花道は夢物語として
ひさしぶりにじっくりサッカー中継を堪能。
ハイバリースタジアムでの、これが最後のノース・ロンドン・ダービー。アーセナル対スパーズ。
見届けることができてよかった・・・ハイバリーは、これは一生の自慢なのだが、「21世紀に最初にサッカーの試合を観たスタジアム」なのである。長い間親しまれてきたスタジアムも今シーズンで最後になる。
そんなハイバリー。
いやー、
しびれました。
最大のライバルを相手に、アンリの執念で1-1ドローに持ち込んで。
アデバイヨールが左サイドで粘って出した早いパスを、走りこんだアンリが、右足内側でトラップ→すぐ右足外側でボールを流し込む、というゴール。
右足から右足です。内側から外側。このタイミングじゃないと間に合わなかったわけですな。見事にキーパーの脇を抜けていき・・・ていうか、ゴールを決めてあんなに咆哮するアンリもはじめてみた。気持ちが入っていた。
そして、やはり私は、ああいうアンリの絶妙なトラップに、どうしてもベルカンプ大先生の影響を見出したくなる。
ベルカンプ大先生の引退試合は、新スタジアムのこけら落としの試合となるようで・・・
ひとまず、私は今年に限ってはアーセナルのチャンピォンズリーグ制覇を心底願う。
ベルカンプ大先生の花道がCL制覇なら、夢物語だ。
(とりあえずyoutubeで観られる『ベルカンプ大先生名場面集』もリンクしておきます。)
Comments
あぁ~ええなぁ~ベルカンプぅ~やめんな~ワールドカップ出ろ~(;_;)
Posted by: toyotti | 2006.04.23 02:04
今年でなくなるんすか・・
アーセナルのダイレクトでポンポン繋ぐ素早いパスサッカーが好きです。
中盤ぐらいでボール取ってからの攻撃、迫力ありますよね。
またハイバリーだと、少し狭いのもあるのか、ピッチとの距離も近いし、速さが加速して見えるんすよね。
CL、今年は夢の決勝が見れそうですね!
Posted by: hiroshi | 2006.04.23 12:28
サッカー狂お二方のコメント、ありがとうございます(笑)。
今回のオランダ代表って、かなりメンバー的に世代交代っぽいですね。今でもベルカンプとかいたら面白いとは思うんですが・・・ファンバステン監督、どのような策でいくんだか・・・>toyotti
そうですね~!とくに数年前のアーセナルのサッカーには「クロスを挙げてヘディングシュート」という方法が、ほとんどなかったですね。「DFラインからパス→パス→パス→アンリのシュート」の速攻命みたいな。それはそれで痛快でしたが、やはりビエラの退団が今季は響いているみたいで・・。>hiroshi
Posted by: タテーシ | 2006.04.23 19:43