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August 2007

2007.08.31

旅と、写真

「人生は一度きりなんだから、
 好きなことやったらいいじゃないですか」

と、
むかし私は、とある旅の途中で出会ったバックパッカーのRさんに言われた。
その発言は、まるで「服が汚れたら洗えばいいじゃないですか」と言っているかのように、自然で、気負いのないものだった。

あのときRさんはちょうどユーラシア大陸をほぼ横断してきたような、聞けば気の遠くなりそうなほどの長い旅を終えようとしていた時期であった。

Rさんは僕より年上だったが、すごく若く見えて、
そしてRさんも僕のことを、「どう考えても年下には見えない」と、
旅の最後の別れ際のときまで、何度も言われた。

そしてRさんは今もまた、いつ終わるのか分からない新たな長旅に出ているようで、南米あたりを回っているようだ。
私がそのことを知っているのは、このネット時代における恩恵のおかげであり、
それはつまり、Rさんはデジカメで撮影した写真を、そのつどパソコンを通して、「画像共有ページ」にアップしているからであった。

で、Rさんは別にカメラマンでもなく、写真については素人のはず、なのだが、
彼の撮影した写真のすべてが、なんだかもう、言いようのない見事な作品ばかりで、そこが面白いと思った。
構図や色の使い方とか、とても素人とは思えない。

Photo1

興味のある方は、こちらの画像共有サイトを→(こちら

とくに私は、ウユニ湖という世界最大の塩湖らしいところで撮影した、この写真が最高にお気に入りだ。

Photo3

湖の表面、青い空、果てしなく広がる地平線・・・
旅の仲間と一緒に撮ったのであろうこの写真をみて、私はRさんに言われた
「人生は一度きりなんだから」
という言葉を思い出すのである。

しかし何度観ても、この人の撮る写真たちには不思議なオーラを感じる。
まるで、自分の直観を信じながら、自分の足で見てきたいろんな世界の姿、そのひとつひとつの「蓄積」を、新たな出会いと発見にぶっつけていきながら、撮影を重ねているような。
だから、Rさんは旅を続ければ続けるほど、その新しい写真たちがさらに鮮やかに見えてくるようで。
ひたすら無事を祈る。

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2007.08.29

飲み会を楽しく過ごす方法(ただし自分用)

たまにはブログで自分の内面を語ってみよう。

お盆休みのときなど、飲み会に行かれた方も多いと思う。
人とお酒を飲むのは楽しいのだが、
でもやはり酒は苦手だ、という私は、
最近になってようやく「飲み会を楽しく過ごす方法」を体得した。

それはずばり、

ビールを飲まない

ということだ。

Savage10_3

いや、つまり、あれだ。
単純に、
私はビールとかの苦い飲み物が嫌いなだけなのだ。うむ。

なぜか飲み会のスタートは「生ビール中ジョッキ」と決まっているっぽいじゃないか。
最初はジョッキでカンパーイ、みたいなノリがあるじゃないか。
いつも最初の注文を出すときに、「生中の人!?」って手を挙げるじゃないか。
まるで「今からガンガン飲んで楽しく過ごしたい人!?」って聞かれているみたいで、
ここで手を挙げないと申し訳ない気分にさせてくれるじゃないか。

しかもそんなときに別の飲み物を頼むと、オーダーに少し時間がかかって、
「早くビールが飲みたい」というオーラを出している人とかに遠慮してしまうし(急いで飲もうがゆっくり飲もうが、いつも結果は同じところに行き着くってのに)、オーダーを取りに来たバイトの人の手を煩わせてしまうみたいになって、結局さっさと自分もその輪に入らないと「空気読めない人」みたいになるじゃないか。

というわけで、そういう流れをあえて拒否して、最初から私は「梅酒」などの果実酒ではじめることにした。
これが功を奏したようで、最近は飲み会が以前よりも楽しく感じられるようになった。
若いときはなかなかそういう主張を通すことに抵抗を感じていたのだろう。三十路をこえて、私は嬉々として梅酒とかカシスオレンジとかを注文している。

