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May 2006

2006.05.31

ウェンブリー・クラウン

姉の親友であるelastic mindさんがトップページのイラストを描いたというきっかけもあり、naracafe.comという、奈良のちょっとこじゃれた情報を提供するサイトをしばしばチェックさせてもらっている。
elastic mind作による、トップページの上の、ドーナツとコーヒーの絵。レトロチックで、清潔感のあるイラスト。こういう味を出せるのがうらやましい。

そして先日、このサイトをみたことで、初めて知ったお店がある。その名も「ウェンブリー・クラウン」という、英国風パブだ。

私は英国風パブが大好きなのである。これこそイギリス人の偉大な発明だと思っている。カウンターで受け取った品物に対してすぐに支払いを済ませる「キャッシュオン・デリバリー」というシステムは、酒が飲める人も飲めない人も、等しくその場所で自分のペースで飲めるという点において、まさに開かれた社交空間を成立させていると思う。
で、最近では奈良でも英国風パブが出来つつあるのだが、なぜかあんまり行く気になれず、チェックしていなかった。もちろんお酒がそんなに好きじゃないというのもあるのだが・・・。

しかし、この「ウェンブリー・クラウン」という店の名前をみるなり、これはまさに「サッカーファンのための英国風パブだ!?」と思わずにはいられなかった。ウェンブリーといえば、ロンドンにあるサッカーの聖地だ。はたせるかな、お店のホームページをみると、なんとまぁ、チャンピォンズリーグのときとか、いちいちサッカーの試合があるたびに、お店は朝までオープンしているではないか。正直驚いた。あの奈良の、あの「もちいどの通り」界隈で、朝までサッカー中継を流している英国風パブが誕生したなんて。

というわけで、このまえ、急に思い立って店に行ってみた。しかしその日はたまたまイベントの日で、店内でDJが音楽を流していて、それは僕の知っている英国風パブとはまた違った雰囲気で、なんとなくその場にいたお客さんたちが「みんな若くて~、みんな知り合いで~」みたいなクラブ的雰囲気をかもしだしていて、一瞬「やべぇ!」と思いつつも、たどたどしくカウンターでギネスを注文し、受け取る。
で、肩をたたかれて振り返ったら、elastic mindさんもたまたま来ていて驚いた。いやぁ、奈良の狭さってすごい。おかげでいろんな人とも話ができて、その日は楽しく過ごさせてもらった。

それにしても、予想以上に、店内もサッカーマフラーやら旗やらサッカーのオシャレな洋書とか、細かいところでサッカーライクな演出が施されていて、なんだかうれしくなってしまう。

そしてお店のホームページをみると、いよいよワールドカップ開幕ということで、期待通り、
「5/30~7/10の営業時間は18:00~6:00です!!」と書いてある。大丈夫なのか(笑)
そんなわけで、日本代表の試合のときぐらいは、この店で観てもいいかな、という気になっている。
酒さえ飲まなければ・・・自転車で深夜にいっても・・・大丈夫だろう・・・(笑)

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2006.05.29

トマトケチャップの実験装置は、倫理学とともにピュアな便乗商法

夏に向けてついに自作パソコンを本気で作るため、今回あらたに購入した、初心者向けのガイド本がある。

Jisakupc

「目的別 自作パソコンマスターガイド」
福多利夫・著 翔泳社、2005年

その本屋の棚でいちばん新しい出版年月のものを選んだつもりなのだが、
もうひとつ、どうしても無視できない点があったりする。

それは表紙に描かれている男の絵なのだが。

Jisakupc2


この、ウサンくさい作り笑い、伸びっぱなしのモミアゲ。

・・・他人とは思えない。

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2006.05.27

生涯にわたるおねがいについて

中古レコード・CD屋があれば、つい足を踏み入れてしまう、という私の知り合いの方へ。

とくに、都心部の雑居ビルの3階以上にあるような、狭くてやったらレコードばかり置いてあるような店も行きます、という方へ。

私からの、生涯にわたるお願いがあります。

もしそんな中古レコード屋で、ふとした拍子に私のことを思い出してくれたときは、
ぜひ、ぜひCDの棚の「P」のコーナーで、「ピンク・フロイド」のCDを、どうかついでにチェックしていただきたいのです。

