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2007.09.17

ポイント至上主義

仕事場の近くにソフトバンク携帯電話の販売店があるので、帰り道にいつも前を通るとき、もし店内が空いているときがあれば、現行のサービス等について店員さんに質問にいこうと思っていた。しかし、いつ前を通っても夕方の店内は盛況なんだな。それほどまでに携帯市場は活況なんだろうか、と怯んでしまう。

そんななか、地元のソフトバンク販売店に、先日ようやく足を踏み入れた。それでもスタッフと話ができるまでだいぶ待たされたのだが、とにかくこの1年ほどのあいだに蓄積していた「訊いておきたかったいくつかの疑問点」をぶつけることができた。

携帯電話の最新動向に興味のない私がいちばん驚いた変化は、毎月貯め続けてきた「ポイント」というのが、以前のボーダフォンの頃とは違い、機種変更のときに重要な役割を果たさなくなったことだった。
昔だったら、ひたすら機種変更をがまんして、貯めまくったポイントで、やや古い機種をタダ同然で変更できたというのに、いつのまにかこのポイントには「有効期限」がつくようになり、そして現在に至っては、ソフトバンク携帯の機種変更には「ポイントで機種変更」という考え方すらなくなったらしい。

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「ポイントためてる意味ありまセーン」

現在、ソフトバンクの機種変更においては「本体分割金」という制度で、月賦で機種を買うような「サービス」で電話機を売っているようだ。でもこれって結局は、電話機のお金を一括で出せない若い世代向けにさっさとケータイをもたせるための方便でしかないんじゃないかと思わせる。
というわけで、いきなり電話機の値段というのが「急騰」したような実感がある。
以前なら「ポイント制度」で、タダ同然で手に入れていた新しい電話機が、やったら高額商品になってしまっているような感じだ。

というわけで、その他の条件もいろいろ検討してみると、驚くべきことに私の場合は、最善の策は「現行のまま、古い携帯を、プランも変更せずに使い続けること」がもっとも妥当であるとの結論に至った。

たまったポイントで、ひたすら新しいバッテリーを取り寄せてやる。これでまた新品同様だ。
(もはや貯めたポイントの有効な使い道は、バッテリーの交換しかない。そして当然ながら、古いタイプのバッテリーの在庫状況が気になってしまうので、たまに『MY SoftBank』のサイトをチェックする)
さぁ、これでしばらくは、まだまだ「ボーダフォン」ユーザーだぜ。やったぞ。
前にも書いたが、「ソフトバンク」って名前がダサいよな。「柔らか銀行」だもんな。
そんな名前に比べたら、「ヨーロッパかぶれ」といわれようが、ボーダフォンのほうを選ぶよな。

うん、これでいいんだか、哀しいんだか。

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ちなみに友人のU氏は、いまだにJ-PHONE の携帯電話を使い続けているのですごいと思う。
彼によると、バッテリーの充電のタイミングに気をつけて、劣化を最小限に食い止めることを心がけているとか。
今となると、J-PHONE のケータイはクールかもしれない。


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Comments

最近は格安でバッテリー売ってるんですよ。

Posted by: MSK | 2007.09.19 00:46

MSK>そうか・・・ますますガッカリ感が高まりますわ(笑)

Posted by: HOWE | 2007.09.19 21:06

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