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2007.03.21

発生頻度

ボンバルディア機の車輪が、またしても出てこなかったというトラブルがあった。
この数日の間に、別々のボンバルディア社製飛行機の車輪が出てこないというのは、確率的にどれぐらいの頻度で起こるものやら。
そういうふうに思うとゾッとしてしまう話であるが、
こういうときに必ず書いている話として、
「メディアに取り上げられなかった事象は、世の中的には“なかったこと”とされてしまう傾向」があるわけで。

なので、ひょっとしたら僕らの知らないところで、ボンバルディアの飛行機はけっこう車輪が出ていなかったりして。で、どこぞの原発みたいに、トラブルがあっても報告されず、メディアでも取り上げられず、「なかったこと」にされていたり。

だって、だって。
もはやすっかり、我々の頭からスッポリと忘れ去られようとしているのだが、
ほんのついこの間まで、この国では「エレベーターに閉じ込められる事故」がやたら起こっていたじゃないか。
あれはなんだったんだ。
でも、ぜったい今でもあちこちで起こっている気がするわけだ。

ただ、事が飛行機のトラブルとなると、やはり特殊な事例であるため、先日のあの胴体着陸みたいなことになるから、エレベーターのように「事故が起こっても、もはやマスコミからは取り上げられない」ということにはなりにくい。
となると、エレベーター事故の増減は、メディアのさじ加減で「コントロール」できたとしても、ボンバルディアの車輪が今後もトラブルが続いたとしたら、それはメディアのさじ加減よりも、本当にボンバルディア社のミスになるわけか。でもまさか、キャンペーンのごとく近い将来にまたしてもブームのように「車輪がまた出てこない」とかになったら相当イヤだ。そう思うと、それはそれで怖いものがある。

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Comments

っていうことは「いつ自分が死んでもおかしくない事件」っていうのが起こってもおかしくないわけで、しかもそれは隠蔽されているだけで、実際すぐ近くで起こっているわけで、そうすると生きているっていうのはけっこうすごい確率だったりするのかな。

Posted by: なおぴよ | 2007.03.22 21:11

なおぴよ>やー、まさに。まさに。そこにこそ、「日常の何気ないところにも感謝の心をもつ」という思想に通じるのかもしれませんね。たしかに、毎日無事に電車で通勤できているのも、考えてみたらすごいことなんだな、と。。。

Posted by: HOWE | 2007.03.22 22:15

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