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December 2006

2006.12.31

バルセロナ

いつにもまして、やたら鼻水がひどい年末。

***

フセインの死刑執行人が覆面をつけざるを得ないのはともかくとして、あの映像をみると、ほんとにどっちが悪の枢軸なんだか分からないよなぁ。

***

掃除をしていたら、ボーダフォンの小さいステッカーのセットが出てきた。
「携帯に貼ってください」という意図で、わざわざ貼る場所が図示されていたりする。
けどボーダフォンの携帯を買ったうえに、わざわざこれ以上企業ロゴを貼るようなダサいユーザーはあまりいないわけで、当時の私もそんなシールを使うことなど、ナノセカンド秒も考慮していなかったはずだ。Dsc07607
しかし時が過ぎ、日本のボーダフォンはソフトバンクに買収されてしまっている2006年の年末に、再びこのシールを見ると、がぜん「これ、ソフトバンクの携帯に貼ってみたいよな」と思いたくなるのが人情というものだ。

「人情」というと言い過ぎなんだが、つまりは「ソフトバンク」というネーミングがいやなのだ。soft bankって翻訳サイトで和訳すると「柔らかい銀行」って出てくるんだぜ。だからなんだよといわれても仕方ないが、とりあえずいやなのだ。

***

いいかげん、紅組とか白組とかで喧嘩しないで仲良く歌おうよと呼びかけたい国民的歌番組であるが、今年はエア・ギタリストの宮城さんがどこかで出るとの話なので、かなり気になっている。

***

そういえば、昨年のカウントダウン後の深夜における京都テレビの特番をこのブログでも讃えたのだが、今年はまったくそのような番組をする気配がなさそうで、本気で残念だ。 狭い和室に押し込められた地元のJリーガーと大学教授とのかみ合わないトークが聞きたかった・・・あの京都テレビ社屋で行われる照明の暗いドッグ・レース大会が観たかった・・・あ、干支が犬だったからドッグレースだったのか。

***

そんなわけで、今年の締めくくりソングとして、故フレディ・マーキュリーとモンセラート・カバリェのデュエット曲、『バルセロナ』の熱唱をYoutubeで見つけたので、リンクさせてもらいます(こちら)。気分的に、この曲って年の瀬な雰囲気がするので。

よいお年を。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。

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2006.12.30

煎じ詰めると

更新さぼってました。

***

 コカ・コーラの「原液の製造方法」というのは、「秘伝」として文書化されていないらしく、そしてその製造方法を知っているのは、地上で2人だけ、という話らしい。
 2人のうちどちらかが亡くなったら、あたらしく後継者を指名して、その選ばれた人に、もう1人が口頭で製造方法を教えるらしいのだ。
 で、万一に備えて、この2人は同じ飛行機に乗ることなども禁止されているらしい。

 でも、「実際に工場とかで原液を作るときに、作り方なんていくらでもバレるのでは?」とも思うが、どうだろうか。ひょっとしたら、その「2人」が最初の工程、つまり原料の調合などを自分たちでせっせと作っているのだろうか?あるいは、つい我々はその「2人」が、企業のトップ重役のような人たちだろうと勝手に想像してしまうわけだが、もしかしたらそうではなく、たとえば「2人」のうちの1人とかが、普通に工場で働いている現場の人だったりするかもしれない。
 ともあれ、こうしてアメリカで製造された原液が、世界中の工場に搬出されて、いつものコーラが作られているわけだ。

 たしかに、ここまで世界的にブランドが浸透した飲料水だから、原液の作り方がバレると、一気に安く類似品が出回ってしまい、会社としてのダメージは計り知れない。
 僕が興味深いと思うのは、コカ・コーラ社のような超巨大企業の、生命線ともいえる「原液の製法」という最重要機密が、その中枢の本当にトップのところにおいては「口頭でしか伝えられない秘伝」という、なんとも神秘的な領域で守られ続けているという点だ。

 この事例のように、本当に重要なことは、文書化されていないままだったりするのかな、とか想像してしまう。古代の秘跡とか経典とか聖書とかも、もしかしたら編集作業のプロセスで、作った人たちがあーだこーだ議論していた、その部分にこそものすごい情報が交わされていたりして。

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2006.12.27

と、いいながら

こうして昨日、アイリッシュ魂について書いておきながら。
あぁ、うう。
書くべきことばが出てきません。

ので。

苦し紛れに。
このブログの左側に載せておきたいと常々思っていた「イレギュラー・リズム・アサイラム」のリンクを貼らして頂きまして、今日の記事といたします。

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2006.12.26

アイルランド人

昨日mizuix☆とも話していたのだけど、

2002年のワールドカップにおける、
あのアイルランド代表と、
あのサポーターたちのことを
忘れずにいたいと、あらためて強く願うよ。

あのドイツ戦のゴールシーンは(こちら

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2006.12.25

フランス人

フランスの著名人で、

ドゴールとゴダール、
ボードレールとボーヴォワールとボードリヤール、

この人たちは常に私にとって、混同しやすい人名である。
ちゃんと歴史だったり現代思想だったり映画監督だったりを勉強しているはずの人なら決して間違えないだろう人名も、あらゆる方面で中途半端な知識しか持っていない私のような者にとっては、マジカル人名と化す。


そういえば
ちょっと前のF1ドライバーで、
マーク・ブランデルとマーティン・ブランドルという2人の英国人がいて、
ある年はよりによってふたりとも同じチームで走ったりもしていた。
しかもウィキペディアで調べたら、いまこの両者は共同でレーサー育成事業を起しているらしい。
ややこしい。
きっとここにやってくるレーサーの卵たちが最初に学ばなければならない課題は、この2人の事業者の区別をつけることなんだろう。意外に反射能力を高める効果があるのかもしれない。

ところで最近ことに感じるのは、ネットでウィキペディアとかYoutubeなどを使うと、つい自分にとっての「懐かしい文脈」ばかりたどって検索してしまう。情報収集欲が過去に向かいすぎている。

