたい。

で、おそらくあれは、携帯電話を入れたり、タバコを入れたりするのに使う、のだろうか? そうなのだろうか?
私は、知りたい。

ちなみに、とっても哀しいことに、なぜか私の周辺では、あの若者らしい「ポーチ」を使っている人が見当たらないので、どうしても聞くに聞けないのであった。私たちはポーチで取り残されているのである。時代に。流れに。モードに。

で、実際にあのポーチを使っている人に聴きたいのである。
「あのポーチに、財布を入れるのは、アリなのか? アウトなのか??」
や、実は、仕事中に財布をポケットに入れたまま作業するのが最近すごく辛くなってきたのである。財布を替えたのもあるんだが、ゴツゴツしていて。
で、「そうだ、腰からぶら下げたらマシになるんじゃないのか」と思うに至ったのである。
過去の苦い経験から、貴重品は肌身離さず持っておきたい主義。

・・・ふぅ。
聞いてみた。
すっきりした。
なかなか、聞けないのである。
なんせ、ことごとく店内の商品に細かいコメントをつけることで有名なヴィレッジ・ヴァンガードでさえ、あのポーチについては、なーんにも書いてくれていない。いったい名前はなんなんだ。

というわけで、事情通な方、どうか教えてください。

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2006.02.25

告知です! 南條まさき公演

某KBU大学の誇る異能教員、ウカ・・いや、役者・南條まさきの、芸能生活25周年記念リサイタルが3月26日(日)、京都の五條会館(五條楽園歌舞練場)で開かれます。

光栄なことに、僭越ながら今回のポスターを作らせていただきました。
(相変わらず、Illustrator使用に関しまして、elastic mindさんのご協力に感謝です!)

nanjoomote
画像をクリックすると拡大しま!

「一世一代の奮闘公演!」とは、本人による言です。
気合が入っております。

第一部が、お芝居。演題は「師弟愛」。
第二部は、講談仕立てでお送りする「南條まさきの25年」
第三部は、舞踊・歌謡ショー
となっているそうです。

会場となる五條会館というのも、現存する遊郭の名残として、これまた独特の味のある建物のようです。
ちゃんと花道がしつらえてある本格的な舞台を有し、今はほとんど使われていないというのがもったいないぐらいだそうです。

地図はこちら。クリックすると全体が表示されます
nanjomaps
↑なぜかウェブ用にjpeg画像に変換すると五条楽園の文字がぼやけてしまうのですがご了承ください。

てなわけで、2006年3月26日(日)、会場は12時30分、開演は13時から。およそ3時間から4時間ぐらい? の上演時間だそうです。
前売りチケットは2500円、当日券は3000円とのことで、ぜひぜひぜひぜひ!!!
チケットのお問い合わせは私タテーシのメール(こちら)へ!

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2006.02.24

ブログは毎日更新中です(笑)

ブログは毎日・更新中です!?

さて、先日、ひさしぶりに姉夫婦とお酒を飲んでいたとき、
こうして毎日ブログを更新していることを褒めてもらったのはいいんだけれど、

「最近、ロイ・キーンの顔写真がよく出てくるよね」といわれ、

amazon16
このひと

さらに、
「ヒゲの濃い自分の顔とそっくりだからロイ・キーンを出してるんでしょう?」
といわれた。




amazon16
「ちがぁーう!!」


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2006.02.23

むかしのプログレ・ロックを映像で楽しむ

最近、ナッセルホフ氏から、Youtubeというサイトを教えてもらった。これは、ネットでいろんな映像が観れてしまう、もはや著作権もへったくれもないサイトであるのだが、その圧倒的なボリュームには驚かされた。

とくに個人的には、やはりプログレッシヴ・ロックに関する古い映像をいろいろ検索してみたくなるわけだ。

たとえば先日このサイトでもプッシュしたEL&Pについては、この「Hoedown」という、短めの曲ながら、いかにもELP! っていう感じのノリノリかつ変人な名曲が映像版で観れるのが楽しい。とくにこの曲の場合、キース・エマーソンのキーボード仕事が、いかに変態であるかがわかる。衣裳も先日ツッコミを入れた例のものと同じものを着用している。

hoedown
小室哲哉にとっての原風景。

確かにここまで演奏できれば、さぞかし楽しいだろうな。グレック・レイクの活き活きとした表情にもそれが見て取れる。

そのほかのプログレ関係だと、ピンク・フロイドの初期の映像、とくに「エミリーはプレイガール」(←なんて邦題だ)のビデオ・クリップをはじめて観たのだが、ここまで傑作だったとは・・・なんか、ワンフレームで終るテレビCMとかが異様に面白いのと似ていて(例えば、ダンサーがラッタッタと踊るだけの『中古車のユーポス』とか)、たんなる空き地で、メンバーたちの倒錯した動きが続き、しまいには楽器を使ってはじまった架空のクリケット・・・でも背景では普通にそのへんの自動車が通りがかったりしていて(笑)、この意味不明でどこか滑稽な雰囲気が、まさにその後のバンドの特質をも暗示しているかのようで・・・。

seeemilyplay
たのむ、ぜひ一度観てくれ。


てなわけで、ほかにも時間があれば探索してみたいものがたくさんある。
しかし例外は「イエス」なんだよな。おしなべて、「YES」で検索しても、なかなか余計なものばかりが検索されまくっていて、本人たちを発見することが困難だったりする(笑)

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2006.02.22

10年前バトン

このまえヴィレッジ・ヴァンガードで、映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のポスターが在庫整理のための特価で投げ売りされていたので、救出するかのような気分で買いました。10年前、大学に入った当時から数年間ずっと、透明ビニールの手帳を使っていたのですが、そのビニールの表紙に好きなポストカードが入れられるようになっていたので、なぜかこの映画のポストカードをずっと入れて使っていました。そのときはまだこの映画を観たこともなかったのですが、ただひたすら、このポスターの雰囲気が好きだったのであります。

そんなわけで、今回はxin.s氏から受け取りました「10年前バトン」です。

【Q1】10年前に愛していた人を、今でも一番愛していますか?
   
 愛してはいませんが、尊敬はしています

【Q2】10年前に頑張っていた仕事を、今も続けていますか?

 N先生研究室アルバイト・・・うわ!続いてる!?

【Q3】10年前いつも一緒だった友達は、今も一番の親友ですか?
   
 なんだかんだ。

【Q4】10年前楽しみだった誕生日は、今も楽しいものですか?

