« 自分を○○に例えるとバトン | Main | 生きざまの伝承 »

2006.02.19

マイ・シャローナ!

ニャンごろう夫妻のおうちにお邪魔し、釣ったばかりのワカサギの天ぷらなどを美味しくいただく。
そして、居間のテレビには「みやびじょん」という、京都ローカルのCATV局の放送が流れていて、以前からニャンごろうが激しくプッシュしていた、地元小学生チームによるサッカーの試合の録画放送が延々と流れていて、噂どおりの熱い内容に私も微妙な感動を覚えていた。
このサッカー中継だけでもネタにしたいぐらいだが、今夜は違った。

ひととおりの地元ローカル放送が終ったあと、あとはどこかの海外番組の垂れ流し状態になり、気がつけば洋楽番組が延々とながれていた。
その先陣をきって登場していたのは、よくわからない小さいスタジオで、なんだか懐かしさを匂わせるグループが、ひたすらオンステージ状態で熱演を続けていて・・・
天ぷら油の跳ねる食卓の向こうに見えてきたもの・・・そのグループは、なんと「ザ・ナック」!!
ザ・ナック、たしかにどこかで「再結成した」とかいう噂を聞いた気がするが、「うわーー!! 動いているところ初めて見た!」って感じだ。
ザ・ナック、偉大なる「一発野郎」バンド。偉大なる一発ヒット、『マイ・シャローナ』。たしか1979年。同席のナセルホフ氏も、この曲には親しみがあるようで、「この番組の最後に演奏するはずだ!」と固唾をのんで見守っていた。果たせるかな、エンディング直前にこの名曲が披露され、相変わらずの長い間奏をしっかり挟んでくれて、いうことなかった。終ったあと、怪しい司会者が近づいてきて、ひとしきり談笑したあとテロップが流れるのだが、そこで最後にアンコール状態でぜんぜん知らない曲をやって終ったのは笑えた。

しかしこの「みやびじょん」、このナックだけでは終らなかった。
その後別の番組がはじまり、場末のショーのような、小さいステージで、どうやらチャリティーライブをやったときの古い映像なのだが、入れ替わり立ち代り登場するアーティストが、個人的にツボ入りまくりで、もはや食い入るように観てしまった。
*イレイジャー・・・あやしい黒タイツで登場。ていうか映像で初めて見た。CD2枚ぐらい持っているのが恥ずかしくなるような、そんないでたち。
*デュラン・デュラン・・・「あーー、デュラン・デュランだねぇ」という感じ
*ケイト・ブッシュに、横に立ってギターで競演しているのは、なんとデイブ・ギルモア!(ピンクフロイド)おいおいおい、なんじゃあその豪華メンツは! ていうか、曲を聴く限り「はたしてギルモアがわざわざ演奏する意味あるのか」というギターの雰囲気が、またオツ。
*ルー・リード・・・テキトーーに歌っていた。それだけ。でも客は盛り上がっている。それでいい。なんせ、ルー・リードだもん。
*ボブ・ゲルドフ・・・もはや歴史的には「ライヴ・エイドの発起人」としてでしか評価されていないんじゃないかと思わせるカルト・ミュージシャンであるが、普通にロックミュージシャンとして歌っている姿が観れて、かなり嬉しい。
そして、この日の締めくくりが
*ピーター・ガブリエル!!・・・しかも普通のスッピンで。まぁ、この時期は総じて普通にスッピンで活動していたんだろうけど。でもなんだか、微妙。

ということで、総じて今日の感想を言わせてもらうと、「みやびじょん、もしかして何かオレに伝えたいメッセージでもあるのか??」ということだ。あいにくこのCATV局、奈良市民である私にはなかなか観るチャンスがないのだが、今後も要注意テレビ局としてマークさせてもらおう!!

あ、今日の記事は、まったく読み返さずにそのままアップさせていただきます。もう寝ます。すいません。

|

« 自分を○○に例えるとバトン | Main | 生きざまの伝承 »

Comments

んふふ、実はうちも「みやびじょん」だよん。
たまにしか見ないけど、確かに古い洋楽やってるね。
うちに来たときは是非♪

Posted by: tomo | 2006.02.20 09:27

すごい、知らない人ばっかり。(笑)

今日、パソコンがいつでもどこでも出来るようになりました。
カードを差し込むやつで。

で、プロの人にパソコンを見てもらったら、ウィルスだらけだったらしい。
気持ち悪い・・。
メールを送るときに、ウィルスが飛んでいるかもしれない、と言われたそうだ。
ごめん、たぶんそちらにウィルスいってるだろうと思われます。
対策してください。

Posted by: かほり | 2006.02.20 17:48

つけたし。

今公開中の映画と言えば、『RIZE』。
アメリカのサウスセントラルの治安の悪さが目立つ地区は、大人になったら半分以上が犯罪の世界に身をおくことになるほど。
ここで、一人のピエロ(ダンサー)が子供たちに救いの手を差し伸べることに。その方法は、クランプダンス!
この男の子も女の子も乱暴に身体を振り回す
ダンスは、犯罪かダンスか、という二者択一の世界で生活している彼らの心からの表現を現している。
グラフティティとか、ヒップホップ、ジャズなんかのように、心の声を表現する手段というのは、いつの時代も生まれ、彼らそのものが芸術なんだと思わせてくれる。

この映画はお勧め。
というよりも、まだ見てない私。
出来れば、今週水曜日に見に行くつもり。
アートを愛する人必見だと、思い込んでいる。

いや、それよりも今まで電話回線でつないでインターネットやってたから(しゃがみこんで)持ち運びOKで最高。打ちすぎてしまう・・。

Posted by: かほり | 2006.02.20 21:48

tomo>マンションでCATV見れたっけ? とにかく、毎晩一時間は観るように(笑)

かほり>とりあえず自分のパソコンをちゃんと対策するように・・・

Posted by: タテーシ | 2006.02.20 22:59

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference マイ・シャローナ!:

« 自分を○○に例えるとバトン | Main | 生きざまの伝承 »