***

ウィキペディアの「ボードリヤール」の項でも出てくるけど、ここに書かれている「ソーカル事件」っていうのが面白い(こちら)。
これってまさに「星の王子さまと野菜人格」(このブログの左下サイドバーも参照)の本の世界そのものが現実で起こったかのような。

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2006.12.24

次回予告

来年の1月27日(土)に、このような講演会を行います。

ぜひ、こちらをクリック

そして、広報用チラシのデザインをこのようにしてみました。

Corbin061207omote

ウラはこのようになっています。

Corbin061207ura

このデザインにおけるウネウネの帯は、十二単の装いをイメージしつつ、「匂い」や「薫り」をイメージしつつ、またこれが源氏物語の「宇治十帖」の舞台を流れる「宇治川」だったり、背後の山々だったり、そういうイメージもからんでいる・・・というのは、デザインを作ったあとに、それとなく後付けで解釈していたりするんですが(笑)

で、このチラシのポイントは、
オモテとウラを交互に並べて貼ると、ウネウネがどこまでも続くという仕組みになっております。

Genji1


Genji
ウネウネ・・・

Koller1_1
「うわー! どこまでも続いているー!!」

はい。
というわけで、
研究機関の発行する広報用チラシの常識を打ち破る、
この「特殊仕様エンドレス・チラシ」。

印刷が完成し、納品されたダンボールを開けてすかさずこのチラシを机の上に並べていた私が、ひとり「フフフ」とほくそえんでいたことは言うまでもありません。

そしていつものように各大学・研究機関等へ郵送させていただいておりますが、
どこまで場所をとるねん、という自己ツッコミのもと、
しっかりとお手紙の最後にチョロッと「ぜひ交互に並べて貼ってください」と書き添えさせていただきました。
まぁ、本当にこんなふうに掲示してくれるところは、皆無でしょうけれど。

で。

そもそもどうしてこういうデザインになったか、について触れさせていただきます。

















元ネタがありまして、
実に単純。

1973年にピンク・フロイドが発表したアルバム『The Dark Side of The Moon』
邦題は『狂気』ですが、たしかに狂ったほどバカ売れした作品です。

で、レコードの発売当時、お店のディスプレイ戦略として、
レコード盤のオモテとウラを交互に並べてディスプレイすると、ジャケットに描かれているプリズムの光が永遠に続くという話だったそうです。


そのジャケットは、オモテがこうなっていて、

Dsotm0

で、ウラ面は、こんなふうになっています。

Dsotm2


ためしにパソコンで画像をつないでみると、

Dsotm3

Koller1_2
「わー! 本当だー!」

と、
いうわけで。
結論としては、
「なんだよ、結局プログレッシヴ・ロックのパクリかよ」
です。

そういう想いを胸に、ぜひこの講演会においでくださいませ。
ちょうど土曜日なので、今年の「連続公開ミニ・シンポ」に行けなかった方は、ぜひぜひ。

なお、今回は「事前申し込み制度」なので、参加をご希望の方は、あらかじめ応募をしていただくことになります。詳細は(こちら)の「参加申し込み方法」をごらんくださいませ。

あと、年明け早々に、このチラシを学内でひたすら一緒に貼ってくれる人募集(笑)

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2006.12.23

雨あがりの夜空に

1989年のバンドブームの頃、ちょうどクリスマスの時期にあわせてNHKがゴールデンタイムに当時のメジャーなバンドを集めて音楽番組の特番を放送していた。
あのとき一番印象的だったのは、RCサクセションの曲「雨上がりの夜空に」をジュンスカイウォーカーズとユニコーンこが一緒に演奏したシーンだった。
さすがYoutube、そのときの映像までアップされている。(こちら

奥田民生の若いことといったら!

当時何度もこのときの映像をビデオで繰り返し観ていた。
ジュンスカとユニコーン、両方とも大ファンだったのだ。

クリスマス・ソングといえば、私はジュンスカの「白いクリスマス」が忘れられないのだ。こちらもYoutubeでPVがあったりする(こちら)。今でもたまに、ちょっと古臭いショッピングモールとかで流れるボーカルなしの有線放送とかでも、この曲が季節モノとして流れていたりして、グッときてしまう。
私にとっての80年代は、そういった無条件の無邪気さがどこまでもひろがっていく。

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2006.12.22

くしゃみ

モノの考え方とか、
話し方とか、言葉の選び方などは、
年齢とともに少しずつ変わっていくのだろうけど、

「くしゃみ」の仕方は、
おそらく生まれて以後、ほとんど変わっていないような気がする。

というわけで、
くしゃみをするときは、
せっかくの機会なんで、自分のなかで「ノスタルジー」を感じ取れるように、
ほんのすこし精神的努力を試みていくのも楽しいかな、と思いついた。
「自らの根源に触れる」みたく。

や、普段から「くしゃみ」しすぎなんですがね。
鼻が弱いんだか。

書きながら思い出したが、
アメリカの有名な投資家のウォーレン・バフェットは、お菓子メーカーへの投資を好むらしいのだが、その理由は業態に大きな変化が起こりにくいからだという。
で、その説明をするために、例として
「チューインガムの噛み方には、この数十年間新しいテクニックが編み出されていないから」
とか言っていて、「!」と思った。

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2006.12.21

ザリガニの絵

先日のあんとら氏のコメントを読んで、幼稚園のとき、「ザリガニ」の絵を描かされたときのことを思い出した。

なぜザリガニの絵を描いたかというと、たしかその頃、たまたま教室でザリガニを飼育していたからだ。
なので、その実物をみて、みんなで絵を描きましょうね、となったのだろう。

ちょうどその絵を描いているところは、卒園アルバムの写真にも残されていたので、ずっと記憶に定着しているのであった。
で、写真用に、みんなが整列して制作中のザリガニの絵と向かい合っていたのだが、私の描いたザリガニは、ひとり異彩を放っており、唯一「横からみたザリガニ」を描いていたのであった。