 ムリヤリ楽しむ。   

【Q5】10年前星を数えた夜空を、時には見上げていますか?

 朝でも夜でも、空を見上げるのは日課です。

【Q6】10年前の恋のように、今もときめくことはありますか?
 
 10年前はそんなにときめくこともなかったんで、今はもっとときめきたいです。

【Q7】10年前になりたかった自分に、今なっていますか?

 ノン。フリーペーパーがぜんぜん作れていない! 

【Q8】10年前の正義感や情熱を、今も持ち続けていますか?

 U2を聴き続けている限り、そういう熱い気持ちは変わらず持っていたいね。

【Q9】この10年間、精一杯生きましたか?
 
 ごめん、ちょっと手を抜いていたかもしれない。
    
【Q10】10年前の自分に会ったら何と語りかけますか?
 
 「いいから本を読め!」
 あと、
 「すごく面白い人たちに出くわすから、もっとオープンマインドでいろ!」

次にバトンを渡す人・・・こけしさん、ヨーコロッカペラさん、どうでしょうか。


ちなみに、その「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のポスターは私の部屋のドアに貼り付けられることになったのですが、よーく見ると、なんだか「コピーのコピー」みたいな印刷の質で、「あぁ、やっぱり、そうか・・・」と思わせるブツです(笑)折り目がないのに、折り目の跡が印刷されていたり(笑)

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2006.02.21

青木功に学ぼう

個人的にはゴルフというスポーツは好きではないのだが、プロゴルファー、青木功に最近グッときた。

青木功は、日本ゴルフ界が世界に誇るプレイヤーであり、公式ホームページで紹介されるその輝かしい業績に、ゴルフを知らずとも感嘆の声を上げずにはいられない。(ちょっと大げさ?)

そんな青木功も今年で64歳になるのだが、シニアになってからも相変わらず世界を舞台に活躍している。
最近では全英オープンのときなどのビッグな大会では、青木がラウンドリポーターになって、コース脇から味のある解説をしてくれたりもする。

で、ちょっと前に、青木功がいつものように海外のゴルフコースで、外国人プレーヤーたちと談笑しているシーンをテレビで観たことがあるのだが・・・

そのときの青木功の会話は、失礼を承知で書けば、笑ってしまいたくなるほど単純明快で、しかも「なんだか、すげーテキトーー」な感じに満ち満ちていたのである。

しかし! それでも青木は、何一つ臆することなく、その自らのハイパー・ブロークンなエングリッシュを独特の口調で展開していく・・・で、もっと印象的なのは、会話の相手とも実にいい雰囲気でコミュニケートできていたことである。そう、相手の外国人たちは、そんなブロークンな会話を発するアオキに対してもまったく普通に、対等に接しており、その光景に、「なんだ、英語ってすごく簡単じゃないのか?」とすら思わせてくれるのであった。

と同時に、たとえ本当に英語力が拙かろうが、そんなことでひるまずに、ドンドン積極的に外国人と話しかけるというその精神力があるからこそ、青木功は海外で闘っていけるのであろう。

ともあれ、青木功から学ぶべきことはゴルフのスイングだけじゃないぞ、と思っている。

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2006.02.20

生きざまの伝承

昨日の記事で「もう寝ます」といっておきながら、結局その日は、なかなか眠れなかった。

というのも、つい寝る前のクセでスカパーをつけたら、たまたまイングランドのFAカップの5回戦、チェルシー対コルチェスター・ユナイテッド戦が生中継されていたのである。
だが、その事実だけだと、たいして問題ではなかった・・・最近は、サッカー中継をきっちり観戦することに慎重になっていて、よほどのゲームじゃないと観る気が起こらない状態が続いていた。というわけで、先だっての日本代表の2試合も、まったく観ていなかった。(実は小笠原の50メートルゴールがどんなのだったか、まだニュース映像でも観ていないぐらいだ)

で、世界最古のカップトーナメントであるFAカップは、リーグ戦とはちがい、イングランド全土でサッカー協会に加盟する大小すべてのサッカーチームが参加するというのがポイントだ。なので昨日のように、国内トップリーグを首位で独走する世界的強豪チーム・チェルシーと、かたや3部リーグに相当する、名もなき地方チームのコルチェスターが、たまたまトーナメントで対戦するようなことがよく起こる。

なぜそんな試合がわざわざこの日の生中継に選ばれたのかは分からない。チェルシーと3部リーグのチームの対戦なら、チェルシーが勝つに決まっているだろう・・・ということで、しばらく試合を見たあとは、すぐに眠りにつくつもりだった。

しかし、私はサッカーを、そしてイングランドを、FAカップを、甘くみていた。
「もうしわけありません」としか、いいようがない。

端的に言うと、この試合、チェルシーは試合終了10分前まで、「完全にコルチェスターにやられていた」試合だった。結果として3-1で勝利したものの、後半30分まで、1-1のドローのままだった。
トーナメント戦なので、一発勝負。引き分けなら後日再試合。その場合、今度はコルチェスターのホームスタジアムにチェルシーが乗り込んで試合をせねばならなかっただろう。ただでさえ過密日程で疲れがたまっているため、余計な試合数を減らしたいチェルシーの面々は、この試合に勝てて心からホッとしたであろう。

私は、結局この試合が終るまで、テレビから目が離せなかった。
そして正直にいうと、この夜はコルチェスターを応援していた。
そしてもっと正直にいうと、サッカーの試合を見ながら涙が出そうになったのは、実に久しぶりだった。

あらためて痛感した。なぜ、イングランドでは、他の欧州各国とは違い、通常のリーグ戦だけでなく、この「FAカップ」が非常に重要視されているかを。
トップリーグの有力チームにとっては、ただでさえ過密日程のなか、わざわざFAカップで格下の相手と試合をすることが煩わしいとさえ思うこともあるだろう。しかし、そんな気持ちではイングランド・フットボールで生きていくことはできないのである。
というのも、イングランドのサッカーは、FAカップの名の下で、こうした格の異なるチームによる「大番狂わせ」という名の「死闘」を何度も体験してきているからだ。そしてそんな「死闘の歴史」がチームや選手やサポーターに蓄積されてきたことによって、イングランド・フットボールの精神が形作られてきたともいえるからだ。