ところで昔から疑問なのだが、なぜ「生中」がスタンダードなんだろうか。
中ジョッキがあるなら、大ジョッキを飲めばいいじゃないか。
生大。どうせたくさん飲むんだし。
「中庸で行く」ということに、何か秘められた美学でもあるんだろうか。仏教的な何かが。
いまだかつて、「生中の人!?」って最初に尋ねられて、そこで「いや、自分は“生大”で!」っていう人にお目にかかったことがない。そういうオーダーはこの業界でご法度なのだろうか。自分の消費量を豪語するんなら、最初から大ジョッキで効率的に行けよと思うのだが、どうなんだろうか。

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2007.08.28

マニュアル世代

今日はお休みをいただいております。

米大統領:抗議活動排除のための「マニュアル」明らかに

 【ワシントン大治朋子】米ホワイトハウスがブッシュ大統領への抗議活動を排除するため作成した機密文書「大統領事前マニュアル」が米国で起きた国家賠償訴訟の過程で明らかにされ、入手した米紙ワシントン・ポストが22日、詳細を報じた。

 報道されたマニュアルによると、現場で大統領支持者のボランティア組織「抗議(対策)部隊」を作り、抗議活動を起こしそうな市民をチェック。横断幕のような「折りたたんだ布」を持っていないか、上着の下に大統領批判のTシャツを着ていないかなど、会場をくまなく「散策」し報告するよう求めている。

 さらに、「好ましいメッセージ」を書いた大きなプラカードや横断幕を用意させ、抗議活動があった場合、メディア席と抗議団体の間に割って入り、報道陣から見えなくさせるよう指示。不満の声が上がった時は「『USA!USA!』と叫びメディアのマイクに抗議の声が拾われないようかき消す」「最終手段として警備員が排除する」などと規定している。

 マニュアルは、大統領が抗議の横断幕などを「見たくない」と言ったことから02年10月に作成。04年7月、演説会場で「ブッシュを憎悪する」と書かれたTシャツを着て逮捕されたテキサス州の男女が起こした国家賠訴訟裁判で、ホワイトハウス側が提出していた。

毎日新聞 2007年8月23日 18時24分

Bush

すごい、こんなあからさまな言論統制ったらない。

こういう状況に対抗する手段をいろいろ考えてみよう。
*大統領についてまったく関係なさそうな抗議メッセージをたくさん用意して、監視ボランティアさんの判断を迷わせて混乱に陥れる。
*こちらも監視ボランティア風の格好をして、徹底的にパロディ化する。
*そうして自分たちが率先して「USA!」とメディアのマイクに向かって連呼するが、語尾の発音を「~?」風にアレンジ。
*「大統領批判のTシャツなんて着ていません」というメッセージの入ったTシャツを着ていく。

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2007.08.27

トキワ荘

「夜猫新聞」などでお世話になっているくまき由佳さんがメディアファクトリーのコミックエッセイ劇場(こちら)のサイトで連載をスタートさせました。その名も「女だらけのトキワ荘生活」こちら)。漫画家を目指し上京した女5人の共同生活の模様を描くとのことで。連載もすごいけど、こういうプロジェクトに飛び込んでいることもすごい。さらにこのメディアファクトリーのこのサイトには、デイリーポータルZでも活躍中の「べつやくれい」さんも連載している。なので個人的にとっても要チェックや!

ちなみに、ついこの間、どういう文脈かは忘れたのだけど、学生さんに「トキワ荘みたいだ」といっても、その「トキワ荘」が何なのか、通じなかったのである。いまの若い世代にとって、トキワ荘っていうのは、あれなのか、F1グランプリにおける「予備予選落ち」とか「ピレリ・タイヤの皮むき」みたいなものなのか。

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2007.08.26

パンちゃん

昨日の記事でglobeのことを取り上げたのは、本当に「たまたま」だった。
ブログのネタに困ったときのための「ストック」から、ひっぱりだしたのである。
そして、さっさと記事を書いたついでに、思い立ってyoutubeで検索をはじめてしまい、
そこで「Is this love」のビデオを観ながら、マーク・パンサーのことについて5年ぶりぐらいに思いをめぐらしていて、彼のことについてもブログで触れたわけだ。

