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2007.06.13

集団変遷史の物語

われらがスティーヴ・ハウ氏でおなじみのプログレッシヴロックバンド、YESについて、ウィキペディアの百科事典で検索してみる。

英語版のウィキペディアだと、このバンドの歴史的変遷についての解説文における目次は以下のようになっている。


Contents
* 1 History
1.1 Early years (1968-1970)
1.2 1970-1974
1.3 1974-1981
1.4 1983-1988
1.5 1988-1992
1.6 1992-2000
1.7 2000s

バンドのターニングポイントとなる年を意識して、時代を大きく7つに区切って解説しているわけだ。
これは至極まっとうであり、優秀だ。マル。

さて、ひるがえって、日本語版ウィキペディアで同じYESの項をみてみると、
このような区切りとはまた違った、独特の区分が構成されているのであった。


目次

* 2 音楽性と活動の変遷
2.1 黎明期
2.2 創設期
2.3 成長期
2.4 飛躍期
2.5 熟成期
2.6 転換期
2.7 変革期
2.8 衰退期
2.9 停滞期(解散時)
2.10 再結成
2.11 ABWH
2.12 統合〜収束
2.13 現在

Yes
「思えば遠くまで来たもんだ」

って! なんじゃあそりゃあ!
まるで「恐竜の栄枯盛衰」を語っているかのような。
なんだか、やはり日本のプログレファンの「熱さ」には、
毎度のことながら恐れ入る。


そんな今夜の一曲:初期YESの「チャンスも経験もいらない」(こちら)。
Beatclub
元気いっぱい

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Comments

ギターはピーター・バンクスだよね?
「大いなる西部」ギターでやってるね(笑)

Posted by: isaac | 2007.06.15 17:21

isaac>そうです、バンクスです。あとこの画像でもうかがえますが、トニー・ケイのオルガンの弾き方がすごく好きで(笑)そういう意味では初期イエスも大好きです。ドラムがブラフォードですし。

で、この頃の動画ですごく珍しいものをみつけました。

http://www.youtube.com/watch?v=U1b3R0y_0oY&mode=related&search=

Posted by: HOWE | 2007.06.15 22:28

うわ、ファーストだ。
てか今頃すみません(笑)
ところでリンクにあったこれはどうなん?
http://www.youtube.com/watch?v=cvzZLLvZddQ&mode=related&search=

Posted by: isaac | 2007.07.03 23:53

しかも画質も音質もいい。すごい。

Posted by: isaac | 2007.07.03 23:57

isaac>こんな映像までリンクであったとは(笑)いったいどういう世代の人がどういう気持ちで描いたイラストなんでしょう。謎ですよね。

Posted by: HOWE | 2007.07.05 00:09

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