だから、イングランドでは絶対に、手を抜いたプレーが許されない。
決して、決して、最後まであきらめてはいけない。
そしてどんな状況でも、全力で走ること。
ただし、いかなる状況でも、常に紳士的プレーを固持すること。
これらの精神を守れない選手には、味方サポーターであっても、容赦ない野次が飛ぶ。
私が他の国ではなく、イングランドに、そしてこの国のサッカーに魅了される理由はそこにつきる。

なのでイングランドの人々は、毎年FAカップで必ずといっていいほど起こる昨日のような「死闘」の試合を通して、あらためて彼らの築き上げてきた「生きざま」を、再確認しながら生き続けてきたのではないだろうか、と思い至った。

コルチェスターは、あきらめなかった。チェルシーを倒そうとしていた。それができる、と信じていた。
最後まで、実によく攻めた。よく走った。そして、ドロドロになりながら、なんども危ないシュートを体で止めた。

チェルシーのホームスタジアムに乗り込んできた、6000人のコルチェスターのサポーターの、一点を凝視し、祈るような表情に、何度もしびれた。
やがてついに均衡が破れ、チェルシーがのこり数分で2点目を決めたあと、カメラがとらえたコルチェスターの少年サポーターの映像・・・全身の力が抜けたように、茫然自失となり、蒼白した顔・・・そしてとなりに座る祖母が何かを訴え続けるかのように笑顔で抱きしめていて・・・そこにあるのは、100年ちかくこの国で繰り返されてきた、チームの大きさやランクとは無関係の、ただひたすら、フットボールという営みがもたらす、「生きざまの伝承」だった。

あきらめないこと、自分を信じること、走り続けること、と同時に、仲間を敬い、闘っている相手を尊重すること・・・

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2006.02.19

マイ・シャローナ!

ニャンごろう夫妻のおうちにお邪魔し、釣ったばかりのワカサギの天ぷらなどを美味しくいただく。
そして、居間のテレビには「みやびじょん」という、京都ローカルのCATV局の放送が流れていて、以前からニャンごろうが激しくプッシュしていた、地元小学生チームによるサッカーの試合の録画放送が延々と流れていて、噂どおりの熱い内容に私も微妙な感動を覚えていた。
このサッカー中継だけでもネタにしたいぐらいだが、今夜は違った。

ひととおりの地元ローカル放送が終ったあと、あとはどこかの海外番組の垂れ流し状態になり、気がつけば洋楽番組が延々とながれていた。
その先陣をきって登場していたのは、よくわからない小さいスタジオで、なんだか懐かしさを匂わせるグループが、ひたすらオンステージ状態で熱演を続けていて・・・
天ぷら油の跳ねる食卓の向こうに見えてきたもの・・・そのグループは、なんと「ザ・ナック」!!
ザ・ナック、たしかにどこかで「再結成した」とかいう噂を聞いた気がするが、「うわーー!! 動いているところ初めて見た!」って感じだ。
ザ・ナック、偉大なる「一発野郎」バンド。偉大なる一発ヒット、『マイ・シャローナ』。たしか1979年。同席のナセルホフ氏も、この曲には親しみがあるようで、「この番組の最後に演奏するはずだ!」と固唾をのんで見守っていた。果たせるかな、エンディング直前にこの名曲が披露され、相変わらずの長い間奏をしっかり挟んでくれて、いうことなかった。終ったあと、怪しい司会者が近づいてきて、ひとしきり談笑したあとテロップが流れるのだが、そこで最後にアンコール状態でぜんぜん知らない曲をやって終ったのは笑えた。

しかしこの「みやびじょん」、このナックだけでは終らなかった。
その後別の番組がはじまり、場末のショーのような、小さいステージで、どうやらチャリティーライブをやったときの古い映像なのだが、入れ替わり立ち代り登場するアーティストが、個人的にツボ入りまくりで、もはや食い入るように観てしまった。
*イレイジャー・・・あやしい黒タイツで登場。ていうか映像で初めて見た。CD2枚ぐらい持っているのが恥ずかしくなるような、そんないでたち。
*デュラン・デュラン・・・「あーー、デュラン・デュランだねぇ」という感じ
*ケイト・ブッシュに、横に立ってギターで競演しているのは、なんとデイブ・ギルモア!(ピンクフロイド)おいおいおい、なんじゃあその豪華メンツは! ていうか、曲を聴く限り「はたしてギルモアがわざわざ演奏する意味あるのか」というギターの雰囲気が、またオツ。
*ルー・リード・・・テキトーーに歌っていた。それだけ。でも客は盛り上がっている。それでいい。なんせ、ルー・リードだもん。
*ボブ・ゲルドフ・・・もはや歴史的には「ライヴ・エイドの発起人」としてでしか評価されていないんじゃないかと思わせるカルト・ミュージシャンであるが、普通にロックミュージシャンとして歌っている姿が観れて、かなり嬉しい。
そして、この日の締めくくりが
*ピーター・ガブリエル!!・・・しかも普通のスッピンで。まぁ、この時期は総じて普通にスッピンで活動していたんだろうけど。でもなんだか、微妙。

ということで、総じて今日の感想を言わせてもらうと、「みやびじょん、もしかして何かオレに伝えたいメッセージでもあるのか??」ということだ。あいにくこのCATV局、奈良市民である私にはなかなか観るチャンスがないのだが、今後も要注意テレビ局としてマークさせてもらおう!!

あ、今日の記事は、まったく読み返さずにそのままアップさせていただきます。もう寝ます。すいません。

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2006.02.18

自分を○○に例えるとバトン

さっきまで家に姪っ子と甥っ子が来ておりました。
エネルギーを放出する度合いがハンパじゃないですね。
そんなことに関心している場合じゃないんだけど。

さて、
ふくちさんより「自分を○○に例えると?」バトンをいただきました。

Q1.自分を色に例えると?

いろんな色を混ぜた末の微妙な黒。
「結局何色が作りたかったんだ!?」

Q2.自分を動物に例えると?

ラクダ、牛、このあたりで。

Q3.自分をキャラクターに例えると?

ショッカー。
地下活動にいそしむが、いまいち効果的でないあたり

Q4.自分を食べ物に例えると?

トルコライス。
最近のデイリーポータルZで取り上げられていて、あらためてその「なんでもあり」さ加減が気になる。そのごちゃまぜ感に、プログレを感じる。

Q5.次にバトンをまわす5人を色に例えると?

