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2006.04.26

かわいい文字を書く男

どういうわけだか、オトナになるにつれて、私の書く文字を「かわいい」と評されることがたびたびある。

ただし、私は、いつまでたっても、自分の書く文字は、まず第一に「汚い文字である」という認識がぬぐえない。
きまって思い出すのは、小学校3年生ぐらいのときのことだ。
クラスで作った文集を、長姉がたまたま読んだときのこと。私の書いた作文をみるなり、「汚い字やなー」と言われたのである。
そこですかさず私は、自分よりももっと汚い文字を書いていると自信を持って言える、クラスメートのT君のページをめくって見せた。

しかし、である。

「いや、あんたのほうがよっぽど汚いって」

と、いわれた。

まさに『ちびまる子ちゃん』風に、「ガーーン」となった記憶がある。「あ、あいつの文字より僕の文字のほうがキタナイなんてー!?」

というわけで、「他人の判断基準は、こんなにも自分の認識とずれてしまうものなのか」というショックは強烈だったようで、いまだに私は、自分の書く字がヘタッピと思ってしまう。
なので、そんな文字を「かわいらしい」と言われると、新たな魅力を見出されているかのようで、なんだかすごくキマリが悪くなるのだけど、最近になって「そうか、それなりに、私の文字も成長して、それなりにキャラ立ちして、芸達者になってきたのかな」とも思うことがある。

ちなみに、私がいままでみた中で、もっとも「かわいらしい文字を書く男」は、いま勤めている研究所の2代目所長のアフリカ研究者S先生。たまにお手紙をいただくのだが、軽快なタッチとほのぼのした丸っこい文字が、その先生の人柄とマッチして、とっても気に入っている。ああいう文字がかけるようになりたいと、最近ちょっと意識しながら書いていたりする。

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Comments

隠れながら、タテーシさんの字&走り書きの絵のファンであったりします☆

Posted by: aina | 2006.05.01 20:30

ありがとうございます(笑)。「走り書きの絵」のほうは、純粋に、「えへへ!」と思うんですけどね。バババっと描く走り書きの絵は、ちゃんとした絵が描けないぶん、私的には重要視されるスキルのひとつであったりします(笑)

Posted by: タテーシ | 2006.05.01 23:41

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