たとえば、店によっては、通常のCDの棚以外に、「コレクターズCD」とかいうコーナーが別に設けられていたら、そこだけチェックしていただければオッケーです。

ともあれ、そこにいくつかあるであろうピンク・フロイドのCDのなかで、どうも普通のアルバム商品とは雰囲気の違うCDが、何枚か混じっていることがあると思います。

表紙のジャケットとかをみると、明らかにどこかから持ってきたバンドの写真をそのまま転載してコピーしたような、素人臭い、ちょっとダサダサなデザインのCDがあると思います。
そして裏をみて、曲目が並んでいる箇所の、どこか欄外には、必ず、「日付と、地名、場所」が記載されています。
たとえば「Civic Center, Santa Monica, California, October 23, 1970」といった感じです。

もしそこに書かれている日付が、1971年以前のものであれば、ぜひ、その場で、その日付等の情報を私にメールしていただけると、これ以上ないぐらい嬉しいです。

いわゆるそれらは、ライヴ音源のブートレッグ、と呼ばれるものです。
最近、iPodにもいろいろ放り込んでみて、屋外で聴いてみたら、思ったよりも、たのしく聴ける。
録音の質が悪くて、屋外じゃぜんぜんダメだろうと思っていたのだけど、また、それが良い味を出していて。
酒もタバコもやらないが、ブートレッグはやります、みたく・・・私にとって、元気を保つための道具です。

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2006.05.26

フィーゴ、フィーゴ♪

飲み過ぎた。

頭痛い。

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2006.05.25

本日のリンク集

最近、いろんな人々との会話のなかで話題にのぼったトピックスについて、補足的に「リンク集」みたく参考リストをあげてみたい。

◆「論理療法」について(こちら)あるいは(こちら

 単純な私は、学部時代この話を授業で聞いて、「なんだ、そうだったのか。はやくいえよ」という感じになった。単純すぎて涙がでそうだが、私にとっては、大切なステップだったのだろう。これ以後、「自己表現」への恐れを、少しは克服できるようになった。つまり「ネタ化人生」へのスタートをきることになった、想い出のトピックスでもある。うぅむ。

◆「カルチュラル・タイフーン2006」について(こちら
 
 去年、ここで発表をさせていただきました。一年は早いです。いまトップページをみたら、今年のプログラムは29日に発表されるとのこと。今回の舞台は、大学を飛び出し、下北沢で開催、とのこと。やるなぁ。楽しそうだ。本当はすごく行きたいのだが、ちょっと無理っぽいので残念。研究ネタを探しに行くんだか、パフォーマーを観にいくんだか、知らない人と突然マジメなトークをしにいくんだか、音楽聴いて踊りに行くんだか、名刺交換にいくんだか、研究発表聴きにいくんだか、本買いにいくんだか、アートを実践しにいくんだか、わからない、このゴッタ煮イベント。きっとワールドカップも大詰めの時期にあたるから、そのへん関連でも何かやるんだろうなぁ。ぜひお近くの人は、行ってみて。

◆「フーピーの靴」(こちら

 こういうことです。
 素敵すぎて、でも手が届かない(笑)

◆「ビアンキのミラノ」(こちら

こういうことです。
 素敵自転車第一位。
 この自転車でロンドンの、とくにグリニッジ公園あたりを走るのが今の目標です。

◆「シド・バレット」(こちら。Youtubeでの検索結果

 ピンク・フロイド最初期の絶対的なフロントマンであり、廃人となってバンドを去ってしまった、カリスマと呼ぶにはあまりにもでかすぎる存在。この人の、「おそらく『あっち側』をすでに見据えていたような、しかし透明な眼」は、いったいなんなんだろうな、とあらためて思う。


たぶんほかにもいろいろネタはあるような気がしますが、今日はここまで・・・

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2006.05.24

このまえ

このまえ、ニャンごろうと話をしていたときに、
ふと
「上手な騙され方もあるんだよー」
といわれて、
「っ!! そ、そうか!」と、ハッとなってしまった。

ついぞ、私は「騙されないぞ」的な思考でしか突っ走っていなかった気がする。
フリーペーパーを作ったり、ブログを書いたり、なにか発信することの、多くの機会の底には、この「オレはだまされないぞイデオロギー」が色濃く影響しているような気がしてきた。
なので、「あえて、上手に、騙されてみる」というそのスタンスは、よくよく考えると、私には新鮮なまでに、盲点だった。