ばろっく=ケンウッドのロゴに小さく入っている赤色
tomo=ややくどい60年代ファッション的グリーン
正直猫=なぜかプリンのクリーム色
elastic mind=懐かしい感じのレトロな水色
MSK=黄色と赤色・・・ラーメン屋の看板に多くみられる配色

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2006.02.17

久々に新作映画に興味がわいたのに

最近軽くショックだったのは、映画「ロード・オブ・ウォー」をそろそろ観にいこうと思っていたら、いつの間にか近辺の映画館では、そんな映画は存在していなかったかのようになっていたことだ。

それは、あまりにも映画の人気が冴えないから、早々に上映期間が切り上げられたのか、
あるいは私の動きがあまりにも緩慢で、トロいだけなのか。

記憶を辿って考えてみると、この映画が大々的に宣伝されていたのは、年末あたりだったような。
そしてようやく個人的にもゆとりができた1月末ごろになると、もうさっそく消えていた。
たしかに、ニコラス・ケイジの主演ではあるものの、戦争に関わる武器商人をテーマにした映画というのは、そんな爆発的大ヒットを期待することはできないだろう。
でも、巨額の制作費を使って映画が出来上がる以上、もうちょっと公開しておいてもいいんじゃないのか、と今回はさすがに思った。

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2006.02.16

iichikoのポスター

古本屋で『風景の中の思想 いいちこポスター物語(ビジネス社、1996年)』というのを見つける。
焼酎の「いいちこ」のアートディレクター河北秀也のエッセイに、いままで作ったいいちこの宣伝ポスター作品が写真集のように展開されている。

「いいちこ」のCMは、キューピーマヨネーズと並んで、大昔からリスペクトしている企業広告のひとつだ。
テレビCMでも長年いろんなパターンで作られているので、目にした方も多いだろう。あのビリー・バンバンのうつろな歌をBGMに、なんともいえず切ないナレーションで語られる、風情溢れる独特の世界観。お酒はそんなに好きじゃないが、いいちこについては昔から「CMで酔わせる酒だ!」と絶賛していた。
そんないいちこの広告ポスターの写真集があったとは知らなかったので、古本でなくても買っていただろう。なんせ、少し前に思わずビリー・バンバンのCDを買ってしまうほど好きなのだから・・・。

「酒」と「哀愁」と「旅」っていうのは、なんだかある意味王道ではあるのだが、そのへんを、ダサくなく、クドくなく、ほどほどにオシャレに、かつ鮮やかなビジュアルでもって表現するっていうのは、繊細な仕事ゆえに出来上がるんだなぁ、と実感。
「いつか話した旅に出ています」
とか、コピーがまた秀逸でグッとくる。
そして、いいちこのポスター写真は毎回浅井慎平が撮影していたっていうことも知らなかった。

ちなみに
こういうレベルの古本をいつもだいたい300円そこらで平気で販売している奈良の古本屋チェーン「フジケイ堂」は、果たして本当に儲かっているのかどうか、じつは毎度のことながらそっちも気になってしまう。「さおだけ屋」ばりに。

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2006.02.15

腹六分目

「腹八分目」というのはよく聴くが、医学的にもっとも健康にいいのは「六分目」らしい。むかし何かの授業で教わった。
六分目っていったら、あーた、「さぁ、これから!」っていう状況じゃないですか。
そんな、いちばん盛り上がるところで食事をやめるだなんて・・・

しかしだ、腹六分目でとどめられるものであれば、いつもそうしたいよなぁと思うのは、誰しもが一緒ではないだろうか。なんせ考えてみたら、我々は食べ物に困らない恵まれた国に住んでいるものの、成長期を過ぎたあとに「お腹一杯食べる」ことで、いったいどういうメリットを得ることができるのか? 振り返ってみると、必ず「あーーうーー」となる(笑)。

食べ過ぎると、それだけ太っていくような気が近頃ますます感じられるようになるし、
外食で大盛りをオーダーすると、それだけ追加料金になるではないか。
どちらかというと不健康の側に近づき、そしてそのために余計な支出まで発生する。タバコと似ている。

たくさん食べるメリットとは!? 我々にとってのメリットって、なんだぁー??
・・・あ、たまに、
「豪快にたくさん食べる人ってステキ!」とかいう嗜好の人がいるが・・・・動物園のエサやり体験コーナーかよっ!? あぁどうせオレはラクダみたいなカオで食うさ!! モッサモサ食いまくるとも!! 

ふぅ・・・

ともかく、できるだけ腹六分目でとどめられるように、今後の人生において心がけたいと思う。


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2006.02.14

いたわり

仕事先で使っているパソコンにいつも表示されている「言語バー」は、自宅で使うパソコンのとはちょっと違っている。
でも言語バーぐらいの違いなんて、使っていても大して気にならないはずなのだが、どうもそこに目をやるたびに、なぜだか落ち着かない気分を感じ続けていたのである。

最近、その理由が分かった。

window

この、両側ふたつのアイコン、見ようによっては、何かに苦痛を訴えている表情に見えないか??


「だからか・・・」
すんなり納得。

そんなに苦しむまで頑張る必要はないんだよ、と言ってやりたい。
言語バーに。

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2006.02.13

きょうのいろいろ

●トリノ・・・

さっき夕食とりながらNHKのトリノ五輪ニュースをみてぶったまげたね。
男子クロスカントリーでスタート直後にコケて、多数の選手を巻き込んでしまったあげく、心身ボロボロの状態で最後方からの再出発を余儀なくされたノルウェーの選手。
その後、不屈の精神力でがんばってレースを続け(途中でスキー板が割れたりもしたそうだが)、なんと70人抜いて先頭争いに加わって1位を最後の最後まで追い詰めて、銀メダルでフィニッシュ。

すげーー! すげ~~!
全盛期の頃のミハエル・シューマッハーのようなレース運びだね。まさに鬼神の走り。

最近は、不思議にサッカーすら観る意欲が薄れつつある生活を送っているので、冬季五輪は本当にノーマークだったんだけど、こういうニュースに触れると結局、連日「すげーーすげーー」とか連発してんだよな(笑)


●ペレ・・・

といっても、サッカー選手のことでなく、ロックバンドのほうのPele。
以前からmizuix☆氏に教えてもらっていて、ようやく聴いてみたわけだが、これを書いている26時間ほど前から、「個人的大ブレイク」で、今日も朝からヘビーローテーション。自分が知っている音楽というのは、まだまだ氷山の一角なんだなぁ、と痛感しまくり。なんだぁ、世の中って、若い人向けのロック音楽には、ふつうに「プログレッシヴ・ロック」の遺伝子がそこらじゅうに開花してるんじゃないか、と思いたくなる、この開放感。そう、「開放」というコトバがふさわしい。まったく歌わない、インストのみのロック音楽なんだけど、「テキトーなフレーズと、ひたすらテクニカルで緻密で先の読めないプログレ風フレーズ」が、「あんまり頑張り過ぎない程度に」テンポよく絡み合っていき、ダラダラと聴ける感じがいい。