そのとき、はっきりと記憶しているのは、私は当時テレビでよく放送されていた「中納言」という料理屋の、あのテレビCMにおける「イセエビが水面を跳ねるシーン」を思い描いて、ザリガニをあのように描こうとしていたのである。ゆえに、テレビと同様、ザリガニを横向きにして、シッポを跳ねる瞬間を描きあらわそうとしたわけである。

かつ、それを可能にしたのは、日ごろから私はザリガニに傾倒しており、いつもドブ川で捕まえては飼育したりしていたからだ。よって、見慣れた生き物だから、描きやすかったのだろう。
写真に残されている、その他のクラスメートの描きっぷりを見てみると、そのほとんどが似たような絵になっている。それは個性がないというよりも、きっと、気持ち悪がってあまり観察しなかった子もいたのだろうし、「となりの子が描いたふうに、自分も描いてみた」という雰囲気が強く感じられるものだった。つまり描く対象として、ザリガニは幼稚園児には難しすぎたと思うのだ。ハサミを大きく、胴体を小さく、といった描き方はむずかしい。

また、写真をよくみると、多くのザリガニの形は似ていたが(ダンゴムシのようになっている)、それぞれが思い思いの色を塗りたくり、とてもカラフルで可愛らしいザリガニが多い。むしろそのへんで、各々の個性は発揮されていたのだろう。それにひきかえ私のザリガニは、赤一色で塗りたくり、遊び心には欠けている。よほど「中納言のイセエビ」が憧れだったのだろうか。。

で、その絵が教室に掲示されていたとき、ある日私は、まったく面識のない誰かのお母さんから、やたらその絵を絶賛され、すごく照れくさかったことを今でもすごく覚えている。子どもながらに「オリジナリティをほめられている」というのがわかった。「人と違うことをやったときの喜び」に触れた一番最古の記憶かもしれない。

なので、今でも私は、ザリガニを横から描こうと苦悶している。そんな気がする。

ちなみに今、この記事を書くために検索したら、「中納言」という海老料理屋はいまでも健在で、かつホームページのトップには、「イセエビが跳ねる動画」がでてきて、ある意味衝撃的だった(笑) (こちらをクリック

Ebi
サイトでもCMの動画が見られます。


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2006.12.20

第4回シンポ終了

無事に「南方熊楠曼荼羅、鶴見和子曼荼羅」のシンポジウムが終わりました。
予想を上回る多数の聴講者にめぐまれ、うれしい悲鳴でした。
(ていうか、来場者数予想を読みきれていない私に問題があるのだろうけど 笑)

鶴見和子文庫をめぐるシンポジウム、今年予定していたぶんはすべて終了です。
そして、次年度にもつながるイベントも企画中であります。

つぎの公開イベントは1月27日の、「源氏物語の匂いと薫り」です。
ポスターができましたので、近日中にここにもネタとしてアップします。
そう、次のポスターは「ブログのネタ」としてデザインしていたと言っても過言ではないのでした。
詳細は後日。

毎月1つずつイベントをこなしている状況ですが、
あたたかく見守ってやってください。
人間学研究所を。

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2006.12.19

リメイク

私の学部時代の指導教員TKは、かつてサイドのフチが大きい、黒いサングラス風のメガネをかけていた。
その姿をみると、しばしば私は映画『ジュラシック・パーク』でカオス理論を語る数学者のイメージを連想していた。

J_jpark02
右の人ね。

まあ、つまりのところ、「アヤシイ教授」なのであるが。

で、
先日、研究所の会議のときに久しぶりに顔をあわせたのだが、
TK先生のメガネが新しくなっていることに気がついた。

しかし、正確には、
「以前かけていたメガネに、ちょっと手を加えた」というのだ。

よくみると、
あのサングラス風メガネの幅広いサイドのフチのところに、
ちょっと立体的な黒ネコのシールが2,3匹貼られていた。

「・・・・・。」
なんとも言いがたいが、

でも、

「この人ならアリだな」と思わせる、その勢いは、
あいかわらず見習いたい。

「リメイクですね。古着のリメイクみたいに。今流行ってますよね」と、言ってみた。

ちょっと得意げに、椅子に座ってコロコロしていた。

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2006.12.18

今日のプログレ

だいたい、Youtubeのネタをここに持ってくるときは、その日はネタに困っているか、あるいはじっくりブログを書くエネルギーに乏しい、というのが正しい。

というわけで今日のネタは、「UK」という古いバンドの演奏。
UKは、私にとって「70年代英国プログレの一番最後に輝いていたスーパーグループ」という認識であるのだが、オリジナルアルバム2枚とライブアルバム1枚を残して解散してしまった短命バンドで、その活動期間の乏しさゆえに、よけいに後々のマニアックなファンが根強く残ってしまうという意味でも「スーパーグループ」だったのだろう。
そのなかでも特にお気に入りの「シーザーズ・パレス・ブルース」を演奏している動画があるのでそれをアップしたい。(こちら

Uk

なにがいいかって、この後期UKは
ドラムに、ベースに、
電子ヴァイオリンの3人トリオだったことだ。

で、この曲が個人的に好きなのは、電子ヴァイオリンという楽器が「ひょっとしたらエレキギター以上の発展性を秘めているのでは」という可能性を感じさせる楽曲だからだ。(この動画の2分30秒あたりからは独壇場だ)
もはやこのときのUKに、ギタリストは不要だった。ドラムとベースと電子ヴァイオリンで、がっつり“ロック”していたんだから、やっぱりこのバンドはカッコいい。

***

話をかえよう。

大昔、ある芸術大学の入試要項を取り寄せてみていたときに、絵画の学科の入試で、実技試験として受験生が描いた作品集みたいなものが付録についていて、そこに掲載されていた作品たちをみてとても驚いたことがある。それは、あらゆる意味で「みんなそっくりの絵」だったのだ。タッチとか色使いとか、細かい点までとても均質的で、いかにも「その大学の先生が選びそうな傾向を狙っています」みたいな感じで、正直恐ろしくなったほどだ。あるいは、そういう課題だったのか、と今なら思い直すこともできる。「こういう条件に合わせて、正確に描いてください」みたいな。それならまだ分かるのだが、しかしそれでも釈然としないものは残る。みんながみんな同じような絵を描くことを「よし」とする、そのセンスはどうしようもないぜ、っていう。

