メディアの変容
駅のホームにひとつだけある公衆電話に、女の子が抱きついていたように見えた。
よくみると、公衆電話のてっぺんのところにヒジをついて、その子は公衆電話の受話器ではなく、自分の携帯電話を使って話をしつづけていた。
公衆電話を利用したい人のジャマになるだけやんか・・・と苦笑ぎみに思う。
まぁ、公衆電話のある場所は、人が語りたくなるムードなのかもしれないな、とも思う。
それにしても、公衆電話にヒジをついて、携帯電話をかけるという行為は、
メディアの歴史を語るうえで、ひとつの象徴的なポーズかもしれないと思えてきたので、
できることならば「すいません、その姿を写真に撮らせてください」と言いたくなったのも確か。
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