●ワイアード・ニュース・・・
 いつもそうなんだが、今日は特にツボにハマる記事が多かった。オンラインDTPともいえるブログの書籍化ツールとか、こういう方策で、複数の執筆者が手軽に安価で「書籍のカタチをした作品」を共同で作りあえるようになると、ますます従来の「線的なコンテンツ」のありかたが良い意味で破壊されていくんだろうなぁ、と。この記事の最後にでてくる「ウェブの調べ物支援ツール」も激しく気になる。

 あと今日のニュースでもうひとつ、「自宅を『スタートレック』の宇宙船に改装して破産」とか、これを「単なるバカ」と片付けては決していけないんだよなぁ、と強く主張したい。サッカーを観るためだけに無謀な旅行に走ったり(自分)、ブランド品を買い漁って自己破産するOLさんやそういう方々の物欲によって支えられている業界の構図とかと、本質的にやっていることは同じだしなぁ。
それと、もし自分がこういうマニアだったら、むしろ自分の家を改装して終るんじゃなく、「いつでもあなたの家を『スタートレック風』にアレンジします」みたいな設備を構築して、それでいろんな人のホームパーティー会場を彩ったりするような、そういう方向性を模索するだろうな、と。そうすりゃ、もしかしたら収入も得られるだろうに(笑)

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2006.02.12

イギリスのパブでトイレだけ利用したいときに

海外旅行中、もっとも気を使うといっても過言ではないのが、トイレの問題だろう。
よく想像するのだが、「地球の歩き方」のように、ちょっとした「各国主要都市トイレマップ」みたいなものを作ったら、けっこう売れるんじゃないかと思うほどだ。

ところで私もロンドンに行ったとき、公衆トイレというものがほとんどない状況で、いったいどうしたらこの事態を切り抜けられるのか、と思うことがしばしばあった。しょうがないから大きめのデパートなどを探したり、お腹もすいていないのにファストフード店にいって、いらないコーラを頼んでからトイレにいったりしていた。
で、旅行ガイドブックなどをみると、「パブにあるトイレを借りよう」というアドバイスが見受けられるのだが、なかなか気が引けてしまうのも人情である。
たしかにロンドンには、いたるところにパブがあり、しかも昼間から開いている。英国風パブの「好きなように店に出入りできる雰囲気」は知っていたので、たしかにトイレも利用しやすいのだろうけど、でもどうしても「何かお礼に注文しなきゃいけないんじゃなかろうか」という気持ちが先行し、ためらってしまうのであった。

しかし、ふと気づいたのである。
パブで働く人たちも、十中八九、普段のプライベートなときに急にトイレに行きたくなって、そのへんの見知らぬパブに駆け込んで助かったという経験をしているのではないか、と。
「おそらくそういう経験が、パブの店員だけでなく、広く国民的に共有されているのであれば・・・」
そう思ってからは、自分もトイレに行きたくなったときは堂々とパブに駆け込んで、用を済ませたあとは何事もなかったかのように店を出られるようになったのだった(笑)。

まさに「パブリック」の「パブ」だ。これこそがパブの役割なのだ。酒が飲めようが飲めまいが、イギリスのパブのシステムは偉大だと思った。

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2006.02.11

「♪あーわっ、あぅーわ」(『ラジオスターの悲劇』のコーラス)

さっきNHKでトリノ五輪の開会式のダイジェストが放送されていましたな。
五輪における選手入場っていうのは、気がつけば見入ってしまう。
世界っていろんな人々がいるんだよなぁ、という当たり前のことを改めて思い知る機会だ。

そういえば入場のときのBGMは、あえて懐かしのヒットポップスをチョイスしていて、バグルスの『ラジオスターの悲劇』もしっかりチョイスされていて嬉しくなった。このテレビをみたあと、久しぶりにこの曲じっくり聴きたくなった人、世界中で1000人はいたはずだ。(ちなみに私もさっきこの曲のCDを取り出して、今からパソコンに入れて取り込もうと思っている。)この曲はなぜかいつまでも古びない新鮮さがあって、それはいったいどうしてだろうと不思議に思うほどだ。同じジェフリー・ダウンズが作ったエイジアのヒット曲と比べても、まったく勝負にならないぐらい、バグルス時代のこの曲は、「いつまでも“イマ風”な感じ」がするのである。
しかも内容を吟味すれば、まさにラジオからビデオへ、アナログからデジタルへ、という音楽産業の転換期を絶妙のタイミングで表現・警告しており、ポピュラーミュージックの歴史を語る上でどうしても外せないメッセージソングとしても色あせずに残っているあたり、うつくしい曲だと思う。

そういえば、そのあとで五輪国旗を持ってきた女性たちの中に、女優のソフィア・ローレンがいた。で、私の父がぜんぜん昔と変わっていないその風貌を見るにつけ、いったいいくつなんだとか騒いでいたので、ネットで調べてみると72歳だった。 こちらもまた、バグルスの曲と同じく、風化しない孤高の存在って感じである。

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2006.02.10

次はこれが来る!

このまえ、スカパーをつけたら、たまたまモトクロス・バイクのレース番組をやっていた。
いつもならすぐにチャンネルを変えるところだが、たまたましばらくレースの模様を眺めていた。
素人的な印象ではあるが、いったいどうしてここまで飛び上がる必要があるんだと思うほど、ありえない高度でピョンピョンと跳ね回って、激しいレースを展開していた。「いやー、すごいなぁ。よくやるよなぁ」 「どーやったらバイクであんなに高く跳べるんかいのー」などと思いつつ。

で、結局このレースの様子をぼんやりと最後まで見届けることになって、優勝した選手のインタビューがはじまった。
すると、ヘルメットを取ったライダーが、じつは女性だったので驚いた。そしてさらに驚いたのは、そのレースに出ていたすべてのモトクロスライダーが女性であり、画面をよく見ると「レディースモトクロス全日本選手権」とかなんとか書いてあったわけだ。