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2006.12.17

首相日誌

よく新聞の隅っこに「首相日誌」とかで、その日の首相の動きを事細かく記録しているコーナーがあるけれど、しばしば首相の休日の過ごし方まで記されていて、そういうときは

「午後は首相官邸で音楽鑑賞や資料整理などして過ごす」

というパターンが多い気がする。

で、明らかに総理大臣ほど忙しくないはずの自分自身がじっくり休日を過ごしていても、ちっとも「資料整理」ができていないことに気づくと、しばしばこの「首相日誌」のことを思い出すのであった。

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2006.12.16

名演

今日も何かと興味深いことがあったのだけど、
お酒を飲んだあと帰宅早々にこうしてブログを更新しているので、その件は後日落ち着いたあと、あらためて書きたい。

てなわけで、こういう状況に書きたくなるネタとしては、
エマーソン・レイク&パーマーというバンドがいかにぶっ飛んでいたか、という歴史的検証だったりする。
うん、今ちょっと酔っ払っているので、それぐらいのスカッとする、バカっぽいネタがちょうどいいや。

で、例によってYoutubeの動画だけど、
1971年のときのライヴ映像があるわけだ。
こちらをクリック

Elplond1

キース・エマーソンのキーボード作業が延々とクローズアップされている。
ハモンドオルガンを破壊しかねない勢い。
こういう、どーしよーもないパフォーマンスをひたすら追求する、その精神性がいい。

しかし驚くのはまだ早い。

これと同じ曲を、その十数年後にライヴでやっているときの映像を見つけたのだが、
もはやオジさんになったキース・エマーソンが、あの由緒あるロイヤル・アルバート・ホールにて
70年代のときのそれよりも、数倍に強烈なパフォーマンスを繰り広げている。

正直言って、私が今まで観たプログレッシヴ・ロックに関する映像のなかでも、
もっとも度肝を抜かれたパフォーマンスといってもいいぐらいで、
ぜひ、おねがいだから、
このブログを読んでいただいている皆様には、ぜひ、観てほしいと願っている。

(こちらをクリック)

もはや「世界びっくり人間ショー」扱いである。
笑いすら消えてしまう勢いだ。

言葉にするとすごく空しさすら覚えるが、Youtubeが観られない人のために解説すると、オルガンの上に乗ったり、ナイフつきさしてキーを固定して、うしろの壁にELPのロゴをスプレーで描いたり、オルガンに飛び掛って、自らオルガンの下敷きになって、ベートーヴェンを逆向きから演奏したりとか、普通ありえないことをこのオジさんはやっている。

感動、というか、唖然とするというか。
「あぁ、これこそ、プログレッシヴ・ロックなんだろうか」と思う。
パフォーマンスそのものが、プログレスしていくような。
つまりは、年齢とかどうでもいい、ぐらいの勢いだ。

それとともに、こういう変態キーボーディストと一緒に黙々と仕事をしていた、ドラムのパーマー氏には、なんとなく同情的な気分になったりもする。しまいには心配そうに立ち上がって様子うかがいながらドラム叩いてんだもんな(笑)

実は数あるプログレ・バンドのなかでも、いまだにELPってなぜか縁遠い存在なんだけど、今回のこの動画をみて、あらためてもっと深く理解しようと真剣に思った次第である。

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2006.12.15

書き終わりと、あらたなはじまりと

卒論おつかれさまでした!>みなさま

「おつかれさま」って、この場合は、書いた学生とともに、指導した先生方にも向けられるわけで(笑)

この時期、いつもウンベルト・エコの『論文作法』の、むすびの言葉が思い出される。

「何十年後にも、君がその論文に立ち戻ることだって起こり得よう。初恋みたいなものだったのだろうから、それを忘れることは至難となろう。要するに、君が本格的かつ厳密な学問研究を行ったのは初めてのことだったであろうが、そのことは体験として決して軽んずべきものではないのである。」

僕も結局のところ、こうしてウンベルト・エコの言葉に感銘を受けながら初めての論文を書いて以来、今に至るまで、いつだって「つぎの研究」のことを、頭のどこかでボヤンと考えつつ、あーだこーだ、ジタバタしている気がする。

***

ところで、大学の事務局の入り口ちかくのラックに、最近はマイナーな映画のフライヤーなども置かれるようになって、なかなか良い雰囲気になっているのだが、たまたま今日、ドキュメンタリー映画の『シャガール:ロシアとロバとその他のものに』のフライヤーをみつけた。

すでに上映は終わっているのだけど、そのフライヤーの写真のシャガールが、ほんっとにいい笑顔をしていて。

S

「そうそう、これだよ、これ!この笑顔!」と思った。

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2006.12.14

香道

研究所のランチタイムワークショップに来てくださった一般参加のお客さんと話をしていたとき。
その人が「最近は、香道(=こうどう。お香の匂いをかぐやつです)について調べていて、あちこち訪ね歩いています」という話だったので、「あぁ、いろんな場所に足を運んでは、見聞を広めているんだなぁ」と思い、その熱心な研究意欲に敬意を表して、

つい私は

「行動派ですね」

と口走り、

言った瞬間に 「しまった!!」
となった。

Di_canio_1

周りをみると、すでにみんな失笑状態。

ちがう、ちがうんだ。
わざとじゃない、そんなダジャレ!!!!!