「オレは騙されないぞイデオロギー」は、ひっくり返すと、私自身、他の人を「騙しまくっている」わけでもある。
でもひょっとしたら、そんな周囲の人々は、「実は上手に騙されてくれている」のかもしれない、と思うと、コトバもでない。

さぁ、たまには上手に騙されてみよう。
・・・とかいって、思わず妙な自作パソコンのパーツつかまされた日にゃ、ブチギレたりするんだろうか(笑)

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2006.05.23

優しいリアカーは交信記録と放浪系のリミックス・エディションに彩られ

自作パソコンをどうするか、この春ごろから、まったく考えていなかった。

パソコンのことはもとより、ワールドカップのことですら、最近になってようやく真剣に考えるようになりつつある状態だったしなぁ。
・・・ちなみに「真剣に考える」とはどういうことかというと、たとえば先日ここに書いた例の番組、えのきどいちろう氏の「週間 世界の新聞から」でも取り上げられた議論のネタとして、「今回のドイツ大会の、あの公式ロゴマークに描かれている円形の顔は、かなり笑いすぎなのではないか」とかいう話題に触発されて、自分でもしっかりとあらためてロゴマークを見るようになる、そういう心的態度のことである。決してジーコJAPANのフォーメーションはどうなのかとか、ジダンはどんなプレーをするかとかいう考察ではない。それは私にとってあまり重要な論点ではない。やはり大事なのは、どうして今回の大会マスコットキャラクターは、手がけた会社が開幕前に破産してしまうほど不人気なのか、とかいうネタなのだ。
まぁ、それはいいとして。

そろそろ本気で動かないと、どうしようもない。
しかし、どうしても、

Woodgate203
「 め ん ど く さ そ う」

という理由で、踏み切れていないのであった。

いっそメーカー製パソコンをサクッと買ってしまおうか、という気分になるのだが、ふと部屋の後ろをみると、この煩悶を生み出した原因である、「あの夏の、過ちの買い物」が、こちらをにらんでいるわけである。(過去の記事参照

おかげで、「自作パーツをまるごと一括でネット販売」とかのページをみて、カスタマイズで希望のパーツを取捨選択しようと思っても、CDドライブあるいはDVDドライブは、どうしても必須のパーツとして商品の中に組み込まれてしまうため、「あ、いえ、そのパーツだけいらないんです。ええ、ちょっとした事情があって・・・すでに持ってるんで・・・」となってしまう。ゆえに、結局自作パソコンのパーツをそろえるためには、自らがショップに足を運んで、いちいち事情を説明したうえで、店員さんの協力のもと、ひとつひとつパーツをゲットしないといけないようだ。

しかも、そのまえに予備知識も蓄えないといけない。

自作パソコンへの予備知識か・・・予備知識といえば、今回のW杯における、世代交代著しいオランダ代表のメンバーのほとんどの顔と名前だってまだぜんぜん分からないっていうのに。いつの間にそんなマニアックなメンバーが揃ったんだ、オランダ。ダーヴィッツもマカーイもセードルフもいないなんて。(あぁ、そうやってオランダについて書くと、デニス・ベルカンプ大先生のことを思い出してしまう・・・そして、大先生の現役公式戦ラストゲームを豪快なまでに台無しにした・・・“フットボール世界遺産”への許しがたい失態とすら思えてしまう・・・先日のチャンピォンズリーグ決勝戦における、空気の読めない主審およびアーセナルのキーパーのことを思い出しては、非常にやるせない気持ちになる。グチグチ・・・)

まぁ、それはいいとして。

いいかげん自作パソコン、この夏の盆休みあたりで決着つけたいと、思った。
やったるでぇー。

Koller1


・・・はい。とりあえず、夏までに、ええ。

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2006.05.22

変りません変るまでは

毎年この時期は母校の高校の同窓会総会があるので、今年も当日だけ、ちょこっとお手伝いさせてもらう。

学校のウェルカム・デイなので、いろんな世代の卒業生がわんさかと講堂に集まり、飲んだり食べたりビンゴゲームをやったりするのである。今年はたまたまご高齢層の(?)卒業生がこの日にあわせて組織的に集まって出席されていたので、私の期待通り、最後のくじ引きの抽選で、その世代のご婦人に「折りたたみ自転車」が当選し、はずかしそうに自転車をもってかえるその姿に場内拍手喝采だったり、毎年こんなふうに微笑ましすぎて、卒業したあとのほうが、なんだかいっそうの愛校心が育まれてくるかのようである。
高校時代は3年間だけだったが、毎年五月のこのイベントに参加してもう10年も経つのである。下の世代の役員とは、なんだかいつまでも一緒に高校時代を過ごしてきたかのような感覚すらある。

