« September 2007 | Main | November 2007 »

October 2007

2007.10.30

帰りました

無事に帰りました。
みなさまいろいろコメントをありがとうございます。

旅行初日にあれほど私がそのサービスを絶賛したエールフランスが、まさかストライキという形で最終日を飾ってくれるとは想像もしていませんでした。わはは。
ヒースロー空港のカウンターで朝5時半からひたすら並んでようやく自分の番になって、乗るはずだったフライトの確認書類を手渡したときには、スタッフのおばさまが何も言わずに代替フライトの検索をはじめる事態でありました。
長いこと調べてもらったあげく、
「夜9時発、ソウル経由で大阪着のアシアナ航空しかない」との返答。
東京着でも名古屋着でもいいから他のはないの? とゴネてみたものの、やはりそれしか火曜日までに帰国する手段はなかったようで、しぶしぶ従いました。
でもアシアナ航空、わりとよかった。
エールフランスの手配で夕方までヒースロー近くのホテルでゆっくりできたのも、まぁ貴重な体験といえば貴重な体験だった。父のほうは大変だったようだが・・・

| | Comments (3)

2007.10.28

ROMA-JI

kyou kaerimasu.

sikasi AIR-FRANCE ga STRIKE ni natta (HA HA HA!!)
hikouki ga tobimasen.
nanode kawari no hikouki wo AIR-FRANCE no STAFF ga tehai sitekuremasita.
nagai gyouretu wo machituzukete taihen desita.

okagede 12jikan mo asidome desu.

sonoaida HEATHROW AIRPORT no chikaku no HOTEL wo tehai sare, sokokara BLOG wo utteimasu.
touchaku ha getuyou no yoru ni narisoudesu.

| | Comments (3)

2007.10.27

サイクルトライブ

ロンドンで、自転車に乗る人がやたら目につく。
明らかに自転車通勤といった風情の人が多いのだが、自転車向けの防寒具を着て、でも足元は半ズボンの人だったり、なかなかすごい。
「ママチャリ」というものは存在しないらしく、みんなロードやマウンテンバイクなどに前かがみで走りまくっている。
感心するのは、自転車に乗る90%ぐらいの人が、ちゃんとヘルメットをかぶって、夜はヘルメットやカバンにバックライトを装着して点灯させていることだ。(確かに、道路は車の動きが危なく感じる)
都心の交差点で見かけた、折りたたみ自転車みたいな小さい自転車に乗っているオジさんまでもが、ちゃんとヘルメットをかぶっていたのは印象的だった。
日本だとどうしてもヘルメットは珍しく感じてしまうのだが、ここまで普通にみんなが着用していると、あんまり恥ずかしがらずに被れるかもしれない。

そして自転車をもったまま駅の構内に入ったり電車に乗れたりするのはうらやましい。
なにより、ロンドンの公園で自転車に乗れるっていうのは、最高にうらやましい。

| | Comments (2)

2007.10.25

地下鉄

ロンドンにいるときにはどこかでサッカーを観ておきたい、ということで、昨晩はチェルシーのチャンピオンズ・リーグの試合を観にいった。(リーグ戦とは違い、チャンピオンズリーグだとチケットは一般販売までまわってきていた)
ところでチャンピオンズリーグになると、普段のリーグ戦とはちがって、やたらとお客さんがそろいの旗をあちこちで振っているのを以前から疑問に思っていたのだが、あれは実はチームがあらかじめ座席に旗を座席に用意していてくれて、それを自由に使ったり持って帰ったりできるようにしていることを今回はじめて知った。さすが金持ちチーム。
で、試合の始まる直前、スタンドを埋める観衆は一斉に旗を振るわけで、父親も嬉々として旗を振り回していた。ドログバのヘディングシュートもしっかり確認できたらしく、かなりご満悦の様子であった。

私がチェルシーを好きなのは、いつも試合の直前に、スタジアムのスピーカーから大音響で、パンク・バンドのザ・クラッシュの名曲「ロンドン・コーリング」を流すセンスを大事にしているからだ。