と、何度否定しても遅かった。

でもほんと、「香道」と「行動派」って・・・・
自分にしてみたら、かなり高度なダジャレである。
あああああ!! しかもこの文章を書いた瞬間、「高度」すらも「香道」に対するダジャレになっているんじゃないかと思ってしまい、軽く焦ってしまっているのだが!?(笑)

Savage10_4


とにかく、(面白いかどうかは別としても)、「香道」の文脈で「行動派」というのは、私にとってはハイレベルなダジャレであり、狙って言えるものなら、どんどんそういうダジャレを言ってみたいほどだ!!と思っている。たとえオヤジギャグと言われようが!!(笑)

そういえば、デイリーポータルZでも小野法師丸さんが「父のだじゃれ」を取り上げていたけど(こちら)、僕はめっぽう、小野さんのお父さんのダジャレは、好きかもしれない(笑)

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2006.12.13

Gmail

だいぶ前にtoyotti氏から紹介してもらった、グーグルのフリーメール、Gmailなのだが、最近ようやく「使い方」がわかってきた。
これはフリーメールなので、タダで2ギガもの容量を使えるようになっている。
2ギガって、メールのテキストだけで消費してしまうような容量ではない。
つまり、考えようによっては、これって「フラッシュメモリの代わり」になるじゃないか、ということに気づいた。
しかもグーグルの優秀な検索機能のおかげで、その2ギガのなかで自分の探したいものは、検索窓にキーワードを放り込むだけですぐにメールが絞り込めるときた。

うむ、「いまさら気づいたのかよ感」がぬぐえないが。
でも、こういうことに、いちいち感動して、新鮮な驚きをもっていたい。いつまでも。

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2006.12.12

万博

仕事の流れで、1970年の大阪万博に関する記録映像を観ていた。

それは当時のニュース映像で、朝日新聞系のところが作っていたフィルムなのだが、
大阪万博が、来場者に長い待ち時間を強いており、パビリオンに滞在する時間よりも待ち時間のほうが長くて辛いことや、そしてパビリオンに入ったら入ったで、よくわからない顔してやりすごす人が多い、ということを皮肉たっぷりに伝えていた。
そういう露骨な報道姿勢自体、当時はまだまだジャーナリズム精神がマトモだったんだなぁという気分にもなってきて、興味深いものだった。

で、
そのニュース映像の題名をみると、
当時の万博のメインテーマだった

「人類の進歩と調和」

にひっかけて、そこには

「人類の辛抱と長蛇」

と書かれていて、その場にいた先生と大笑いしてしまった。

このフレーズを考えた人は、きっと天才にちがいない。

ちなみに今グーグルで調べたら、そのフレーズはかなり有名なネタのようだった。
しかしいずれにせよ、この見事なフレーズのかもしだす痛快さは、時代を経てもその輝きを失うことはないはずだ。

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2006.12.11

データの受け渡しと、信頼の引渡し

いまの仕事をはじめてから、チラシやポスターの印刷はすべて「ウェーブ」という滋賀県の激安印刷業者に発注している。
フリペ制作者としても、こうした印刷業者の値段設定には日々注目してしまうのであるが、いまのところ私の探した限り、ここより安いところはない。

ただし安いのはそれなりに理由があって、印刷データのやりとりや、連絡事項のすべてをネット経由で行い、かつ通常のオーダーだと「校正作業」ができないのである。
つまり、この業者で印刷物を作るのは「一発勝負」であり、そして印刷物が完成して、宅配で到着してダンボールを開けるその瞬間まで、果たして印刷物が自分の思っていたとおりにできているのかどうか、定かではないのである。

自分を信じ、そしてウェーブ社の仕事ぶりを信じるしかないのである。
これほどまでに「信頼感を賭けた一発勝負」って、そうそう体験できない。

実際、過去に作ったチラシのなかで、「うわ、こんな色にするつもりはなかったんだけどなぁ・・」となったことは、じつは何度かある。逆に言うとそれだけ素人仕事だということでもあるのだが・・・。ただどうしても、パソコン上で認識する色彩の幅と、実際の紙の上では、どれだけ精緻に作ったつもりでも、ズレがでてしまう。

なので、今年は少なくとも5回、このウェーブ社で私は印刷物を作ったわけであるが、
完成したデータを送信する作業のときなど、何度やっても常に緊張を強いられるのである。
この緊張感は、あまり「開き直って楽しめる」種類のものでもなく、普通に、 い や だ(笑)

もし失敗したデータのまま送って、数日後送られてきた印刷物の出来上がりが失敗に終わっていたら、そのときは誰にもチラシを見せず、すみやかに自腹を切って、新しいデータを作って「納期短縮・当日完成コース」のオーダーを出す覚悟は常にできている。
幸い、そういう状況がいままで生じなかっただけであり、それはそれでラッキー、といったところだ。

はじめてウェーブ社でポスターを作ったときは、入稿までの道のりで何度もつまづき、かなり動揺しまくった思い出がある。
イラストレーターのソフトをはじめて触ったようなズブズブ素人だから、なおさら被害は拡大しつづけた。
結局、決定稿を入稿するときは、どうしようもなく不安にかられて、しかたなく直接滋賀県の本社まで駆け込んでデータを持ち込み、その場でスタッフさんからデータの不備などを指摘してもらったのであった。
ただし、そのときのスタッフさんが、やたらと親切で、「いやー、それでもここまでよくがんばりましたよ」的な雰囲気で応対してくれたので、かろうじて今の私があるといってもいい(なんなんだ)。

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2006.12.10

無買日の続報

無買日(Buy Nothing Day)のメーリングリストでまわってきた続報が、話題満載だったので、せっかくなんでここに転載します。

以下、本文です
--------


無買デーな皆さま、


無買デー・ニュースの続報です!!


〓〓〓 日本 〓〓〓

・先日、お伝えした長野や京都の話題に加えて、今回は東京の瀟洒なファッション・タウン=自由が丘と、ヒップな若者の街=渋谷から活動報告がきています。いずれも無買デーのチラシやポストカードが道行く人に手渡されました。

・面白い作戦を一つご紹介します。まず、繁華街の街頭でくばられているティッシュペーパーを集めて回ります。そして中に入っている広告を抜き取り、新たに無買デーのポストカードを差し込んで、ハイ、できあがり。これを再び道行く人に配布して回ったそうです!