今年は、お客さんのなかに、5年以上は顔を観ていなかったであろうOBご一家と久しぶりの再会。すっかりお子さんが大きくなりまくっていて、それも驚いたが、なにより先輩の変わらなさっぷりに驚愕した。たしか最初に出会ったのは先輩が大学生ぐらいの頃だったんだろうけど、先日会ったときも、やはり学生さんっぽかった。気がつけば、周囲のメンツもそんなに10年前と変わっていないような気がする。自分は、かなり変わったつもりなのだが、そういうわけにもいかないのだろうか。
それとも、あの高校の講堂が、そういうふうに人を見せるのか。

ちなみに、その日私はひっそりこっそり、どさくさにまぎれてフランクフルトを通算で4本ぐらい喰らっていました。
飲み物配膳係りの役員を手伝いながら、スキをみて、いろいろ飲みまくっていました。
スキがなかったので、デザートのプリンにまで手が届かなかったのを残念に思っています。

あいかわらずです。

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2006.05.21

「クーソーは頭のこやしです。」

おそらく、もっとも記憶に古い「テレビCMのキャッチコピー」といえば、
丸大ハンバーグの「おおきくなれよ~」(♪ハイリハイリフレ・ハイリホー)か、

あるいはこの、

「クーソーは、頭のこやしです」

である。
ファミコンが登場しはじめた頃、80年代の初期に、ナムコがてがけたものだ。

今回グーグルで検索して、あらためて正しい文面を知った。
私はてっきり「クーソー(空想)」ではなく「想像力」だと勝手に思い込んでいたのである。

とかく、当時の私にとって、このコピーは非常にグッときたのだ。
しかも、あの頃のナムコのゲームのテレビCMは、やたらオシャレだった。
一編の映画のような、静寂の草原を撮ったシーンのなかに、ちいさくゲーム画面が配置されていたりして。
あれは、私の中で「80年代らしくない80年代の記憶」だ。80年代らしくないオシャレさ。

CMに流れている曲の一部分まで、いまだに覚えている。
よほど思い入れがあったんだな。
マーケティングのターゲットとしては、きわめて望ましいガキだったわけだ・・・

それにしても、いま、マーケティングの分野で
 「空想」 
なんていうフレーズ、まず出てこないよなぁ・・・
・・・ということにも思い至ってしまう、苦笑まじりな21世紀・初期の自分。

あぁ、あの頃は、普通にそのキャッチコピーで、ゲームをやる根拠を創出していたんだってば。
「空想」というコトバが、まさに未来をうつしていたんだってば。
ファミコンが示してくれた価値観は、空想の世界そのものだったってわけだ。

85_starraster
ナムコの「スターラスター」。


ちなみに、思い立ってYouTubeで調べてみたら、
初期ファミコンの、本当に初期のころのテレビCMの画像をみつけた。(こちら
おもわず感激した。ほとんど記憶にないんだけど、なんというか、業界向けの展示会とかのためにつくったのかと思ってしまうような(←分かりにくい例えですが)、無機質で暗めの、商売っ気なさすぎな印象があったので、「まさに!」っていう感じ。YouTubeおもしろすぎ。電脳タイムカプセルごっこだ。

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2006.05.20

「週間 世界の新聞から」

さて、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

ほんと、いろいろありますよね。

ブログも再開です。

とはいえ、今日は脱力気味なサッカー関連ネタ。

スカパーでワールドカップ開幕直前まで放送される「週間 世界の新聞から」について。

この番組、司会はあの、えのきどいちろう氏。
そう、まさに4年前のあの日々にスカパーでブチあげられていた伝説の番組「ワールドカップジャーナル」の「プチ復活版」であった。

