レトロモダン映画を観ながら戦後を語る会
来週から、研究所と宇治シネペック(学生による映画上映プロジェクト団体)の共催による「レトロモダン映画を観ながら戦後を語る会」が月イチのペースで開催される。(くわしくはこちら)
今シーズンも社会学者・鶴見和子の仕事を軸に「戦後思想」を考えるのが研究所の大きなテーマであるため、戦後に作られたさまざまな映像作品をきっかけに「戦後」とは何かを若い学生さんから近隣の一般の方々も含めて、あれこれと語り合えればと思う。
第一回目の上映作品は黒澤明の「酔いどれ天使」。
戦後まもない闇市を舞台にした映画だ。
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ところで、さっきたまたま思い立ってyoutubeで観たジャニス・ジョップリンの「summertime」のライヴ映像(モノクロ)が、光の当たり具合とかが独特で、なんだか黒澤映画を彷彿とさせる。(こちら)
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あと、こっちは本当にどうでもいいのだが、2,3年に一度ぐらいの周期で「ロキシー・ミュージックはやっぱり偉大なバンドなんじゃないか」という再評価が自分の中で起こるのだが、これもyoutubeで調べたらたくさん画像がでてくる。
動いているロキシーの様子を観たことがほとんどなかったので、(こういう初期の曲)とかの映像を観ると、そのファッション性とかが、時代が3回転ぐらいした末に「ちょうどクールに見えてくる」ので不思議な魅力にグッとくる。で、改めてよく聴くとやっぱりユニークで面白い音楽をやってんだよな。
そんなロキシーも80年代になると、誰もが知っている(この名曲)なんかをやっていたりするんだが、いつまでも変わらないのは、このボーカルのおじさんの、ナルシシズムとかダンディズムとかを超越しかかっている、アブない存在感なんだよな。いっそこういう生き方してみたいわと思わせるほどの。
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