・大阪の長井公園では、「ホームレスのホームクッキング」というイベントがありました。ただ、昨年までのような明るい雰囲気ではなかったようです。当局による強制的な追い立てや身柄の拘束が続いており、大阪のホームレスのひとびとにとっては非常に厳しい年であるとのこと。

・それでも長居公園では、セカンドハーベスト・ジャパン社のご厚意により、「無買チャウダー」が振る舞われました。フィールドワークに来た学生グループも一緒に食事をしたようです。

・他のホームレス・コミュニティでも無買デー・イベントの計画があったのですが、メンバの一部が感情的にも肉体的にも疲弊しており、結局実施できなかったようです。

★日本の無買デー・イベントの写真集:
http://homepage.mac.com/ellenycx/BNDJapan06/


〓〓〓 海外 〓〓〓

・台北では、今年も「無買デーの友」のみなさんが、派手にやってくれました!「三匹のサルのダンス」という秀逸なパフォーマンスがありました。サルはそれぞれ「広告を、見ザル」「売り文句を、聞かザル」「買った買った、言わザル」を表しています。デモを行った場所は、タイペイ 101 ビルの裏側です。このビルは、世界最高層のビルであり、エネルギーと資源のムダ使いという意味では世界最悪のシンボルでもあります。

日本に届いた写真の一部はこちら:
http://homepage.mac.com/ellenycx/BNDJapan06/PhotoAlbum119.html

台北のサイト(すべての写真があります):
http://www.flickr.com/photos/teia/sets/72157594393810624/


・米国カリフォルニア州、エメリービルでは、IPOCというアメリカ先住民族の団体が、今年で5回目になる無買デー・デモンストレーションを行いました。この土地のシェルモントという丘の上は何千年にもわたって先住民族の埋葬地であり、いわば聖地だったのです。最近、抗議運動にもかかわらず、この場所にショッピングセンターが建設されました。

「大地と聖地、そして祖先の霊は神聖なものなのだ。ショッピングセンターよりもはるかに」、と、主催者は述べています。
http://www.indybay.org/newsitems/2006/11/23/18332501.php


・ウィーンの目抜き通りではサンタクロースのストライキが!
http://www.mg.co.za/articlepage.aspx?area=/breaking_news/other_news/&articleid=291383


・ニューヨークでは、例によってビリー牧師と「買ウナー教会」が説教パフォーマンスを繰り広げました。

「我々はヴィクトリア・シークレット(ランジェリー・ショップ)のキャッシュ・レジスターを除霊したぞ! それから、オールド・ネイビー(カジュアルウエア・ショップ)の前で、連中が途上国の生産工場からの搾取をやめるよう、神に祈りを捧げたのだ」
http://www.revbilly.com/


・フランスでも、たくさんのひとびとが消費社会に批判的な活動をくりひろげました。パレード、パーティ、ストリート・パフォーマンス。「不浄な消費主義に対抗する聖なる集い」が、10カ所以上で実施されました。

知識人であるPaul Ariesは、消費者にゼネストをよびかけました。アドバスターズと提携しているフランスの雑誌、「La decroissance」は、"シンプルライフ"を応援するキャンペーンを続けています。★おまけに、禅タ・クロースアイコンはトップページに!
http://www.casseursdepub.org/


・スイス、ジュネーブでは、自由交換市場(お金を使わない、物々交換の市場)が開催されました。また、キリスト教のグループが、全面的な消費ボイコットをよびかけました。
http://www.christnet.ch/Home.aspx?docid=480&lang=Fr&topmenu=Economy%09


・インドのムンバイでは、活動家が、「無買インド」というドキュメンタリ映画を作成しました。消費主義がインドの文化に侵入している様子と、無買デーのコンセプトについて紹介した作品です。
http://www.dnaindia.com/report.asp?NewsID=1066003


・オーストラリアのメルボルンでは、街頭でクレジットカードを切り捨てるサービス(?)が出現しました。
http://www.theage.com.au/news/nataional/-but-not-on-buy-nothing-day/2006/11/24/1164341396702.htm


・アメリカのフィラデルフィアでは、アメリカのヒーローキャラクターをパロった連中が爆笑モノのストリート・パーティを繰り広げました。
http://michaelbrix.spymac.com/WebSites/usantiheroes.com/files/2006BND/index.html


・オランダでは、かわいいコスチュームの女性がチラシをまいています! センスの良さは必見です!!
http://www.koopniets.nl/2006/verslagen.html


・ベルギーでは、いくつかの市民グループが、スーパーマーケットの中で静かなパフォーマンスを繰り広げました。からっぽのショッピング・カートを押しながら、修行僧のように歩き続け、レジのところでは「無買クーポン」を配布したりました。最後には、みんなで自転車デモ行進をしました。
http://liege.indymedia.org/news/2006/11/13510.php


-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

さて、みなさんの「無買デー」はいかがでしたか?

次は、「無買クリスマス」が進行中です。
アドバスターズのサイトでは、無料のクリスマス・カードや「プレゼント免除券」
などがダウンロードできます。ご活用ください!
http://adbusters.org/metas/eco/bnd/xmas.php


その後は?!

スローダウン・ウィーク(1月)があります。
4月には、「テレビをつけない一週間」(ノーTVウィーク)が開催されます。

あと、来年は、「脱ケータイ年間」です。ほんの少し前まで、人類はケータイなしで何千年もやってきたのです。便利ですが弊害も多い携帯電話。ひとびとの依存度はますます上がり、それ無しで生きていくことすら難しくなっているようです。どうしてこんなことになってしまったのでしょう? 1年かけて、ゆっくり考えてみるのもよいのではないでしょうか?

それではお楽しみに!


