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2006.04.23

友人小野に気をつけろ byピンクフロイド

ピンク・フロイドの曲に、「Careful With That Axe, Eugine」というのがある。

この曲の邦題は「ユージン、斧に気をつけろ」である。
(ちなみに、どうしたって、この邦題だと「友人小野に気をつけろ」とでもいいたくなるのであるが、いまグーグルで調べると、同じようなことを書いている人はちらほらいるみたいなので、ちょっと和んだ)

で、
「ユージン、斧に気をつけろ」。

いつ読んでも、
とても意味深なタイトルだ。
しっかり、気をつけてもらいたいもんです。ユージンさん。


ていうか、こんなセリフを日常で言われたら、ほんとに怖いですね。背筋がぞっとします。

で、実際、この曲というのは、はっきり言ってしまえば「ロック界随一の肝試し用BGM的ソング」なのであります。

そう、本気で怖い。
ただでさえ初期のピンクフロイド、怪しい異空間的ロックの傑作を世に放っていただけに。
「雰囲気作り」という意味では、やはり右に出るものはいない名人芸。

昔、あるコラムで「心して聴かないと命を落としかねない」とまで書かれていた曲、「ユージン、斧に気をつけろ」。
(またしてもどうでもいいことを書くが、いま『ユージン』と日本語入力してから変換キーを押すと、ちゃんと『Eugene』とも表示され、ちょっとビクッとなった)

そんななか、グーグル・ビデオのサイトで、この「ユージン、斧に気をつけろ」の演奏を収録した、めずらしいVTRがアップされている。
怖いもの観たさの人のみ、心して試聴してください。(こちら)トータルで7分43秒。できれば部屋の電気を暗くして、パソコンにヘッドフォンをつないで。

で、オチとしては、
この曲を何度も聴き、「どこが恐怖感をかきたてられるポイントか」というのもすっかり分かっているはずの私ですら、このVTRを観ていて、その「恐怖ポイント」に差し掛かったとき、普通に「うわァーー!!」となってしまった、ということである。
自分がバカっぽかった。わかっているはずなのに。
ゆえに、VTRとしてはよく出来ているバージョン。

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Comments

まずタテーシさんの題名に恐怖を覚えましたよ、私(笑)
なんかしたかぁ??ワタシ??みたいな。いやぁ、お風呂入る前に怖がらせないでくださいよ~。一人で夜中にトイレも行けなくなるじゃないですか!しかしまぁ、日本語って面白いです。空耳アワーみたいなコーナーって、他の言語で成立するのかな?そんな小心者の私はまだグーグルの試聴をしていません。ハイ

Posted by: 小野よ | 2006.04.24 22:55

そうそうそう、このタイトルを書いたときに、まっさきに懸念したことは、貴殿のことです(笑)小野さんを代表して、コメントをありがとうございます。まぎらわしくてごめんなさい。でもいつか書きたかったネタだったので・・・
あ、独り住まいの方は、グーグルの試聴はあまりオススメしません(笑)

Posted by: タテーシ | 2006.04.25 23:10

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