すべてはたまたま、偶然だったんだが。
あぁ。
すごいことに、
今日はじめてお会いした、友人のお連れ合いさんが、
昔からの友人から「パンちゃん」と呼ばれていて、その理由は
「マーク・パンサーに似ているから」
とのことだった。
確かに似ている、という面白さと、
「オレ昨日ブログでマーク・パンサーのこと書いたよ!」
という驚きでもって、
私はすっかり、初対面なのに「パンちゃん」呼ばわりさせていただいた(笑)

いやー、なんかミラクルを感じる。
こういうときって、何かいいことが起こりそうな気分になる。
しばらくはglobeをヘビーローテーションで聴くことにする。

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2007.08.25

globe 『FREEDOM』

小室哲哉らのglobeがデビュゥしてもう10年ぐらいたつのも不思議な感じがするが、あらためて『FREEDOM』という曲を聴くと、これって小室哲哉が作った唯一といっていい「政治的ソング」かもしれないと思った。


2つの国と 1つの街と人が
交差する 喜び悲しみとか
FREEDOM 地球がまだ
FREEDOM 廻っているから
争いに勝つこと 土地を仕切ること
色で分けること 血を選ぶこと
FREEDOM 2人が今
FREEDOM 離れているから感じる

不都合な環境 普通じゃない愛
不思議な状況 不満の声
FREEDOM 求めている
FREEDOM 力になる
不条理なモラルに 不快な歴史
不機嫌な大人たち 不平な子供
FREEDOM すべてと共に
FREEDOM 君と僕は廻るよ

といったサビの歌詞には、なんだかその後のアメリカ覇権主義の泥臭い展開を予見しているかのようにも感じられる。

***

ところで、
思い立ってglobeで好きな曲のひとつ『Is this love』のPVをyoutubeではじめて観たら、自分の抱いていた曲へのイメージとはまったく相容れない場所で演奏していてツッコミどころ満載だった(こちら)。
この曲がなぜ好きかはうまく説明できないのだが、ひとつの理由としては、このグループが作った曲のなかで唯一といっていいほどマーク・パンサーの歌うパートに重みと存在感を覚えるところだ(笑)。

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2007.08.24

叫べ

つくづく、サッカーは国民性を表すなぁと思う。
サッカーを共通の枠組みとすることで、すんなりと、わかりやすく、「比較」の視点で考えることが容易になる。

何気なく目にしたネットのコラム(こちら)より。

欧州王者のACミランから、若手育成コーチが来日して、日本の子どもたちにサッカー教室を開いた話。

そこで最後にあったくだり。

 最後に、今回の練習を取材していて、最も印象に残った出来事について触れておきたい。ちょうど1対1の練習で、オフェンスの子どもがゴールを決めた時のことである。ところが照れもあったのだろうか、本人は喜ばないし、周りもしらっとしている。するとファビオさんが「なぜ喜ばない? 君は今、ゴールを決めたんだよ」と叫び、さらには他の子どもたちも「さあ、ゴールが決まったら、皆で『ゴール!』と叫ぼう」とうながしたのである。その指示を受けて、やがて子どもたちはネットが揺れると、大声で「ゴール!」と叫ぶようになった。

「日本の選手が、試合中に怒ったり喜んだりするのは、もちろん知っています。ただし子どもの場合、社会的に感情を出しすぎてはよくないと教えられている。それが成長の妨げになっていると思います」(ファビオ)


奥ゆかしい日本の子どもたち。

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2007.08.23

人間が原因の地震

WIRED VISIONより
「人間が原因の地震、これまでに200回以上」研究結果の記事。(こちら

とくに日本語版編集部が最後に付け足した何気ない注釈が、びっくりした。マジで。つまりこれのことか(こちら)。んで、ひょっとしたらこの試みが遠因となって、この間の新潟の地震が起きてしまった、とでも言いたいわけなのか?