ガービ
無買デー・ジャパン・ネットワーク
ネットワーカー

日本語版 powered by 加藤あきら

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ベルギーのショッピングカート修行僧、いいなぁ(笑)。パフォーマー魂すら感じさせます。
このグループのつくった画像がいい。クリックすると動画になります。↓
2002jsa_off


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2006.12.09

校友会

校友会パーティのこと。

なつかしいというか、「これはどこかで観た光景だ」みたいな、そういう場。
「どこかで観た風景」というのは、なんというか、
自分たちは出来立ての大学に入ったので、学内で学会を開催するときの手伝いというものを、学部生の頃からやらせてもらったことが多いので(今思うと、ヒヤヒヤもんであるが)、
一回生のとき、はじめての学会を無事に済ませて、さいごに行われた懇親会は、こうして京都駅の近くのホテルでやったっけ、という記憶がよみがえってきたわけで。

あの懇親会のときに忘れられないのは、(その後長きにわたって私の面倒をみていただくことになる)指導教員TKが、部屋の隅でどぎまぎして固まっていたであろう我々一期生の学生たちに向かって
「あの狭き門を突破した君らは、頭がいいとかじゃなく、もはや運がいいだけなんで、その運のよさで世の中わたっていってね~」
みたいなことを飄々と言ってのけたことだ。


でも、
今でも僕は、「運のよさ」が自分の持ち味だと思っている。
その点では、いまだに指導教員に言われたことを忠実に信じ込んでいるわけだ。

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2006.12.08

今日は

大学事務局の忘年会でした。
そんな状況であるにもかかわらず、
帰宅して、まずこうしてブログを更新しようという、その使命感というかなんというか。
もはや意地です(笑)

明日は大学OB会のパーティー・・・
あまり酒をすすめないでください。よろしくおねがいします(笑)

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2006.12.07

サヴィルが降りる

ここに書き残すことを忘れていましたが、このブログ(@ニフティのココログ)の大規模なメンテナンスのため、ここ3日間ほどアクセスできない状態でした。
ひさしぶりにブログを休んでおりました。

その間にあったことを報告しようかとも思いましたが、
特に何もなく・・・
やはり月曜日の火事がいちばんインパクトあったなぁ。

***

週末土曜日には、大学OB会の、10年に一度あるかないかの大宴会in京都センチュリーホテルです。
「え、なにそれ?」とかいっているKBU卒業生は、すぐに連絡してください。

***

で、ようやく大学ホームページに、次回シンポジウムのお知らせを告知することができました。
こちらをクリック

チラシはこれです。クリックすると大きくなります。

Photo


こちらは裏面。
スペーシーな画像たちは、海外の教育向けフリー画像集のサイトからいただいた。
Photo_1

こうして、連続4回のミニシンポジウムのチラシは、すべて鶴見和子文庫が収められている大学図書館の書庫の写真で統一したわけです。mizuix☆氏の写真がなければ完成できない作品でした。ありがとう。
実は今回のチラシのデザイン案は、夏休みごろにほぼ骨格ができあがっていて、この12月のチラシのテーマは季節感をもたせて「クリスマス」だったのだけど、こうして本当に12月になってこのポスターをみても、夏ごろに想像していたよりも、ぜんぜんクリスマスっぽくないんで、微妙な気分です。

いろんな方々に、とてもこのチラシを褒めてもらっていて、うれしいかぎりです。
あとはシンポジウム当日に、多くの方々に来てもらえるように、できる限りのことをしたいと思っています・・・といっても、今週の仕事の大半は、来年1月のイベントのためのチラシ作りだったり事務処理だったりするんですが。
あぁ、時間のたつのが早い。

***

次のポスター(来年の1/27、宇治市源氏物語ミュージアムで『源氏物語の匂いと薫り』というイベントをやります)も、なんだかんだで、ピーター・サヴィルが自分の脳みそに降りてきてくれて(苦笑)、なんとか完成できそうです。
こういう広報用チラシを作る場合は、ヒプノシス(ピンクフロイドのジャケット作品など)とかロジャー・ディーン(イエスのジャケット作品など)ではなく、ジョイ・ディビジョンやニューオーダーのアートワークを作りまくったピーター・サヴィルのしでかした仕事について思いをめぐらすことが多いです。どこかしら「日常生活と学問の心地よい接点」が見えてきそうな、そんな匂いがするんで、好きです。

ちなみにピーター・サヴィルの最初の作品は、ファクトリー・レコード創設記念パーティーのポスターだったらしいのですが、ポスターが完成したのが、パーティーの終わったあとだったらしい。そのエピソードは、かの映画「24アワー・パーティー・ピープル」のなかでもネタになっていたので、おそらく本当にあった逸話なんでしょう。

じつは「次のチラシのデザインどーしよー」と思っていた矢先、先日たまたまブックオフの雑誌コーナーで『エスクァイア』誌を見つけて、パッとめくったら、ピーター・サヴィルのインタビューがあったので、「おお!!なんか偶然!!」とか思ったりしたのです。
サヴィル先生に感謝。

これとか

4206051898

これとか、

Neworder_pcl_front

これとか、

Retro_1

彼の作品って、意味がわかりにくいところのなかに、意味をつかみとらせるような、そういうインパクトだったり謎めいた感じだったり、そしてクールな繊細さやユニークさがあって、いい。
んで、「わかりにくいことだらけ」のなかにおいても、「ふと、何かをこの手につかみとりそうな予感」っていう、その瞬間こそ、「学問に触れる楽しさ」があるわけで、こういうチラシのデザインにもそういう考えを反映させていきたいと、ひそかにエラソウに考えている。

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2006.12.04

大学のちかくにある交差点ちかくのバイク屋で火災があった。
昼食を終えて部屋に戻り、パソコンの画面とあらためて向かい合ったその直後、「火事火事!」とmizuix氏が教えてくれて、いそいで窓から眺めたその光景は、ついさっきまで、ほんの5分だか10分前まで、我々がガストでの昼食を終えてダラダラ歩いていた、その付近だった。