ちなみに対戦相手はシャルケ04というドイツのチームだったのだが、たまたまスタジアムへ向かう地下鉄で、ドイツからやってきたサポーターの大集団と遭遇した。どういうふうにコントロールされているのか不明だが、地元警察が大勢で囲んで、ひとまとめにして地下鉄で輸送しているみたいで、一般客はその間に離れたところへ「避難」させられていた。なのでよけいにテンションのあがるサポーターは騒ぐし、電車にギュウギュウに押し込まれて(警察も何人か同乗する)、しかも歌にあわせて全員が電車内で飛び跳ね出したので、私は生まれて始めて「上下に激しく跳ねる地下鉄車両」を目撃することとなった。さらにそのまま発進していったので、私は生まれて始めて「上下に激しく跳ねながら前進していく地下鉄車両」を目撃することとなった。「バカかお前ら」となった。笑えた。

でも続いて一般客にまじって自分たちが地下鉄に乗り込んだわけで、無事に運行するのかどうか、ちょっと不安になったりもした。
まぁ、ロンドンの地下鉄は、そうやって鍛えられてきたのだろう、と勝手に解釈する。

| | Comments (0)

2007.10.24

街は

05年の爆弾テロ以降、といったほうがいいのだろうか、ロンドンの主要な観光地では荷物検査が厳しくなり、
そしてなにより、
地下鉄に、ストリートミュージシャンの姿がめっきり、すっかり、見受けられなくなった。
いちよ以前からあるような、企業スポンサーによる「演奏場所を示す半円」が通路に印刷されてはいるのだが。
どの時間帯に地下鉄を利用しても、いまのところほとんどミュージシャンをみていない。
これは憂慮すべきことだ。

かつては地下鉄の長いトンネルのような通路で演奏していると、遠くからでもよく聴こえてきて、ちょっとほっこりするのであった。そして種目が多彩で、ギターだけでなく弦楽器とか管楽器とか、クラシカルな音楽をやる人もたくさんいた。また、長いエスカレーターのふもとで演奏していると、エスカレーターを降りる人の多くが、下につくまでに小銭を用意して、ふもとのパフォーマーに投げ銭を出していた。あれは合理的だとすら思った。
いずれにせよ、ロンドンの地下鉄にはあちこちで音楽があふれていたのである。
いまじゃ監視カメラの多い街、でしかない。うーん。

| | Comments (1)

2007.10.23

コメントありがとうです

みなさまコメントありがとうございます。
日本語でパソコンがうてるのは、いま泊まっている民宿が日本人の方が経営しているところだからです。

ロンドンは予想以上に寒いです。
甘く見ていました。
都心ではユニクロの広告キャンペーンがかなり派手に展開されています。
カタカナでわざわざユニクロって書いてあったりして。オサレな看板をだしています。
やたら高級感があって、妙な気分ですが。

| | Comments (3)

2007.10.21

いま

いまロンドンに来ています。
晩秋の公園は落ち葉がきれいです。
「父をロンドンに連れてくる」という昔からの構想が実現できてうれしいです。

ただ2人でマクドを食べて1900円近くするような物価は厳しいです。
食に関しては困難を極めそうです。

エールフランスは思っていた以上に快適なサービスを提供してくれました。
しかもほぼ満席なのに自分の隣の座席は空いたままという、予想外のありがたい幸運まで提供してくれました。
そしていくつかある映画のなかでなぜか「ミスター・ビーン」があったので、そのチョイスは絶妙でした。
ただ、着陸のときに「のこり高度80m」という表示をすっかり信じていたところで車輪が地面に着陸したときは、相当焦りましたが。

ラグビーのワールドカップがフランスで開かれていて、決勝はイングランド対南アフリカだったわけですが、ロンドンの街中で、南アフリカのユニフォームを来た白人の人がすごく多かったのが印象的です。

| | Comments (10)

2007.10.19

1600万人

つい先日、自分の利用している銀行が、ANAのマイレージとの提携強化を発表するというニュースが大きく報じられていた。
もはや「2+2=5主義」(by ダグラス・クープランド)のごとく、これまで抗してきたマーケティング戦略に、最後の最後で「はいはい、わかりましたよ、買えばいいんでしょう、さぁ、ほっといてくれ」という感じになりつつある、私のマイラー計画。

でも、銀行のカードひとつで、Edyの電子マネーもつかえたりするということは、銀行のキャッシュカードだったものをコンビニのレジとかスーパーのレジとかでも使いまくることを意味していて、なんだろう、この心理的抵抗感は。お金の出所は同じなんだが。

あと、そのニュースで、ANAのマイレージの会員数が「1600万人」と発表されていて、それって日本人の10人に1人は、大なり小なり「マイラー」なわけである。
でも私の周囲の友人知人を10人や20人想像してみたところで、マイラーっぽい人がまったく思い至らない。
あるいは、知らず知らずにマイルを獲得していたりするのであろうか。

