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2007.03.25

紙を折るひとたち

ハウを出して、何人かの方々に「折る作業手伝いますよ」と言われることがあり、涙ちょちょぎれる思いである。

しかし、こういうときいつも思うのだが、いざそうやって折る作業を手伝ってもらうにしても、いったいどこで折ればいいのだろう、というのが永遠のテーマとなっている。
「公共空間でいかに平和裏にフリペを折る作業をするか」
これだけでフリペのネタになりそうだ。

たとえば、小室哲哉はよく曲作りをする場所としてファミレスを好んでいたという逸話がある。
しかしお店側にしてみたら、多少うっとうしい客だったはずだ。
小室哲哉ほどの社会貢献度にも満たないフリーペーパー折込作業をファミレスでやったら、それこそひんしゅくを買うのだろう。個人的には最近もっとも注目しているサイゼリアあたりで作業をやってみたい気分ではあるが・・・

公共空間といえば、公共図書館が考えられる。
たしかに会議室などを借りれば、そこで作業ができやすい。
しかし、多少面倒である。それになにより「そんなに大げさにしたくない」。あと、どういう名目で図書館の部屋を借りるかというのは、ビミョウなところである。

理想としては、さっと集って、時間の許す限りサクサクっと折りながら、会話もでき、飲み食いもできて、そのままサクッと離散できるような、そういう公共空間があればいいな、と。
しかしそんなものは現代の都市空間では見出しにくい。
こんなに携帯電話が便利になって、どこでもネットにつながるモバイル環境が整っている世の中にありながら、我々は紙切れを折り込む作業すら満足にできる空間を築き上げていないなんて。

と、書いている本人がいちばん「大げさ」になっている。

「とっとと自宅で折れよ」という声もきこえそうだが、むしろこういうのは、どんどん屋外で作業したほうが、そうじゃない方向よりも、より豊かな社会につながっていくんじゃないのか、というのが持論だ。
たとえば、フリペを折る作業が「公共空間」で堂々と行われていたら、「フリペをここで折ってもいいんだ」というメッセージを発信することとなり、ほかのフリペの作者もその空間で製作過程を持ち込んだりして、そのうち他の知らないフリペも一緒に手伝って折ってみたりする・・・そういう契機を演出することもできる。
ちょっと勇み足だが、次に作ろうとしているミニコミ冊子は、実はそういう可能性を捉えていこうとしている。決して非現実な話ではないのである。


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Comments

 ゆってくれたら、職場に持って行って折り子(折りをやってくれる機械)してあげるのに…
 なぁ、次回からのご利用を。
 ってか、異動先に折り子があるかどうか(^^;

Posted by: 後藤隊長 | 2007.03.26 02:36

ネットカフェのグループ部屋とか面白そう。

Posted by: num | 2007.03.26 09:06

我が家の屋上でよければ・・・。
ベンチもあります。
もちろん青空しかありませんが。

Posted by: 未来彦 | 2007.03.26 10:56

いやいや、その前に折機使ったらいいじゃないですか。
せっかく公共機関で刷ってるんだからそこにあるもの使いたおさないと。
夜猫新聞は折り方が複雑すぎて無理でしたが、三つ折りはたぶんいけるんじゃないかと・・・。
印刷機&裁断機&折機使っても値段は一緒ですよ〜。

Posted by: こけし | 2007.03.26 21:11

隊長>職場だと、バレたときに困りますよね(笑)

num>疲れたら、すぐ横になれるよね。

未来彦>ご無事で何より。日焼けしながらハウを折るという感じですな。。。

こけし>そうなんですよね、あの印刷部屋に実は折りマシーンありましたよね。でもさすがに怖くて使いませんでした。

Posted by: HOWE | 2007.03.26 23:30

KTMに来ていなければ部屋貸せたのにねぇ〜
もう折り終わったのかなぁ??

Posted by: T氏@KTM | 2007.03.27 14:59

T氏KTM>KTMて、カトマンズか(笑)
いつもお心遣いに感謝です。

Posted by: HOWE | 2007.03.28 22:03

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