「ワールドカップジャーナル」という番組については、過去にもたびたび言及することがあったのだが、あらためて思うに、あの番組はテレビにおいての「ありえないほどの理想郷」だったと思っている。ワールドカップというイベントが日本で開催されるというその非日常的大事態にたいして、ありきたりの形式ばった情報提供をするわけでもなく、そして(ここが重要なのだが)番組スポンサーの顔色やら、視聴率をとるためのプレッシャーなんていう要素を出来る限りシャットアウトし、ただひたすら、毎日生放送を続けるという「日常化」の作業のなかで「非日常のイベント」をダラダラと語り合う、そういう番組だった。
 朝日新聞がスポンサーだったにも関わらず、番組内で朝日の「中田ヒデ引退誤報」をはっきりと批判できた番組であったし、日本が敗退したのち韓国がグループリーグを勝ちあがっていくなかで生じた、日本の主要メディアの「急に韓国応援論調」についての違和感をあらわにし、サッカー評論家の後藤健生に「悔しいにきまってるだろ!」と叫ばせた、そういう番組でもあった。

つまり、インディーズ的ノリだったし、それはそれで危なっかしく、「無法地帯」みたいなもので、そんな状況のなかで、出演している人、そして視聴者も、最高に楽しんで毎日番組に参加していたっていう、ひとつの実験的番組だった。たしかに形態としてCS放送じゃなきゃ成立しなかったであろうが、日本のメディア論を考えるうえでも、貴重な示唆を与えてくれる事例であったと本気で思う。

で、今回の期間限定新番組「週間 世界の新聞から」。 えのきどいちろうと、ゲストが、ワールドカップ直前における世界各地の新聞報道をネタに、毎週土曜日の一時間だけの枠で、あれこれ語っていくわけだ。
でも話はどんどん脱線するし、誰もそれをどうのこうの制御するつもりもないし、途中で番組スタッフに対する説教になったりもするし(笑)、そのノリが、とても心地よい。

4年前に、スカパーのデータマンとして番組に登場していた、スタッフの金子くん・・・つまり最初はまったくの素人さんとして大人しくはじっこに座っていた人であったが、えのきどいちろうのイジり倒しの末に次第にキャラクターが成長していき、トークにガンガンからみまくることができるようになって、もはや番組には欠かせない存在となっていった彼であるが、いまや晴れてスカパーのプロデューサーとしてこの番組に名を連ねていたりして、時の流れを感じずにはいられない。
でも、(金子くんのおかげなのか)、さすがあの当時のノリのまま、この新番組は素人臭く、インディーズなノリを継承している。

この前の放送終了直前には、

えのきど「えー、来週のゲストは、加藤久さんを予定しております・・・

   が、ま だ 連 絡 が つ き ま せ ん ! !

なんじゃあそりゃあー!!?
テレビやろー!? スケジュールぐらいちゃんと押さえろやー!(笑)
ていうか、わざわざ「連絡がまだ取れない」という深刻な内部事情を、視聴者にバラさなくてもー!(笑)

・・・というわけで、このあまりにルーズでインディーズなノリに、心底ホッとするものを感じてしまう。
ワールドカップに関連して、過度に誇張された内容や、ステレオタイプありまくりだったりするニュース報道やら、ありきたりなバラエティ仕立ての特集番組が増えそうな雰囲気のなかにおいて、こういうメディアがあってもいい。