モトクロス、女子の部。
これはまったく知らなかった。そんなジャンルがあったとは。

で、ネットで調べてみると、たとえばこちらのサイトで紹介されているように、女子の全日本選手権ができたのは2001年になってからだそうで、やはり最近の出来事のようである。

いやはや、バイクを走らせることもできず、ましてやバイクでジャンプなどしようものなら間違いなく包帯まみれになりそうな自分としては、ライバルとバイクをぶつけながら泥の中を疾走し、ハイスピードでコーナーを曲がり、とんでもない高さまでバイクごとハイジャンプを見せつける彼女たちの勇猛果敢さに、恐れ入りまくりである。
しかもそんな選手たちは、ヘルメットを脱いでもべつにミハエル・シューマッハーのような鋭い目(とアゴ)や、ライコネンのような徹底したクールさや、佐藤琢磨のような強烈な自己啓発っぽさ(いえ、誉めコトバです)があるわけでもなく、どこにでもいるような、穏やかな感じの女の子たちばかりであった。

舗装されたサーキットではなく、この泥だらけのアウトドアなモトクロスレースにおいて、女の子たちがバイクを振り回して走りまくるというイメージは、ひょっとしたらものすごく新鮮かもしれない。
なんか「スイング・ガールズ」みたいな映画のネタとして、きっと将来的にはモトクロスバイクがフューチャーされるかもしれない、と勝手に予想しておく。

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2006.02.09

酒バトン

あまのじゃくな性格なので、ニュース報道がメジャーであればあるほど、あまり注意を払わなくなっていて、おかげで一般常識が身につかないままなのだけれど、デンマーク発端の風刺漫画騒動は、さすがに無視できぬ。ヘタすると今年最大のニュースに発展していきそうで。
で、どなたか情報があったら教えて欲しいのですが、ここで最も気になるのが、「なぜ日本のメディアは、問題の漫画を自分のところで公開することについて自問自答しないのか?」ということである。(どこかで公表されていたら、すぐ教えて!)

や、別にイスラム教徒の神経を逆なでするような表現方法を一方的に好評価するつもりは毛頭ないんだけれども、だけどもし「表現の自由」に文句を言われたら、「その文句を発するあなたの一挙手一投足の表現はどうなるんだ」としか言えなくなるのが困ってしまうわけで。

問題はー。そんな状況を、まるで「海の向こうのヒトゴト」にしてしまっていそうな日本のメディア環境がぁー。
なんか、「今日は無礼講だからな」と職場の上司がいいつつも、「社会人の常識」とかのタネ本には「無礼講は、ない」ってしっかり明記してあるような、そういうどうしようもない状況のなれの果てみたいなことだけは、勘弁な。

この件については、たしかに一筋縄ではいかないのだけど、今後も同じようなノリで繰り返されそうなネタなわけで・・・とくに中国におけるウェブの検閲問題とかが言われ出した近年においては、よけいに。

さて、話題をかえて。

かとぅ。さんからジョッキが回ってきました。あざーっす。

そんなに飲めない私の「酒バトン」。

■1.酔うと基本的にどうなりますか?

 ナッセルホフさん風にいうところの「まさに泥芸者。」

■2.酔っ払ったときの最悪の失敗談はなんですか?

 さすがにいえない

■3.そのときは何をどれくらい飲みましたか?

 覚えられるわけがない

■4.最悪の二日酔いはどんな感じでしたか?

 実は二日酔いっていう経験がない。

■5.酔っ払ったときに迷惑をかけた人にこの場で謝りましょう!

 「そういうつもりで言ったんじゃないんです。ほんとうにすみません」
 
■6.今、冷蔵庫に入ってるお酒の量は?

 調味料以外は入っていませんー。

■7.最後に飲んだお店は?

 桃山御陵の「櫻」。仕事帰りにmizuix☆と、お互い顔に似合わずマジメな話をした。

■8.よく飲む、思いいれのあるお酒は?

 ダントツでカルアミルク。はじめて飲んだのは、ばろっく氏の懐かしの下宿だったなぁ。福岡ドームのカフェバーでヒロポン氏と飲んだのもカルアだった。大学時代お世話になった英語のB先生が「カルア飲むとアタマ痛くなりマセンか?」って言っていたのも妙に印象的で。あと岡村靖幸の名曲『カルアミルク』もよくカラオケで歌うので(笑)、なおさら思い入れがある。

■9.次にジョッキを渡す人

 よく考えたら、サシで飲む機会がなかった気がするnumさんに。

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2006.02.08

デートなバトン

いま東アフリカ某所にいるtingatingaさんからバトンを受け取ったので、答えさせていただきます。
国境を越え、空を越え、ミクシィ経由で辿り着いたバトン。グッときますな。


Q1デートの時、相手が理由もなく1時間遅刻してきました。その時のあなたの一言は? 

「どーしたん?」としか言いようがない

Q2デートの時、相手がありえないような服装で来ました。その時のあなたの1言は?

やはり「どーしたん?」とはっきり言ってしまう(笑)

Q3デートの時、相手が携帯ばかりいじっててあまり相手にしてもらえません。その時のあなたの1言は?

そういうアンニュイなシチュエーションも嫌いじゃないので、そのときは無言のままでいつづける。(こういう態度がよくないんだろうな)

Q4ご飯を食べて、さぁ会計に行こうとした時に相手が「ちょっとトイレに行ってくるから先行ってて。」どうしますか?

「先に行く」ときの「先」とはどこまでを指しているんだ? と、とりあえずどうでもいい理屈を脳内で問いかけてから、レジにいく。

Q5相手とおそろいの携帯にしたい!!!とか思ったことありますか?

携帯電話はどうでもいい。

Q6付き合ってまだ1ヵ月、親に紹介して欲しいと相手に言われたらどうする?

断り続けておいて、決心がついたら、ある日知らぬ間に遭遇させておいて楽しむんだろうな。

Q7大好きな人から結婚を申し込まれたらどうする?

