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2006.12.15

書き終わりと、あらたなはじまりと

卒論おつかれさまでした!>みなさま

「おつかれさま」って、この場合は、書いた学生とともに、指導した先生方にも向けられるわけで(笑)

この時期、いつもウンベルト・エコの『論文作法』の、むすびの言葉が思い出される。

「何十年後にも、君がその論文に立ち戻ることだって起こり得よう。初恋みたいなものだったのだろうから、それを忘れることは至難となろう。要するに、君が本格的かつ厳密な学問研究を行ったのは初めてのことだったであろうが、そのことは体験として決して軽んずべきものではないのである。」

僕も結局のところ、こうしてウンベルト・エコの言葉に感銘を受けながら初めての論文を書いて以来、今に至るまで、いつだって「つぎの研究」のことを、頭のどこかでボヤンと考えつつ、あーだこーだ、ジタバタしている気がする。

***

ところで、大学の事務局の入り口ちかくのラックに、最近はマイナーな映画のフライヤーなども置かれるようになって、なかなか良い雰囲気になっているのだが、たまたま今日、ドキュメンタリー映画の『シャガール:ロシアとロバとその他のものに』のフライヤーをみつけた。

すでに上映は終わっているのだけど、そのフライヤーの写真のシャガールが、ほんっとにいい笑顔をしていて。

S

「そうそう、これだよ、これ!この笑顔!」と思った。

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