ただ、ひとつ私がポジティブなのは、「ポイント」ではなく「マイル」という概念で加算されていくことだ。ポイントだと「点数」でしかないのだが、「マイル」って、距離のことだから、なんとなく物理的に親しめる概念なのである。そこがまた心憎いところでもある。

| | Comments (2)

2007.10.16

酩酊

日が暮れた大学のキャンパス、大樹のそびえる中央のロータリーあたりで、学生らしき男が大声で歌っているのが窓から聞こえた。酒でも飲まないと歌えないような雰囲気の、歌というより叫んでいるみたいな感じだったが、こういうフーリガン的な振る舞いが、最近ではなんとなく新鮮にすら感じる。

そして今日は夏とちがって、夜になっても外はたくさんの学生さんたちが屋外で坐って談笑している。もはや日が暮れるとすごく肌寒い気候であるが、それでも彼らはたくましく坐り続けてダベっている。そういう雰囲気にさせてくれる季節なんだろう、今は。

***

たぶんこの10日間ぐらいで4回ぐらい、私は若い人に向かって「プログレッシヴ・ロック」という単語を投げかけている気がする。そういう点において、高校時代と変わっていない。どうしようもない。

しかし、このまえ、N氏(会長)から「ピンク・フロイドのブートレッグCDがいくつか売ってあるんですが」と中古CDセールのイベント会場からわざわざ電話をいただく。私が以前ここに書いた記事(これとか)のことなどを覚えていてくれていたのであろう。しかも「CDの裏ジャケットに記載されている日付と都市名をメモってメールで教えてくれ」という私のあんまりな要求に快く応じてくれたN氏には、ひたすら感謝。
だから、こう、昔のプログレを「布教」させるのは私にとって大切なのである。うん。

***

さっきクライマックス・シリーズの日ハムとロッテの試合をテレビでやっていたのだが、解説のノムさんの言っていることがすごく的確で、予測したとおりのことが次に起こっていくので、感じ入った。語りの見事さは今も健在だと思う。

***

「兵馬俑に中国批判のマスク 大英博物館で環境活動家」のニュース。
くわしくはこちら
新聞には写真つきで掲載されていたけど、兵馬俑の人形が普通にマスクを装着されてんのな。活動家の主張に同意するかはともかく、「やったもん勝ち」な、その心意気には一定の敬意を表したい。

| | Comments (2)

2007.10.15

市民メディアサミット

今年、札幌市で開催されたらしい「市民メディアサミット」の様子がオーマイニュースでアップされています。
こちら
コミュニティFMとか、市民メディアがこういうかたちでいろいろ活発になっている状況が垣間見れると思います。
「サブカルチャーとして、マスコミと住み分ける市民メディア」
「市民メディアのあるべき理想の姿はない」など、なるほどなぁと思います。

それにしても、懇親会を地元の体育館っぽい場所でやっていたのが、グッときました。ああいうところで飲み食いすると自分なんかはやたらテンションあがると思う。

| | Comments (0)

2007.10.14

ヒューマンシステム

「システム手帳」とか「システムキッチン」とかの言葉について、あえて「システム」を後ろにつけると、妙な語感になるね。「手帳システム」とか「キッチン・システム」とか。
つまり、「システム」が付いたところで、「結局は何も言っていないに等しい」のかもしれぬ。

あ、あとパソコンなどの「システムエラー」っていう言葉、あれはズルい感じがする。そりゃあパソコンなんだから「システム」がエラーしたに決まっとるだろうが、と。

***

ウィキペディアで、あえて国語辞典でひくような「一般度の高い言葉」をあらためて検索すると、たまにハッとさせられることがある。
たとえば今さっきみたのは「ポイントサービス」という言葉なのだが、こうしてみると改めて航空会社のマイレージ・ポイントの登場は、ポイントサービスの歴史を考えるうえでもひとつのエポックだったんだなぁと思う。

それにしてもマイレージをめぐる情報がここまで複雑で多様になると、大学の同好会とかサークルで、「マイレージ研究会」があってもおかしくないだろうなぁ、と思う。学園祭の出し物で、「あなたにピッタリのマイレージの貯め方を無料で診断します」とかやってみたり。
個々人の消費生活のパターンを分析して、その人に適したマイルのため方を提案するっていうのは、これって消費アドバイザー的だったり、ある種の学問的な面白さだってあるかもしれない。

