雨降りの日には音楽で和もう
こういう日に、ちょっとした・安らぎが・ほしいときは、
・・・ニューオーダーのライヴ演奏をYoutubeで探そう。
1981年のときの「ceremony」の演奏。(こちら)
ジョイ・ディヴィジョンからニューオーダーへと変化して最初期につくった、
本当にいい曲なのに、
とても雰囲気のある曲なのに、
バンドの歴史を思うと、本当に大切にしつづけたい曲なのに、
なのに、なのに・・・
どうだ、このやる気のない、テキトーなボーカル&ギターは。
そしてこのあまりのダラダラさ加減さに、なぜか逆にスカッとするのである。
気分爽快である。なぜなんだ。
これがこのバンドの魔力なのか。
何度も書いているが、「大事なのは、技巧じゃない」ということか。
ちなみに2005年、つまりすごく最近に、よせばいいのに、かつてのジョイ・ディビジョン時代の最重要曲「Love will tear us apart」をテレビ番組用に演奏しちゃったビデオもみつけた。(こちら。※途中で曲は止まりますが)
このことから分かるように、いくら年を重ねようが、体型が変わろうが、若いメンバーが1人入ろうが、何をしようが、この「国民的バンド」は、ちっとも変わらない、変わるつもりがないということだ。
なんなんだ、このバーニーの、腹立たしいまでの初々しい歌声は。新人バンドかお前は。
そうツッコミたくなる。
というわけで、ダレダレな日には、ニューオーダーで和もう。
で、おまけ。
ニューオーダーとはまったく関係なく。
バグルスのお二人によるエレクトロ・ポップの名曲「ラジオスターの悲劇」をBGMに、
よくわからないお嬢さんが、
よくわからないダンスをするというビデオをみつけた。(こちら)
なにが素敵かって、この、裏庭かどこかで撮影した、その光景そのもの・・・背後から、夕日だか朝日だか、逆光ぎみに太陽の光が差し込んでいる、その雰囲気だ。それが図らずも良い感じのノスタルジックな映像を生みだしているように思えてくる。しかもこの曲の、いつまでも古びない美しいメロディーが、またほどよくマッチしていて。
どうみても踊りと曲のバランスがあっているように思えず、たんなるマヌケな映像なんだけど、初秋の夜には、不思議に和むのであった。
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