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2007.08.22

マンチェスター・シティFCの命運を握る女子学生

ひさしぶりに和んだサッカー関連ニュース。

『17歳女学生の携帯に「移籍示唆」の間違いメールが届く』

「私はセーザル(インテルGK)のエージェントだが、移籍の件でもし興味があるようならば連絡して欲しい」。17歳の英国人女子学生クリスティーナ・タンバロスさんの携帯電話に上記のメールが届いていたことが明らかとなった。現地紙“THE SUN”の報道によると、この女子学生の携帯電話番号は元イングランド代表監督で現マンチェスター・シティ監督のズベン・ゴラン・エリクソンが以前使用していた番号であり、彼女の元には様々なクラブやサッカー関係者からメールが届くとのこと。

このような“迷惑メール”が絶えず届く状況にタンバロスさんは「本当のことを言わせてもらうと…、ディビッド・ベッカムからのメッセージだけを待っているわ」と語っている。


解約した携帯の番号って、新しく割り当てられるものなんだ? と、それが驚き。

ちなみにこの人がエリクソン監督
Erikson
「ハロー。結局またイングランドで仕事してます」

イングランド代表監督をやめたあとは、マンチェスター・シティというチームの監督として今シーズンから指揮をとっているわけだ。
たしかにクラブチームの監督になれば、そうやってあちこちから選手の代理人が移籍を持ちかける連絡をしてくるんだろう。
それにしても、クリスティーナさんもさぞかし不思議だったろうな。迷惑メールにしちゃ、なんか泥臭い話ばかりで(笑)

でもシティの関係者は、クリスティーナ嬢がライバルチームのユナイテッドのサポーターじゃなくてよかったよな。
だっていっそのこと、「では移籍に応じましょう」とか勝手に返信して、現場を大混乱に陥れることだってできたはずだから(笑)

そういや先日、開幕間もないプレミアリーグにおいて「マンチェスターダービー」が行われ、シティが1-0で競い勝ちました。
これでまた「にわかエリクソン監督名将説」が浮上ってか。
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シティのサポーターといえば、オアシスのギャラガー兄弟。


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2007.08.21

夜猫新聞 vol.5

こけし編集長ごくろうさまです、
『夜猫新聞』第5号がリリースされました。
特集「夏は、カレーだ!」。
私の「妄想架空インタビュー」、ゲストは欧陽菲菲さんです。
そしてさびしいですが、今号で『夜猫新聞』のフリペは最終号となります。
私にとっては、いろんな方と一緒にフリペに参加させてもらう初めての機会だったので、あらためてここに感謝の意を表します。
いつも妙な記事を載せてもらって、ありがとうございました。
「フリーペーパー千本ノック」はいつも楽しみにしていたので、これはどこかでまた続いていってほしいですね。千本のフリペをみてみたいです。

---

さて、この夏唯一の遠出、徳島の「フリペ・サローネ・ジャポン2007」に行ってきました。
大きいカフェーに、ひたすらたくさんのインディーズ・フリペが展示されていました。
時間的制約もあって、すべてを熟読することはできませんでしたが、こういうのって、一気に読むと「感覚がマヒ」してくるので、ひとり真夏のカフェでウダウダしていました。
さて問題の『HOWE』でしたが、3年前の14号が展示されていました。
ジャンル分けとしては、予感どおり「その他」に分類されておりました。

このイベントそのものは、シンプルにカフェの場所を借りてフリペを展示していただけなのだけど、こういう試みを実行させるだけでもすごいことだだだだだと思い、夕方になって阿波踊りが開幕する瞬間を少し見届けてから帰りました(阿波踊りは街中あちこちでゲリラ戦のように踊りが発生するのがアナーキーでよかった)。

こうしていろんなインディーズ・フリペをたくさん見ると、妙にテンションがあがって、とにかく何か書こうという勇気をもらえます。その勇気の方向性が正しいのかどうかは別としても。