まぁ、わざわざ「マイレージ研」にしなくても、すでに「旅行同好会」とかがたくさんあるわけだから、そのなかでやたらマイレージに詳しい部員とかがいてそうだな。

って、そこまで私に書かせるほどに、「陸マイラー」になるには、ちょっとした決心が必要だったりする。何せ、ひとつの「趣味」として捉えられるからだ。そして私はいまだに踏み切れていない。そんなに「優秀な」消費者でもないからな(苦笑)。

| | Comments (4)

2007.10.13

ピクシー。

「名古屋 ストイコビッチ監督誕生へ」
ヤフーニュースより(こちら

Pixy

現役時代、関西で試合があるときはかなり行っていたので、
今度は「監督も観たさに」またしばしばJリーグに足を運ぶことになるかもしれない。
(ていうか、名古屋へ行って練習観にいこう)

| | Comments (2)

2007.10.11

全米ライフルだけ協会

マイケル・ムーアのドキュメンタリー映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』で槍玉にあがったのが、その政治力で銃規制を阻止しつづけている全米ライフル協会である。(くわしくはこちら

で、ふと思ったのだが、「ライフル協会」であるならば、ライフルだけを認めておき、ピストルなどの小型の銃器は規制して捨て去ってほしい気がする。そうじゃなきゃ詐欺だ。

| | Comments (2)

2007.10.10

気になるマンション

ブログ休んでいました。

先日観にいった団地のイベント「ダンパク2007」の余韻を引きずりつつ。
いわゆる「団地ファン」のそれとは毛色が異なるかもしれないが、
この1~2年、地元でもっとも気になる集合住宅を紹介したい。

Dsc09431

JR奈良駅の南側は、大規模な開発ラッシュが続いているのだが、突如そびえたったこのマンションが、とくにこういう曇り空の日などにはなおいっそう、言い知れぬ迫力を感じさせるのであった。

とくに私がこの建築にひきつけられるのは、以下のように「廊下と天井と外壁までの空間がやたら広くて、おまけに照明がないので暗い」という点であった。

Dsc09434

どうだろうか。やけに「広くて暗い」感じがしないだろうか。
このへんが実際にはどういうふうに展開されているのか、本当は中に入って確認してみたいのだが、そもそも部外者が入れるのかどうかも確認したことがないし、怖いのでいつも通り過ぎるだけだ。
自分的にベタな表現を使わせてもらうと、この建物には「プログレッシヴ・ロックの香りがする」のである。「プログレ入ってる」のである。(※ちなみに初期のハウでも紹介したが、『プログレ入ってる』というのは、先日逝去した文化庁長官がかつて講演中に何気なく使った言い回しである)

| | Comments (4)

2007.10.04

ホソギ・カズコ・ファンクラブ

「細木数子」という名前が会話にでてきた。
そこでハッと気付いたことがある。

「数子」って、
英語に訳したら、
「ナンバーガール」ではないか、と。

Numbergirll
ナンバーガール

伝説のギターバンドは、「数子」だったのだ。
そう思うと、つくづく、すごいバンド名だったんだ、と自分で勝手に再認識。

***

ナンバーガールでいちばん好きな曲は、ダントツで
「イギーポップ・ファンクラブ」だ。
これもある意味、「ペパーミント・キャンディ」のごとく、過ぎ去りし恋の想い出を、その人でないとできないやり方で叫んでいるように思う。

Number_2

自分にとって大事な音楽を、好きな人に聴かせてみたけど「ヘンな歌」って言われたら、それからずっと、その曲聴くたびにその人のこと思い出すよな。
そういう哀愁を歌い上げる曲。素敵なロックだ。

***

昨日の話のつづきだが、
なんと、我らが所長は、実はイベントにあわせてペパーミント味のキャンディを用意していたことが判明!
しかし当日になって、
「うっかり、出すのを忘れていた」
とのこと。

***

ちなみに次回の映画イベントは、一転してファニーな映画を、とのことで、炭鉱の村の社会変動を背景とした日本映画「フラガール」を予定。
しかし昨日になって、各方面から「今週、地上波テレビで放映があるみたいよ」との連絡をいただく。
タイミングって難しい。

