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2006.08.13

『論文作法』あまってます

文系の論文を書くときに参考書として必ず挙げられる、ウンベルト・エコの『論文作法』を、あらためて買いなおそうと思っていて、気がついたらこの半年ぐらいで同じ本を2回古本屋で買ってしまっていた。気づけよ自分!
でも、この本が古本屋でみつかるのはかなりラッキーではないかと思う。なので、つい「あ、買わないと!」となりやすい。

なので100円で買ったほうの本を(ちょっと汚いですが)、卒論などを控えている方1名様に抽選で差し上げます。
ご希望の方は、「卒論のテーマ、およびそのテーマについての自分なりの情熱、または卒論作成における喜怒哀楽を表現した詩歌、または卒論に関する深刻なトークをたくみに避けるために用いることのできる手段・方略」をメールで書いて送ってください。

この『論文作法』は、たしかに全部は読みにくいのだけど、
第1章の「卒業論文とは何か。何に役立つか」のところだけ読んでも十分価値があると思える。
あと第2章の「テーマの選び方」も参考になる。最後の節に「指導教員に利用されるのを回避するには」というのがあったりするのが、ユーモアなのか何なのか。でもたしかに言いたいことはすごくわかる。
あと第4章の「作業計画とカード整理」もいい。カードはやはり基本なんだよなぁ、と再認識。惜しまれるのは、掲載されているカードの作例が、細かく書かれすぎて、あまり実践的に思えない点だ。
というわけで、1、2、4章だけ読んでも、かなり役立つはずだ。
あ、「むすび」のところの文章は、論文を書いたあとに読むと心底グッとくるので、ぜひいつか読んでみてほしい!

なので、この本は、いろいろ出てくる事例の固有名詞はすべてすっ飛ばし、イタリア人特有の早口な感じで文章がドバドバと流れ込むのだが、なんとか「要点だけかいつまむ」感じでザッと読み進めると、なんだか論文を書くプロセスが楽しくなってきそうな、そういう本なのである。ゆえに名著なのかもしれない。

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Comments

え?!そんなすごい参考書が有ったのですね。
それすら読まずにここまで来てしまった・・・

Posted by: りえぞ~ | 2006.08.15 at 00:05

僕は、こういう「作法本」みたいなのが好きなんで(笑)ていうか、こういうハウツー本がなければ僕は無理なタイプです(笑)

Posted by: HOWE | 2006.08.15 at 22:54

へぇー!卒論のための本があったんですねぇ。
こないだ、弟が卒論を書くとかで、パニックになっていたので、
タテーシさんから伝授したカード式を薦めました。

最近は、結婚式場を決めるのに苦戦しているので
カード整理で、頭の整頓をしてみようかなぁ。。。

Posted by: aina | 2006.08.19 at 22:24

なるほど、つぎは弟さんの番ですね!?(笑)ぜひ、カード式で。そして、カード式で式場を決めてみてくれたりしたら、お兄さんは涙がでそうです(笑)>aina

Posted by: HOWE | 2006.08.20 at 01:33

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