Dsc09218
展示されてた『ハウ』のところに、勝手に最新号を置いて帰りました。付せんにメッセージ書いて貼り付けて。

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2007.08.20

toddle

元ナンバーガールのギタリストである田渕ひさ子が率いるバンド、toddleのことが気になって、久しぶりにチェックしたら、新しいアルバムがちょっと前に出ていたことを知る。

Downpraisetheworld

『Dawn Praise the World』。
めずらしく、
「ジャケット買い」しました。
しかもCDの歌詞カードは、広げるとこの絵が横に6面分にのびていくので、「おおおー!」となった。
くやしいぐらいに素敵な、このアートワーク。
うまくいえないが、時代をモロに感じるイラストレーションだ。

そして、音が!!
ひさしぶりに、「捨て曲ナシ!」といえるロック・アルバムを聴かせてもらいましたよ。。。

あー、夏が始まる前から聴けばよかったなぁ、って思う、そういう感じ。
さすがナンバーガールという怪物バンドの血をひく田渕ひさ子のギターは、「ポップで透明感のある雰囲気」の裏に、トゲトゲしいほどの切実な「轟音ギター」を潜ませている。常に、そこは、狙っているのだ。

ひさしぶりに、ジャケットのビジュアルとともに、普通にオススメできるロック音楽。
「くるり」の最新作が、やはりちょっと難しく感じた私には、これぐらいが今はすごくツボに入る。

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2007.08.19

あるいはひょっとして、マイクロソフトの日本法人では「日本語使用禁止ルール」だったりして

ウインドウズで、ややこしい漢字を表示するときに、手書きで検索できる機能がある。みなさんもよく使われるかと思う。


Ime2

ここをクリックすると、
マウスでフリーハンドで文字を描ける画面になるのだが、

なぜか昔からいつも、

       Ime3

Amazon16

「って、なんでいつもデフォルトで『“ウ”かんむり』が表示されるんだぁぁぁ!?」

と、使うたびに思う。

自分のパソコンだけでなく、他の人のパソコンでもそうなので、きっと共通の設定になっているのだろう。

たしかに、最初からこういう状態だったら、はじめてこの機能を使う人にとっては「なるほど、ここにマウスで線を描けばいいのね」となるのだろう。
でもその後は使うたびに、このウかんむりを消してから使わないといけないので、すごく不便である。

そう思うと、だんだん「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という感じになってきて、起動するたびに現れるこの「ウかんむり」の、このなんともいえない「いかにもフリーハンドで描きました」っぽい、中途半端な「ウ」の字がうっとうしく思えてくるわけである(笑)。

Ime4

マイクロソフトの日本法人の社員さんとかは、この機能を使ったことがないのだろうか?


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2007.08.18

どんな歌だ

msnのホームページを訪れたときに、

Ramos1_3


というふうにトピックスが表示されているのを、

つい、

一瞬、

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という感じに受け止め間違えてしまった人、僕以外にも多いんじゃないか(本当か)。

         Ramos_2
        「冗談じゃないヨ」


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2007.08.16

5年前の王子

みんな、
できるだけ忘れないであげてください、

イルハン・マンスズというサッカー選手がいたことを。

Ilhan
日本でもプレーしました。3試合ほど。

とはいえ、イルハンが活躍した日韓ワールドカップは、まだ5年前の話だったわけだ。
たった5年で、今日の私の脳内記憶に突如イルハンが出てきて「あー! いたいた。何してんだ今」となってしまう。
いつものごとくネットで調べたら(こちら)、なんと今年でサッカー選手を引退していた。そうなのか。
あと、彼の経歴をみると、かなりの苦労人でもあったのだな、ということがいまさら分かってきた。

ついこの間、たぶん4年ほど前になるんだろうか、コンビニで買ったペットボトルの飲料水に、「イルハンのキーホルダー」とかがオマケでついていたことも、私は忘れないでいようと思う。

僕らはそうやって、気まぐれでいいかげんに時の流れを見守っている。


     Ilhan2
     こういうDVDも発売されてました

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2007.08.15

掲示委員会

小学校6年のとき、「掲示委員会」に入っていたことを突然思い出した。
委員会活動って、どの生徒もどこかに所属していたと記憶する。「給食委員会」とか「飼育委員会」とか「放送委員会」とか、みなさんの小学校時代にもそういうのがあったと思う。