大好きだったら断る理由なんかないっ!(熱)
で、こっちからもちゃんとした申込みをさせてほしいとお願いする。

Q8このバトンまわす人

では後藤隊長、MSKに(笑)

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2006.02.07

広告って何なんだろう

先日、松下電器の今期の決算が発表されて、予想以上の業績アップが見込まれるとのこと。
特にプラズマテレビの販売が絶好調だったようである。

さて、松下といえば温風機事故の問題で、年末年始のすべてのCMが差し替えとなっていたわけである。
「石油温風機事故の対策費用が通期で約240億円に上る見通しを明らかにした。内訳はテレビCMの全面差し替え、国内全世帯への告知はがき発送などで130億円、1台5万円での買い取りなど回収・修理費で60億円――などとしている。」(読売新聞より

ということで、まさに先日、我が家にも温風機についての案内ハガキが届いていたりする。
コストを考えただけでも、かなりの損失を被っているはずなのである。
しかし、そこはブランド力のある大企業だけあって、こうした対応が「誠実」とみなされ、イメージアップにもつなげた格好である。

で、思うわけである。
年末年始、松下はすべての商品CMが放送できなかった。
にもかかわらず、プラズマテレビはしっかり売れまくっていたわけである。
となると、いつもやっていた通常の商品コマーシャルっていうのは、いったいなんなんだろうねぇ? ・・・と。

まぁ、個別商品のCMというのも、ひるがえって企業イメージ全体のPRなんだろうけど。

いずれにせよ、(昔から感じていたのだが)松下グループ独特の、「タレント頼みで、なぜか結局は商品説明に比重を置く、理屈っぽい商品CM」を思うと、なおさら今回の現象が興味深い。

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2006.02.06

行いは正しく

今日、例のデイリーポータルZが細々とやっているネットラジオを通勤途中に聴いていたら、珍しく(?)教訓になる話が展開されていた。
タクシーの運転手さんから教えてもらった話、ということで、300万円ぐらいの入った封筒が、エロビデオのケースに入れられていて、それを拾った人が、警察に届けずにネコババしようと所持していたら、実は怪しい人たちがしっかりあとをつけていて、あとになってしかるべき脅迫をかけるということがよくある、というのだ。

すげぇ怖い話だ。300万円とか、なんか金額も中途半端に「う、このまま持ってズラかってもいいかな」とか思ってしまうような額じゃないか。まったく、心理的に絶妙なところをついてくる。
まぁ、それ以前に、エロビデオのケースに入れるのはどうかと思うが(笑)

と、いうわけで、あまりにも普通な結論で申し訳ないが・・・「悪いことはいわないから、拾ったおカネは、ぜったいに警察に届けよう!! 少なくとも一割はもらえるんだから!!」ということだ(笑)。

やはり、日々の行いを正しくしておくことが最善の道だ、ということだねぇ。

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2006.02.05

京都銀行奈良支店

「飾らない銀行」がキャッチフレーズの京都銀行が、今月20日に、「奈良支店」をオープンさせる。
奈良県にはすでに「高の原支店」があるらしいので、これで奈良県に2店舗目の展開となるようだ。

私はすでに別のところで京都銀行の口座を持っているのだが、まったく使っていないまま放置していた。しかし今回のニュースを聞いて、いっそ奈良支店に口座を移動させようかと検討している。

だって、ねぇ?
「京都銀行・奈良支店」っすよ。
受け取り方によっては、
「大きい概念が併記された、なんだかムダに豪快な名前」
になるのが、ちょっとグッとくるではないか。
まるで、「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社」とか、
あと、「日本アジア航空」みたいな名前・・・
他にもいろんな例が挙げられそうだが、うまく出てこない。

ここに口座を持ったら、今度からメインで使いたくなってくるかもしれない。

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2006.02.04

販促

このまえ、友人の結婚パーティーで、いつものデジカメを使って写真を撮っていたとき。

私のデジカメは、買ってだいぶ経つものの、いまだに「小さいデジカメですね」と驚かれることが多い。
ということで、そのときも、すぐ隣のテーブルに座っていた知らないご婦人から、デジカメの小ささに感嘆されたあと、私のデジカメを手に取りながら「実は今度デジカメを買おうと思っているんですけどね~」と何気なく言われたわけである。

やはり、こういうとき、パーティーの会話としてふさわしいのは、「このデジカメはソニーのサイバーショットというもので、ソニーはオススメですよ。」ぐらいのレベルでとどめておくのがふさわしいのであろう。本当ならば。

しかし、そのときの私は、そんなレベルの話題で留まらず、急に人が変わったかのように・・・

「ちなみにですね、これからデジカメを買うときに注意してもらいたいのは、最近はメーカーが薄型のデジカメを作ろうとばかりして、独自の形のバッテリーを作るから、一般の乾電池がバッテリー代わりに使えないような製品が多いらしいので気をつけてくださいね。つまり、旅行先とかで不意にバッテリーがなくなったりしたとき、コンビニとかで電池を買ってきて使えたら安心ですよね? なのでそのあたり、じゅうぶん気をつけてお選びくださいね!」と、友人のMSK氏からの受け売りアドバイスをそのまんま、一気にまくし立ててしまった。

「あぁー、そうですねぇ」。
と、会話はここで終った。

それだけなんだけど。

和やかな結婚パーティー。輝くカップル、お祝いの席。


最近、デジカメを使うたびにあの日のトークを振り返ってしまう。

私はちょっと、調子に乗って人に説明しすぎるきらいがある。

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2006.02.03

旅行写真トークライブの会

という企画を思いついた。さっき。某MZ☆氏と写真の話をしながら。
たとえば、私のいる大学は、いろんなところへ旅をする学生さんが学科の性質上もあって多いわけだが、さらにいうと渡航先はかなりバラエティに富んでいるんじゃないかと思わせてくれる。友人を訪ねにペルーやタンザニアへいく人って、若年人口比でいうとやっぱり少数派じゃないだろうか、と思える。あと、大学の先生とわざわざ国境を越えて渡航先で合流したりするようなアクロバティックな動きを軽々とこなす人も多いので(そのまま日本に帰ってきて、いつものように研究室にいけば会えるのに、あえて渡航先でわざわざ先生と連絡を取り合って落ち合う、というのは、すごくスリリングでオシャレだと思うのだ。そういう旅ってあこがれる)、話を聴くだけでもおもしろい。

となると、こうしてみんなで積み上げてきた貴重な「海外旅行リテラシー」みたいなものを、もっとオープンに共有してもいいんじゃないのか、という感じもする。あるいは「かさばる旅行グッズをみんなで貸し借りしたりする相互扶助的雰囲気」が、もっと盛んになってもいいんじゃないのか、というふうにも思えてくる。「不用品あげます! ください! 掲示板」とかの雰囲気だ。大規模な大学には大抵あるんだけれども。

で、その一環として、例えばみんなでお互いの旅行写真や映像資料をめぐって、トークしあえる状況をプロデュースしてもいいんじゃないのか、と思うわけだ。なんせマニアックな旅行者が多いのだ。お互いの持っているアーカイブを、もっと共有してもいいのではないか。
いろんな人に見て欲しい写真があるだろう。その人にしか写せなかった写真について、熱く語って欲しいし、私もロンドンの公園について熱く語りたいぐらいだ!!

