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2006.04.02

天文学セラピー


「天文学セラピー」。

この言葉は、グーグルで検索しても出てきません。
というわけで、この言葉はオリジナルです。商標登録しておきたいほど。

こんどのフリペにはこのネタで書こうかと思ったりするのですが、天文学って昔から私にとっては「癒し系」な感じなのです。

ちょうど昨日寝る前に、ディスカバリーchで「銀河系の未来」とかいうテーマの番組を観ていて、あらためてその思いを強くしたわけです。
銀河系とか太陽とかが将来(といっても何万年、何億年も先のことなんだろうけど)どんなふうになるかとか、そういうことに考えが及んでくると、もはや私の取るに足らない生活の些細な不満とか悩みとか、どうでもいい気分になってくるわけで。そう、まさにデール・カーネギーの『道は開ける』に出てきた、潜水艦でじっと攻撃を耐え忍んだ兵士のエピソードに通じる気持ちになってくるわけです。
昔から天文学的な話には、そういう「カタルシス効果」を感じるので、これってある種のセラピーだよなぁと思わずにはいられません。
そもそもビッグバンが起こって、最初に星ができる兆候が現われるまで、5億年かかったとされているらしくて、その話だけでも「マジかよ!」となります。5億年。そのあいだ、その空間ではウダウダとした時間が流れていたんでしょうね。いったい何のために、どういう意志が、こういう星を作らして、他愛もないおしゃべりとか交通法規とか、宅配ピザとか形状記憶シャツとかを生み出したんでしょうね。

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Comments

生徒がささいなことで悩んでいる時、こちらのちょっとしたミスを指摘された時などに、「まぁそんな事、宇宙150億年の歴史からすれば、ゾウリムシの抜け毛よりちっぽけでどうでもいいことだ。気にするな。」
といつも言います。

残念ながらあまり同意を得られませんが、笑顔の花が咲きます。

ところで、このブログの「トラックバック」以下の部分が英語表示になってしまって、英語がプープーの私としては、ちょっと困ってます。

Posted by: ばろっく | 2006.04.02 at 23:29

そうそう、そういうふうに言ってもらえると、本当はすごく、リラックスできるというか、視点の変化に気づかされてホッとできるんですよね。「ものすごく根本的なこと」って、たまには立ち返る必要ありますね。
「一回きりの君の人生、一回きりの僕らの宇宙。この宇宙だって、あと数百億年後には消滅しているらしいからな」って、子どもの頃に誰かから言ってほしかった、と思うんですね(笑)

あ、ブログの英語の箇所ですが、これはある日突然、そういう仕様になってしまっていて、僕にはどうすることもできない状態です・・・ニフティ、なんだかよくわからない状況です、このごろ。

Posted by: タテーシ | 2006.04.03 at 00:43

5億年ですか!まったくとてつもない年月で驚きます。
それでは、今、このときに出会う人たちというのはすごい確立のめぐりあいなのですねえ。

このように考えると、自然に、もっと大きなカテゴリーでみると、宇宙に生かされているので、「死」について考えること自体、おこがましいことなんだろうか。

Posted by: かほり | 2006.04.03 at 10:05

壮大なお話の中に恥をさらすようなのですが、当時受験生だった私は、『アルマゲドン』を見て、「私はなんってちぃぃさいことで悩んでいるんだ!」と涙しながら一念発起した覚えがある者です。
誰でも一度は、宇宙の大きさの前に絶句する日があるのでしょうか

Posted by: onoyo | 2006.04.03 at 14:15

かほり>「死」とともに「生」の意味ですよね。どうして地球なんて星ができたのか、どうして人間ができたのか、そこの「意味」を考えたくなりますね。だんだん宗教的になってきますが・・

onoyo>や、宇宙映画の効果的な活用方法だと思いますよ、それはマジメに(笑)なので、普段から絶句しちゃいましょうや。宇宙の途方もないデカさに。

Posted by: タテーシ | 2006.04.03 at 22:53

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