しかし思い出したとたん、「掲示委員って!?」・・・と、やや失笑めいた気分になってしまった。
失笑のわけは、「何をやっていたか、ちゃんと覚えていない」のだけど、「でも何か知らないが、自分はその活動を楽しんでいたような気もする」という思い出が、ほんのり残っていたからである。

たしか掲示委員会は、いろいろな学内掲示物を管理したり、そして「企画展示」みたいな、自分達でワサワサと作った掲示物も張り出していたような気がする。
そうか、結局「掲示物を作る楽しさ」があって、当時「図工」の科目しか能のない私にとっては、活き活きとなれた部門だったに違いない。クラスにひとりはいるタイプだ。

で、そこから20年ちかくたっても、私の「掲示委員会的メンタリティー」は消えていない、と思えるわけだ。
というのも、去年ぐらいから自分の職場に、「研究所だより」としてホワイトボードにいろいろ書いてドアに掲げているからだ(容認されているのか黙認されているのか、よくわからないままに勝手に書いている。こういうときはしかるべき手続きを踏んでお伺いを立てるのがオトナとしてのあるべき姿であるが、そういうルールも踏まえずに衝動的にはじめたところがいかにも私だ)。

カフェだったりファストフード店だったり、いろいろな店舗で店先にこういう「スタッフによる手書き看板」があるのだから、大学の研究所がやってもいいではないか、と思ったのだ。

思いついたらデジカメでいちいち記録していたので、
すこし並べてみる
(クリックするとちょっとだけ大きくなります)

Kanban01

Kanban02

Kanban03

Kanban04

Kanban05

Kanban06

・・・と、かなり手書きでアバウトな作風で書いている。
やる気があるのかないのか、まったくわからない。

元・掲示委員としては、今後もこのホワイトボード設置を続けていきたいと思う。
というのも、たまに、学内の学生さんはもちろん、場合によっては大学見学に来た高校生の方々がこの部屋の前を通るときにやたら真剣な顔でこのボードを凝視していたりすることもあるので、そういう光景を見てしまうと、こっちも意地になって書き続けたくなるわけだ。


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2007.08.14

エクストラ・ブーム

なんといえばいいのか、いま即興で考えながら書いているのだが、
「マイ・ブーム」というほど熱くハマっているわけでもなく、
かといってれっきとした「趣味」でもない、
その中間領域、あるいはちょっと「外れ値」みたいなところに位置するトピックス、といったものがみんなにもあるんじゃないかと思う。
ちょっと分かりにくい文章で申し訳ないが。
便宜的に、いまはそれを「エクストラ・ブーム」と呼んでみたい。
でもエクストラというと、「追加している」っぽいので、なんか違うかもしれない。
「サブ」扱いのような領域。
でも「サブ・ブーム」だと、まるで熱いんだかサブいんだか分からない感じがする。
いいフレーズが見当たらない。

というわけで、「エクストラ・ブーム」。
この夏の私にとってのエクストラ・ブームは、
「重曹」と、
「ニンニク」だ。

理由は問わないでくれ。じゃ。

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2007.08.13

ゴルフとか麻雀とか

同い年の友人が、最近ゴルフをはじめたという。
私は「ゴルフ」ときくと、会社員の接待を連想する。
その友人は会社員ではないが、「大人のたしなみ」としてゴルフに興味を持ったらしい。

ただ、そのとき
「将来オッサンになって、男同士で集まったら、ゴルフぐらいしかすることないやろ?」
といわれたので、
その意見には賛成できない、と思った。

と同時に、たしかにオジさんになったときに、
休日に友人と集って何をすればいいのか、すぐには思いつかなかった。
そんなこと、考えたこともなかった。

で、私がそのときあらためて思い知ったのは、
今自分がこだわっていたり、活動したりしていることは、
結局のところ、「オジさんになって、ゴルフや麻雀をやらないで生きていくためにはどうすればいいか」という模索ではないか、という気がしてきた。

