住民図書館
先日とつぜん思い出したのだが、
1976年から2001年にかけて、さまざまな市民運動等の発行したミニコミや機関紙を収集していた「住民図書館」というのがあった。
私がその存在を知ったときは、すでに閉館したあとだったのだが、ミニコミ等を収集して管理するというのは、なんというか、地道で途方もない作業であっただろうと思われる。そういうことをやろうという気概が、たしかに戦後の日本にはあったんだろうな、と。
いまは、その全資料が埼玉大学の共生社会研究センターというところに所蔵されているのであった。
ちなみにここのホームページをみていて、あらためて思い出したのだが、このセンターにはほかに、「鶴見良行文庫」として、彼のあらゆる資料が所蔵されているのであった。どんな資料があるのか、とても興味深い。
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