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2007.07.20

メディア・アクティヴィズム

河合隼雄先生のご冥福をお祈りいたします。

むかし、私がワープロで描いたこのロゴマークが採用された関係で(それもまたミョーな話なんだけど)ご本人とお会いできる機会があって、
Ajcp

「素敵なロゴマークをありがとう」
と言われたことは忘れないでいようと思います。

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ちなみに
このロゴマークのモチーフとなっているのは

映画「2001年宇宙の旅」の有名なシーンと
Dawn01

その当時スタートしたばかりだった、これのロゴ
Toto

が組み合わさって出来たものです。

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つぎの月曜日には、京都三条ラジオカフェで「カフェ放送 てれれ」があります。(こちら

で、その同時刻に、同じラジオカフェの関連で、急きょ以下のようなイベントも決まったようで、こちらにも転載します。まだ申し込みが可能なのかどうか分かりませんが、関西在住で興味のある方はメールを出されてはどうでしょうか。

*****(以下、引用)
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    ■□■京都メディアフォーラム番外編■□■

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◆テーマ  「デモクラシー・ナウ!とメディア・アクティヴィズムの現在」 


この4月に発足した「デモクラシー・ナウ!ジャパン」のサイトはNYの独立非営利放送Democracy Now!を日本語で届けてます。

この番組は、独立メディアの面白さと重要性を余すところなく備えています。
このような番組が登場する背景となったニューヨークの独立メディアの状況、メディアを市民に解放する「パブリック・アクセス」や、メディアを社会批判の武器にする「メディア・アクティヴィズム」が、どのように生まれ展開してきたかを、NY市立大学でメディア・アクティヴィズムを教えるマーティン・ルーカスさんをお迎えしお話をお伺いします。

http://democracynow.jp/

番組上映:「デモクラシー・ナウ!」2006年10月30日放送分から一部抜粋

◆ゲスト

・マーティン・ルーカスさん (メディア・アクティヴィスト)

ニューヨーク出身。70年代に始まったNY最初のパブリック・アクセス放送局「ペーパー・タイガーTV」の初期メンバーで、90年代初めには、マスメディアとは異なる視点で湾岸戦争をとらえた「湾岸危機TVプロジェクト」を、衛星を使った非営利放送系の非公式全国ネットワーク(ディープ・ディッシュTV)通じて放送した。またNYのパブリック・アクセスTVチャンネル「マンハッタン・ネイバーフッド・ネットワーク」にも関わった。現在はニューヨーク市立大学ハンター・カレッジの映像・メディア学科で、メディア・アクティヴィズムを教えている。

http://www.martinlucas.net/


コメンテーター:杉村昌昭 さん(龍谷大学経営学部)
通訳:松浦哲郎 さん(龍谷大学非常勤講師)


■日時:2007年7月23日(月)
 19:00~21:00 (18:30~受付開始)
 ※18:55までに会場にお集り下さい。

■場所:京都三条ラジオカフェ「スペースオルタナティブ(仮称)」
    (三条寺町南西角とーべいビル403号)

■参加費: 一般1,000円 学生500円

    ※定員30名(先着順)

 参加お申し込みは、氏名/連絡先/所属/参加の有無を必ず明記の上、「京都メディアフォーラム」事務局までメールにてお願い致します。 メール確認後参加受付のメールを事務局太田より配信させて頂きます。
 
■e-mail:mf@radiocafe.jp
 定員に達し次第締切らせて頂きますのでご了承下さい。

■主催:京都メディアフォーラム

■協力:龍谷大学社会科学研究所非営利放送研究会
デモクラシー・ナウ!ジャパン
    京都ラジオカフェ株式会社


Help URL : http://help.yahoo.co.jp/help/jp/groups/
Group URL : http://www.egroups.co.jp/group/infinity-m/
Group Owner: mailto:infinity-m-owner@egroups.co.jp


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ちなみに「デモクラシー・ナウ!」の日本版ではいくつかのコンテンツに字幕がついていてすごいです。
手始めに『ブランドなんか、いらない』で有名なナオミ・クラインの講演記録を観てみましたが、10分の間にいろいろ考えさせられる論点が出まくりです(こちら)。「昨今では“平和な社会”というものに経済的価値が見出されなくなってきている」という指摘は、言われて初めて気づきました。ドキっとします。

そんな危ういグローバル資本主義化のなかで、日本人としての私たちがいかに生きるかという問題は、まさに河合隼雄の考え続けた「欧米的個人主義のすすむ日本人の心性のゆくえ」という問題提起にも通じていて、今後もその思想の重要性は増していくと思っています。

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