そう、ゴルフとか麻雀とか、私はできるだけやらないで生きていきたい。
(なぜ? といわれても、ちょっと言葉にはしにくいのだが)

そうじゃない「遊び」をどこまで思いついて、広げていけるか。
そしてそれをともに楽しんでくれる仲間をどこまで作っていけるか。
そういうことなんだと思う。

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「将来、何して遊ぶ?」

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2007.08.10

続けることの大変さ

HotwiredからWIRED VISIONに変わって、なんだか刺激的な記事が少なくなったなぁというのが正直なところなのだが、たまにちゃんとサイトをチェックすると、面白い記事が眠ってるんやね。

「『成層圏にエアロゾル放出』は温暖化対策最後の切り札か?」

最新の研究によると、大気圏をハッキングすること、つまり、微粒子を成層圏や雲の中に注入して日光をさえぎり、温室効果ガスに起因する地球温暖化を食い止めることは、今すぐにも実現可能なのだという。

ただ問題は、始めてしまえばその先ずっとやり続けなければならなくなるということだ。

というわけで、つづきは(こちら)。

まぁ、「おもしろいネタ」ではあるんだが、リアルに切実な問題なので、そんなに楽しめる内容ではないのも確かなのだが。
で、こうして「いちど立ち上げたら、いつまでも続けないといけない」ものっていうのは、我々の身の回りでもよくあって、あらゆる面で大変だよなぁと思うのは当然だが、さらにいうと地球や宇宙そのものも、結局は「誰かが立ち上げたもの」なんだよな、と思ってしまう。維持するのは大変だ。

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2007.08.08

大阪市北区「無花果」リニューアル

大阪市北区は天神橋一丁目にある「無花果 いちじく」がリニューアル・オープンされるようです(HPはこちら)。ライヴやら芝居やらアニメ上映会やら、イベント盛りだくさんの様子。8/25にチチ松村(ゴンチチ)がライヴをするってすごい。ほとんど目の前の距離やん。

私にとっては、ニコル氏に紹介していただいて「フリペ天国」でお世話になったカフェ・ギャラリーです。
また「フリペ天国」が再開されるとうれしいです。

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2007.08.07

いしわたり氏の主張に頷く

「わが青春のロックバンド」である、スーパーカーの元メンバー・いしわたり淳治氏のブログで、先日「クールビズ」という題名の記事がアップされていたのだが、ここでさりげなく主張されていることが、個人的に「なるほど!」と思った。(こちら

うむ、まぁ、いしわたり淳治の書く文章については、ファンとしてはどうしても贔屓目になってしまいがちだけど、とにかく今回は感心した。
彼の文章を要約すると、ミュージシャンが高額な服装をしてメディアにでると、それに憧れる若いファンたちが服装にもお金をかけるようになるかもしれないから、ただでさえCDの売り上げ不振に苦しむ音楽業界にとってはトータルな意味でマイナスになるので、もっとミュージシャンはチープな服装をすべきではないか、ということだ。

音楽業界の内側にいる人から発せられた主張としては、かなり鋭い問題提起である、と思う。

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2007.08.06

そうだったのか

漫画家・水木しげるの故郷、境港市の観光協会(こちら)

P00925

という人気投票を募集したところ、

その結果が

        Rankin

となり、
作者、堂々3位にランクイン。

そうだったのか。
妖怪だったのか、先生は。


官民一体となって、ステキな世界観を構築してくれている稀有な事例です。
境港市は水木しげる先生を妖怪だと公認したわけですな。

はたして「第二回」の投票を来年もやるんだろうか。そこだけが心配です。

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2007.08.05

マルクスの指人形

雑貨を衝動買いすることはほとんどないのだけれど、
以前とある店でマルクスのマグネット入り指人形というものを見つけて、その場で声を出して笑ってしまったほどにファニーだったのでおもわず買ってしまったことがある。
で、同じ商品をネットで探すと、
0250
といった感じで、
私の持っている実物とくらべて髪型とかが綺麗に整っていて、やや面白味がない。
私のほうのマルクスは、そりゃあもう、どこの無頓着なオヤジなんだというぐらい、白髪やヒゲがボーボーでむちゃくちゃなことになっていて、マルクスと書かれていなければ誰だかわからないぐらいひどいことになっていて、それゆえ迫力があってオツな感じがでている。
なので今、私が部屋でパソコンをうつ、その横でこの髪ボサボサなマルクス氏がこっちをなんとなしにニラんでいるという状況を楽しんでいる。