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2006.05.16

U2/MLK

眠れ、今夜は眠れ
あなたの夢がきっと現実のものとなりますように
雷雲が雨をふらせるというのなら
雨よふれふれ
あの人の上にも降りそそげ

すべてはあるがままに
すべてはなすがままに

眠れ、今夜は眠れ
あなたの夢がすぐにも叶いますように
雷雲が雨をふらせるというのなら
雨よふれふれ
あの人の上に降りそそげ

              U2 『MLK』

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2006.05.15

ひょっとしたら、置いてきた夢のつづき


ワールドカップにのぞむサッカー日本代表の23名が発表された。

松井大輔と鈴木隆行が選出されなかったので、個人的にはガッカリ感の強い選考となった。
ワールドカップに向けて、個人的にはさらに盛り下がる格好となってしまう。

しかし、この23名にすべてを託すしかない。

なので、あらためて冷静になって、「ジーコにとってのベストメンバー」を考えてみた。
とはいえ、このメンツだと、すぐに答えがでやすい。

4-4-2だと

       柳沢    高原
    中村        中田英
        小野  稲本
 アレックス 宮本  中澤  加地
           川口

となるであろう。
「なんだよ結局また“黄金の中盤”やるのかよ」とか思うだろうが。

「・・・・・・・・・。」

しかし、なんだろう、この既視感、デジャヴは。

「・・・・・・あ!!」

そうだ。
そうなのだ。

わたしには、このチームが、2000年のシドニー五輪代表のようにみえてくるのである。

思い出してほしい。

2000年、あの夏、あぁ、もう。

わたしにとって、もっとも自分の生活とサッカーの結果が、異様なほどの自分勝手な結びつきで語られていた、あの夏。


上記のベストメンバーから、スタメンをそれぞれ、小野→遠藤、アレックス→中田浩二、川口→楢崎、にチェンジしてみると・・・

         柳沢   高原
      中村       中田英
         遠藤   稲本
     中田浩 宮本 中澤  加地
            楢崎


あああああ。

90.9%、

             2000年の夏だ。


私が自分の分身のように応援していたチームが、思い出の向こうから見え隠れする。
アデレードで、アメリカ代表に激闘の末PK戦で惜敗し、すべてが終ってしまったあのチームが。
大学の近くのちゃんこ屋の座敷で、
オープンキャンパスの打ち上げをよそに、
知らないヤンキーらと一緒になって小さい携帯テレビを囲みながら、
中田のあのシュートの弾道に、
叫んで、
ため息をついていた、あの夏の。

そして、あらためて今回の組み合わせをみると、日本が予選リーグを突破したら、グループEのアメリカと対戦する可能性があったりする・・・・・

想い出の再戦。

置いてきた夢のつづき。

そう思うと、やっぱり今度も、
しっかりジーコJAPANを応援しようかな、と思い直す自分がいる。

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2006.05.14

これ以上おもしろいことを考えろというのか

先日のデイリーポータルZの記事、「恐怖顔メイク」(byべつやくれい)・・・(こちら

 勘弁してください、というぐらい爆笑。
 べつやく姉さん、あらためて超リスペクトっす。

 もはや、こういうことされると、最近じつに困る。
 フリペをつくるうえで、「これ以上オモシロいことを考えろというのか?」となるから・・・
 

 
 もうひとつ、「勘弁してください」と思ったネタは、先日のサッカー、イングランド・FAカップ決勝。
 今回で第125回であります。世界最古のカップ戦。イングランドサッカーの締めくくりは必ずこれ。

 で、今年の決勝はリバプール対ウェストハム。
 3-3ドローでPK戦の末リバプールが勝利。

 まさに、「死闘」でした。あの現場にいたらどうなっていたんだろう、と思う。
 2年前のアジアカップの日本対バーレーン戦以来だ、こんな気分。 


 個人的には24年ぶりに決勝まであがってきたウェストハムを応援していたけども・・・
 スティーブン・ジェラードの「変態シュート2発」の前には、もはや感服するしかないでしょう。
 2度もこれで追いついた。とくに2点目は、後半ロスタイム、あともうすこしで試合終了・・・という状況。しかもジェラードも他のメンバーと同じように、後半ごろから足がつってきて、満足に動けないはずだったのに、だったのに、だったのに・・・あーーーんなすごいキックがどうやったらできんねん? と。 あのシュートは大声で叫んでしまった。

 ちなみにさっそくYoutubeのサイトでもハイライト映像が公開されている。(こちら
 ジェラードの弾丸シュート、パソコンの動画では弾道がみえにくいけれども。

 ぜひこの調子でイングランド代表でもワールドカップで弾丸シュートをブチかましてほしいものだ。
 前回は怪我で出られなかっただけに。今回はルーニーとオーウェンのFWコンビも怪我なだけに。もはや今のイングランド代表の得点源はジェラードとランパードの足と、ジョン・テリーの頭じゃないかと。(あとベッカムのフリーキックか)

 明日、日本代表のメンバーが発表されることを、すっかり忘れさせてくれるような、そんな熱い試合でした。
 が、ちなみにウェストハムから後半途中出場したテディ・シェリンガム! 40歳! 「FA杯最年長ファイナリスト」だそうで。こちらも、なんともすごい話で・・・「魂でサッカーをすること」を体現していた。それを思うと、ジーコはカズを代表に呼んでも、ぜんぜんいいんじゃないか、と普通に思う。

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2006.05.13

Hotwired Japan いったん停止

いつもいろんな情報やらネタを提供してくれているHotwired Japanであるが、最近メールニュースがこないなーと思っていて、よくよく調べると、内容一新のため、コンテンツ更新一時停止とのお知らせ。(こちら

(ていうか、そんな重要なことをまったく知らないままだった私の、この情報キャッチの遅さに、ちょっと戸惑ってしまうが。)

いったいNTTレゾナント(株)になにがあったんだ。
「事業継続について検討云々・・・」って、どういうことなんだろう。

まったく従来どおりのペースでニュースを配信してくれたら、それだけで十分満足なんだが・・・。
別にこれ以上を求めようとも思わないのだが・・・

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2006.05.10

おしゃれバトン

あっちゃんさんからー「おしゃれバトン」です。

01■最近のお気に入りコーディネイトをどうぞ!