火災現場をあのようにリアルに見たのは初めてだった。
いったいどういう状況なのかよくわからないし、けが人がいたかどうかも分からないが。
火は怖い、と素直に思う。

最初に、「たしかあのバイク屋は、友人がいつもバイクのメンテナンスを頼んでいたところだよな」と思っていた。

そうこうしているうちに、どんどん救急車やらパトカーやら放水車やらが国道を埋め尽くし、しかしまだ家屋の奥のほうで炎がたしかに広がっていて、「地べたで消火作業をしている人々は、あの奥の状況が見えているのか、見えていないのか」とか考えているうちに不安になってくるし、その不安を打ち消すように、たまたま他の用事でビデオカメラの撮影準備をしていたmizuixやHくんらに、カメラを回すようにけしかけたりしていた。

そしてしばらく状況に慣れてくると、「あぁ、昔読んでいた村上春樹の『ノルウェイの森』に、自宅のベランダから遠くの火事を眺めていた、っていうシーンがあったよなぁ・・・あれ、『ノルウェイ』だったっけ、なんの作品だったけ」と一瞬思ったりして、
そしてさらに、いまこの文章を書きながら、「そういえば昨日の新聞に村上春樹が、S.フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビィ』の翻訳を完成させた、とかの記事があったなぁ。あれって村上春樹が確か『老後の楽しみに取っておく』とかいっていた、とっておきの仕事のはずなのに、なんでこんなタイミングでやったんだろう。かつてのファンにとっては、やはり気になるねぇ」とか、思い出したりする。

火事だった。
うーん、リアリティがないけど。

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2006.12.03

ピーター・サヴィルが降りてこない

寒くなってきましたね。

きょうは。
来年1月にする特別公開講演会のポスターを、つくっています、いや、作ろうとしています、が、ついブログの編集画面が目の前にあるんで、文章を書いています。

そう思うと、いつも学生さんにエラソウに「卒論は早く書けよ」とか言っている自分自身が、なさけなく思えてきます。
脳内スケジュールでは、こんどのポスターデザインも、すでに完成予定なんですが。

と、ここまで書いて、私は12月のシンポジウムの告知を、大学のホームページにアップしてもらうようにお願いすることを
 す っ か り 忘れていたことに気づく。あああああ。
週明けには早急にアップさせていただきます。申し訳ありません。
Woodgate203_3
このブログに先に載せるわけにもいかないし。

***

さっき起きてテレビつけたらマラソン中継をやっていた。最近のマラソンでは「ペースメーカー」という、大会から依頼された走者が全体の流れをひっぱってくれるシステムになっているそうだが、卒論においても「卒論ペースメーカー」という存在があってもいいんじゃないか。「ほら、卒論ペースメーカーのアンディ君が夏休み前にアンケートを実施し始めたぞ」とか。

や、そんなことばっかり考えている自分自身の、仕事における「ペースメーカー」が必要なのは、言うまでもないツッコミですが。

***

去年ぐらいに発表されて、ずっと「観なきゃなぁ」と思っていたドキュメンタリー映画、「パンク・アティテュード」のDVDが、先日ブックオフで格安で売られていたので、飛びついてしまった。
なんだかんだ、当時のバンドだったり周辺のユースカルチャーの基礎的知識はあまりないくせに、日ごろから「パンクは思想史的にも重要なムーブメント」とか言っているんだけど、こういう資料的価値のあるドキュメンタリーから学んでいく機会があってもいい。
じっくり観る時間があまりないんだけど、これはどこかで勝手に上映会とかしたい勢い。

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2006.12.02

たしかにそうだ

下の記事、後藤隊長氏の書き込みをみて、あらためてよく考えると、たしかにそうだね(笑)
「満たさない方」だから、誤植でもなんでもないか。

というわけで、こちらの誤読でした・・・

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2006.12.01

対象はオランダ人限定

BMWジャパンのサイトで、スペインで行われるプレミアム・イベントにご招待、というキャンペーンをやっている。
こちらをクリックするとそのページにいくのだが、
スペインのバレンシアで、BMWの新車を試乗させてもらい、そしてフォーミュラカー、つまりBMWのレーシングマシンの体験乗車もできる、とかいうツアーのようだ。

で、
「エントリーに際してのご注意」をみたら驚いた。(こちら


エントリーの条件について

下記条件を満たさない方はご応募いただけませんので、予めご了承ください。

・ 違反歴のない普通自動車免許証を保有し、2年以上運転経験のある方。
・ イベント開催時に、スペインにて普通自動車を運転するために有効な国際運転免許証を取得できる方。
・ 英語が堪能である方。(イベントのガイダンスや、インストラクターからの説明が英語であるため)
・ イベント開催時に2007年10月まで有効なパスポートを所持している方。
・ 健康状態が良好な方。
・ 身長が188cm以下、95kg未満である方。(フォーミュラBMWにお乗りいただくことがあるため)
・ 飛行機による移動に対して健康上の問題を持たないこと。薬物の常用や、定期的な治療など健康に関する制限を一切持たない方。
・ イベント参加時にBMWドイツ本社およびBMW Japanの定める規定事項を厳守できる方。

Inzaghi1_1
あんまりいねーよそんなヤツ!!


・・・ていうか、これは完全に誤植だよな。
つまり、フォーミュラカーに乗るということは、体が大きすぎないほうがいいから、この場合は「身長188cm以上で体重95kg以上の人は、やめてくれ」という意味のはずだ。

BMWって、細かいところまで計算しつくされて設計されているから、非常に運転がしやすく、一度乗ったらほかのメーカーには乗り換えがたい、とBMW好きの人が言っていた。
なのでエントリー条件においても、非常に細かい制約をたくさん要求してくるが、まさかバレンシアに、そんな巨漢ばかりを集めるつもりはないだろうよ・・・うん。

<話はかわるが>
BMWグループのデザインワークス社が手がけたというパソコンのキーボード、なんてのがある(こちら)。これも一度つかったら、他のメーカーのキーボードには戻れないのだろうか。

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