ちなみにこの海外のサイトではほかにもいろんなものが売っているようで、

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「フロイト・マグカップ」

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「フロイト・Tシャツ」

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「フロイト・スリッパ」

といったものが揃っていて、
いい夢が見られそうだ。

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2007.08.02

騙すためのパワポ

ある先生から、パワーポイントのアニメーション設定について助言を求められた。
そのなかで、つぎつぎとコトバが表示されていく画面から、一瞬別の画像だけを大きく見せて、画像が消えた後にまたもとの画面に戻るにはどうすればいいか、という課題がでてきた。
あまり複雑なアニメーションの設定方法になると私もお手上げなので、
苦し紛れに、「もとの画像をコピーして2枚連続用意して、その隙間に画像を出して、さも続いているかのように展開してはどうか」と提案した。
そこで私は思わず「(見ている人を)騙せばいいんですよ、騙せば」と軽く言ってのけて先生を納得させた。
そんな自分の言動が詐欺師っぽい。

Profile_2
「ダマせればいいんです」

ところで
パワーポイントのアニメーション設定をいじると必ず脳裏によぎるのは、ちょっと前にホットワイヤードで読んだ、パワーポイントを使ったアートコンテストのことだ(記事参照)。
たしかにこれらのアニメーション機能を使えば、シュールで笑える作品がいくつも作れそうだ。
そういえば同僚のmizuix氏が写真講座のために作った力作パワポも、最後の終わり方が昔の日本映画(松竹とか)ぽくてミョーでおかしかった。
でもmizuix氏に関しては、今日ひさしぶりに(疲れているはずなんだが)「柴田恭兵走り(cf.あぶない刑事)」のモノマネを披露してくれて大笑いさせてもらった。思わずそのへんの学生さんにも見てもらいたいと思ったが、mizuix氏いわく「今の学生、ひょっとしたら分からないかもしれない」と言うので、「ハッ!そうか!」となった。

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2007.08.01

徳島トリエンナーレ2007

いま、徳島で、playtというグループが「徳島トリエンナーレ2007」という芸術祭をいろいろ展開しているらしい。

そのなかのイベントのひとつに、「フリペ・サローネ・ジャポン」というものがある。各地で発行されているフリーペーパーを集めて展示し、このような表現方法があることを徳島の人にたくさん知ってもらい、自分たちで作ることにも興味をもってもらいたいという趣旨のもとで、今月1日から12日まで、CICOUTa CAFEという場所で行われているらしい。(こちら

ここで紹介されるフリペたちは、主催者の人たちが個人でそれぞれ収集してきたフリペのようだ。私が今回このイベントを知ったきっかけというのも、どうやら主催者の人が私の「HOWE」を手にしたようで、このイベントでの展示について承諾を問い合わせるメールをいただいたからだ。

Savage10
「わーい」

メールによると、展示に際してはフリペを「創作」「アート」「音楽」「シネマ」「街」「総合誌」「こだわり」「徳島」の8つにジャンル分けして展示するようだが、はたして「ハウ」はどのジャンルに入れられているのかも興味あるところだ。

いずれにせよ、私のフリペが展示されようがされまいが、このイベントのコンセプトそのものが私には興味深い。こういう手作りアートイベントを通して「フリペづくりという行為」をめぐる可能性みたいなものを考える「場」ができるというのは、なかなかステキな気がしてきて、「うーん、ちょっと時間を作って、日帰りで徳島いってみっか!?」という感じになっている。四国へはいままで行ったことがなかったのだが、はじめて行くきっかけが、まさかフリペとは。

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