 ビブレのセールで500円で買った長袖シャツ(しかもサイズ小さい)が、やたら褒められる。
  
02■好きなブランドを3つ厳選して答えてください。

 本当にブランドを知らないんで。
 たまたま出会った「FCUK」は、そのネーミングセンスと、ブランドコンセプトのパンクっぽさが好きです。唯一「好きなメーカーです」といえそうです。
 「無印良品」は(笑)、その存在が好きなんだけど、よく考えたら無印の服って不思議なほど持ってないです。 
  あ、大事なのを忘れていた。「UMBRO」ですね。サッカー系ウェア(笑)。
    
03■よく読むファッション雑誌は何ですか?

女性ファッション誌のなかで特異なまでのサブカル的編集方針で密かに注目していた「FUDGE」のメンズ版がこのまえ創刊されて、しかもロンドン特集だったので即買ってしまいました。まだぜんぜん読んでいませんが。
 ちなみに、昔から「アンアン」は普通に好きでした。姉が買っていたのをよく読ませてもらっていました。

04■買い物はどこの町に行くことが多いですか?

 古着屋チェーン店、ハンジローのある街(笑) 今年も近くに行くたびに立ち寄るのだろう。

05■買い物は一人 で行く派?それとも友達と行く派?

 誰か誘ってください。勉強したいです。

06■今まで買った中で一番高価なお洋服(または小物) は?

 FCUKのコートか・・・。

07■最近ゲットしたお気に入りアイテムを紹介してください。

 梅田のヨドバシの上にある帽子屋を通りがかって、ある帽子を試着して、「やっと自分の頭のサイズに合うハンチングがみつかった!」と喜び勇んでレジに。そのとき、値札を取ってもらってそのまま被って帰ろうとすると、女性店員が満面の笑みで「バッチ・グーですよ!!」と評してくれ、さらに「あ、これって死語ですかねぇ??」と尋ねられた。そういう微妙な思い出のこもった品。

08■好きな色の組み合わせは?

 去年の夏、マットな小豆色の古着Tシャツと紺色のシャツと、クリーム色ズボンを組み合わせて、自分で勝手に「ジャーマン・コンチネンタル・スタイル」と名づけていた(笑)

09■おしゃれ に目覚めたのは何歳の時?

 えーと、今度の夏ぐらいに(笑)

10■振り返りたくない過去の自分の服装を告白してください。

 ユニクロで手に入れた、茶色に光るサテンのシャツ。大学の当時の教務課長から「映画スターか?」と一蹴された。

11■好きな異性のファッションは?

 90年代初期に、アンアンの広告でよくみた「NICE CLAUP」の、ちょうど「りょう」さんがモデルだった時代に掲載されていたモノトーン基調のスーツスタイルとか、ああいう中性的で「カッコ可愛い」雰囲気は未だに鮮烈なイメージがあって、忘れられません。
   
12■5人のおしゃれさんにこのバトンをまわしてください。

 うーん、おもいつかない。
 僕と一緒に服を買いに行ったことのあるひと、どうぞ・・・

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2006.05.09

フリペづくりとか自転車とか

先日大阪で、フリーペーパー「GALAXY」の制作チーム(あえて『チーム』と呼びたい)と、フリーペーパーづくりについて語り合う機会に恵まれた。初対面の人々とフリペをネタにいろいろ喋ることができ、その時点で人生未体験ゾーンの面白さがあった。お互い、自ら編み上げた妙な紙切れを持ち寄って、熱く語り合うのである。すごい光景だ。

「あぁ、世の中には、ヘンなことを考えるヒトがいるんだなぁ」と、思った。(自分はどうであれ)

とかく、今はまったく「HOWE」の新作が進まない状況なので、こういう機会に自分のモチベーションを高めていきたいと思うばかりだ。(もっとほかの分野にモチベーションを持っていくべきかもしれないのだが)