ちなみに最近、映画研究会の動きが気になっていて、僕らの頃にはあまりなかった雰囲気をかもしだしていて、「そうか、そのノリでやればよかったんだ!」と、今更ながら思い知らされている。なかなか曜日が合わないので、足を運べないのが悔しいのだが、「ひたすら毎週定期的にデカイ教室で実施するのだが、あえて絶妙なラインをつく作品を重点的にチョイスして上映する」という、まさにこのブログが目指すような、「もしかしたら、ムダかもしれない連続性(笑)をキープしつづけて、かつユル~く攻める」手法に注目している。で、ひょっとしたら「映画上映会」といいつつ、映画上映だけではない状況で集っている場合もありえる。こういうのって、実はこれからのイベント運営を考えるうえでも、「なにげに重要」な感じがしているのだ。「なにげに」、ね。
できることなら、研究所のイベント運営も、実はそういうノリでやってみたい、というのがあるのだ(笑)

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2006.02.02

業務連絡

予定を変更して、今日もいきなりプログレのネタです。

つい今しがた、ミクシィで知りました。
以下、我らがスティーヴ・ハウのオフィシャルHPより。

February 1, 2006 - In conjunction with Asia's 25th anniversary the four original members--Steve, Geoff Downes, Carl Palmer, and John Wetton--plan on celebrating the 25th anniversary of the creation of Asia with a CD, DVD, and world tour.

The original members wish to convey their heartfelt thanks for the global support, love and enthusiasm that has made this possible. Stay tuned for updates.


ということで、
当フリーペーパー「ハウ」創刊時からさんざんネタにされてきた、英国プログレッシヴ・ロック界の誇る、あ の ス ー パ ー ・ グ  ル ー プ (←誇張ぎみに読むこと)、
asialogo1
エ イ ジ ア! が!
オリジナル・メンバーで再集結!! マジかよ!!!(笑)

となると、
十中八九、日本に来まっせ、このオッサンたち!!!

Asiaband
「♪そして時代は'82年になった!」って21世紀になっても歌うんだぜ、きっと!

これは大変だ。
なんせ、誰もが認めるスーパー・グループのオリジナルメンバー再結成。
英国プログレ界の威信を背負ってきた猛者たちが集い、高まる期待を一身に受けたとたん、一転して「陽気な3分ポップス」のヒット曲をブチかまして「ナウいバンド」になってしまった、いろんな意味での「スーパー」グループ、エ・イ・ジ・アッ!!
しかも結成まもない最初の来日時、「ASIA in ASIA」とかいってMTV初の衛星中継ライヴとしてブチ上げて意気揚々と乗り込んできたくせに、さっそくフロントマンが離脱して、急きょ代役立ててきやがったという、プログレ消費大国日本にありえない因縁を残したとされるスーパーグループなんだもんな。
「ようやく25年越しに、ジョン・ウェットンのいるエイジアが観られる」とくれば、これは要チェックや!!

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2006.02.01

ナンバーポータビリティ、ワンセグ、ワン・セグウェイ

「ワンセグ」とか「ナンバーポータビリティ」とか、フレーズだけが先走っている感がある今年の携帯電話市場も、相変わらずややこしい。

ワンセグっていうのは、なんでしょうか。
尋ねられたら、こう答えましょう。
「国民ひとり一台、セグウェイが支給されるという、小泉政権最後の目玉公約のことです」

koizumisegway
「ワンセグ。いいじゃないですか。」

・・・セグウェイ、まだ公道は走れないんだっけ。

というわけで、セグウェイに乗るかどうかというよりももっと身近なのは、ナンバーポータビリティのほうでしょう。番号だけ保持したまま、別の携帯会社に変更できるサービスがついに秋ごろから解禁になる。

つい先日も、ある人とその話になって「ぜったいボーダフォンとおサラバしてやる」と息巻いていたのだが、よくよく振り返るとボーダフォンはメール送受信が「タダ」という特徴があるようで、すっかりそのことを忘れるぐらい、その状態に慣れていた私は、「むぅ・・・メール中心の利用だと、やはりボーダフォンのほうがいいのか?」と少し揺らいでしまったわけである。
しかし、ここ最近のボーダフォンにおける迷惑メールの大量着信のことを思うと、いくらタダとはいえ、これらの絶え間ない迷惑メールの到着を迎え撃つ労力に比べたら、もう少しマシな対策をとっている会社に乗り換えたくなるのも事実なのだ。

と同時に、もう一方で、U氏(仮名)がこのあいだ、
「そろそろ携帯電話を持たずに生きたい」
と言い出し、なんだかその発言に、ものすごく新鮮な響きを感じたのである。

そうか、別に携帯電話を持たなくなったっていいんだ、と。

あぶないあぶない。
いつから、携帯電話は「必須が前提」になってしまったのか・・・
「使いたくない」と思えば、いつだって捨てたっていいんじゃないのか、と。
でも面白いもので、「仕事に使うしなぁ」とかいろいろいろいろ、言い訳がたくさんわいてくる。

よく考えてみると、
「私は携帯電話を持たない主義です」という知り合いはわりといるのだけれど、
「携帯電話を使っていましたが、今後はもう使いたくありません」という人って、なかなか見当たらない気がする。
友人から携帯メールが入って、「今日までケータイを使っていましたが、これからはやめることにしましたので、僕へのメールはパソコンのメールhowegtr@howemail.comへ送ってください。ケータイの番号は今日から使えませんので削除をお願いします。いままでどうもありがとうございました!」なんていうメールが来たためしがない。(ちなみに、そんなメールが、当の本人の携帯電話から送られてきたら笑えるけどな。「っまだ使ってるやんけっ!!」っていう)
というわけで、一度使うと、もはや半永久的な勢いで使い続ける道具になるのが携帯電話なのだ。別になくても生きていけるのに、ぜったい手放せなくなる電機器具って、なかなかないぞ。携帯電話と電動式ヒゲソリ機しか私には思いつかない。

なので、けっきょくはダラダラと使い続けるんだろう。
ただし、常に「いつでも捨ててやるからな」という気概だけは持っていたいと思う今日この頃だ。

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