実は最近、フリペよりもむしろ、ステンドグラスを自分で作ってみたい、とも思っていたりする。
去年ごろから、自分がいかに幼少時からステンドグラスが好きだったかを突然思い出し、どうしても気になってしょうがないのである。
ただし、ステンドグラスを自分で作るために必要な労力や時間や場所や大変さやコストについては、まったく知らないままである・・・こちらもフリペ同様、「いつかできたらいいなぁ」のレベルかもしれない。まだ。

そういえば、あれこれ吟味しつづけた末、ようやく自転車を買った。
最近はヒマさえあれば小学生のように走り回っている。
どうしてもっと早く自転車ライフを起動させなかったんだろう、とちょっと後悔するぐらい、自分にとってはじめてのマウンテンバイクは、楽しい。メリダのカラハリという車種。色で選んだ。フレームがシャンパン色。ちょっとあまり見ない色にグッときたのだ。
そして何より奈良シティー。やはり自転車で走りまくると、いろんな発見がある。
最近はそんなかんじです。

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2006.05.08

大学の映研

連休明け。

大学にきたら、映画研究会(宇治シネペック)による
「新入生歓迎上映会」のチラシが貼ってあった。

で、
そこで上映される作品が・・・
























Er

『 イ ー ジ ー ・ ラ イ ダ ー 』!!??

この、

センス!!(笑)

『イージー・ライダー』かよっ!?

この、センス!!(2回目)

いやはや・・・
「♪ボぉ~んトゥビィ~ぃワぁ~あぁ~イ♪」(ステッペンウルフ)

・・・・・・・・。


「 新 入 生 歓 迎 上 映 会 」だぞ!?


いやー。
やられました。

『イージー・ライダー』ですよ・・・

いったいこの映研は、

何に向かって走り、
どこへ新入生を連れて行こうとしているのか!?


うわっははは・・・

いつもこうした上映会には時間的なこともあり参加できていないのだが、この大学の映研のセンス、というか代表者HRくんのキャラ立ちの良さっぷりには、いつも陰ながらリスペクトしているわけで・・・このゲリラ的に貼り出される告知チラシの数々に、いまこの大学が忘れかけている「実験的インディペンデント精神」を見出さずにはいられない。
願わくば、このセンスにうまく反応し、やがてそこから新たな破壊と創造を試みるような若い人材が育ちますように。
むろん、僕も、負けないでいようと思います。

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2006.05.01

惑星と星々のかなた

SさんとIさんが『大人の科学』のプラネタリウムを作っていた。
切り取られ、ひっくり返したり、やりなおしたり、組み替えられたりする宇宙。

できあがりの点灯を見せてもらう。

宇宙の点火式。
豆電球に照らされた、無数の星。

この、豆電球ならではの、いまにも消えそうな薄い光が、またいい。
いつもの部屋が、また違った宇宙を照らしていた。

で、
帰りの電車のなかで、ふと思った。
いっそ、キャンパスのど真ん中の広場にあのプラネタリウムを置いたらいいんだ、と。
もちろん、豆電球なので、光の量はぜんぜん足らない。
周囲の建物を星々がまたたくように照らすのは無理だ。

しかし、
「光の量が足りない」ということが問題なのではない。
大切なのは、「大学のキャンパスのど真ん中に、小さいプラネタリウムが置かれている」ということそのものではないか、と。

たとえ豆電球のプラネタリウムが、周辺の地面を暗く照らす程度であったとしても。
「この大学のロータリーの広場に、ある夜、プラネタリウムがひっそりとたたずんでいたこと」というささやかな一瞬の歴史がつくられること・・・そこで照らす光が、ほんの一握りの人にしか知覚できないものであったとしても、キャンパスのなかに、ひとつの擬似宇宙が広がっていったという、ささいな思い出っていうやつを、少しずつ積み重ねていくこと。そしてそんな想い出たちを、いつまでも大切に語り合うこと。
そういうことを、もっと大切にしたい。


今年、私の大学は開学10周年を迎えた。
大雑把に眺めると、そのことについて多くの人々が平静をよそおっているフリをしているようにすら感じてしまうのだが、私はそのことについて、すごくこだわっている。
よって、多くの人々が紡いできた思い出たちにとっての、かつて「そこ」にあったであろう、こうしたささやかな一瞬のきらめきっていうものについて、いつまでも、こっそりと、リスペクトしつづけていたいのであった。

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