***

自作パソコンにして1年がたつ。で、コントロールパネルから「ユーザー補助のオプション」で設定する「固定キー」機能、つまり「シフトキーを同時に押さなくてもいい機能」、もっと説明すると「一度シフトキーを押して指を離しても、次のキーを押すまでシフトの状態が保たれる」という機能が、何度やってもログインのたびにリセットされてしまっていて、腹立たしかったのである。
「自作パソコンだから、こういう設定は無理なのか?」とあきらめかけていたのだが、実はその設定画面における「全般」のタブのいちばん下、「管理オプション」のボックスにあるチェックをすべて外したうえで設定しないといけなかったことに最近ようやく気付いた。
おかげで、今では無事に固定キー機能が設定されている。高校時代から「ハウ」を作るべく使っていたワープロ機のキーボードがもともとそういう設定になっていたので、この機能がないとどうしてもストレスを微妙に感じてしまっていたのだ。
あまりにうれしいので、調子にのってここに書いてみた。

| | Comments (4)

2007.10.03

仕事中に泣くこと

というわけで、今日は研究所のイベントで、映画『ペパーミント・キャンディ』を観た。
で、このブログを書くべく、こうして画面に向かったときに、はじめて「しまった!!」と、たった今思ったのだが、
せっかくなんだから、
来場者にはペパーミント・キャンディを一粒ずつ用意して配ったらよかったんだ。
あああああーー!! 
まったく、そういう発想が欠けていた。
なぜだ。くやしい。あああーーー、そうすればよかった・・・

で、まぁ、とにかく、この映画を観たわけだ。
いつもなら、こういう映画イベントのときは、すでにあらかじめ映画をひととおり観ている場合がほとんどなのだけど、今回に関しては、時間もなかったので、映画の重要なシーン、つまり最初と最後らへんのシーンだけをかいつまんで観るにとどまっていた。
なので、今日はじめてこの映画をお客さんと一緒に最初から最後までじっくり観させてもらったのだが、
実に、ほんとに、切ない哀しい話であり、

そして不覚にも、途中で涙がグワッとこみ上げた。

ただ、そのときとっさに
「おい、今自分は仕事中だろう?」と思ったら、
スッと元に戻った。
うむ。

上映前にK先生から現代韓国史についての解説をしていただいたのだが、それがすごく鑑賞の助けになった。
そして見終わったあと、部屋に残ってくれた学生さんとのトークもまた有意義だった。
K先生とはそのあとも個人的に話をさせてもらう機会があって、さらにいろいろ教えてもらったり。
なんだかイベントを通して自分がいちばん楽しませてもらった感じである。

あ、K先生たちと話しているときに、わざわざ僕のところへ「懸案事項」の事後報告をしにきてくれたMD君よ、そういう細やかな気配りの積み重ねが、新たなラッキーの種を運んできてくれることを切に祈る。

***

10月になって、郵政が民営化されて少し変わったことよりも、
インターネットの世界で、ミクシィのメイン画面とか、ヤフーの「天気予報コーナー」の仕様とかが、微妙にリニューアルされていることのほうがよっぽど戸惑ってしまった。
正直、どこをクリックすればいいか迷ったりするし、
慣れないせいか、見づらい。

あ、ヤフーの「天気予報コーナー」の「雨雲の動き」は、個人的には一番信頼している天気予報。
たまに笑えるほど予想が的確。
ただこのまえ、旅行中のmizuix氏に向けて、メールで「ヤフーの予報では、もうすぐそっちにデカい雨雲がいくぞ」と送ったら、ぜんぜん当たらなかったらしいが。

| | Comments (2)

2007.10.02

ペパーミントキャンディ

以前、論文を書くべく滋賀県の行政情報を集めていた時期に登録したまんまの、滋賀県庁の広報用メールマガジンは、現在私が使っているメールソフトでは見事に「迷惑メール」と自動判定されている。

***

ちょうどそれと同じ頃、夏休み前に、ある集中講義のティーチング・アシスタントのバイトをした。それはメディア論の講義で、あるテレビ局の報道部門にいた人が担当していた講義であった。そのなかで招かれたゲストスピーカーの人は、韓国の取材に通じていた高齢のジャーナリストだったのだけど、その人の話を聞いてはじめて、自分は、韓国がついこの間まで言論統制のきびしい軍事政権であったことを知った次第であった。「あー、何も知らないんだよなぁ、自分は」という恥ずかしさとともに、幾多の修羅場をくぐりぬけてきたその老ジャーナリスト氏が何度も力を込めて、「この時期の韓国の姿を描いた見事な映画」として、「ぜひ、『ペパーミント・キャンディ』という映画を観てみてください!!」と訴えるように言っていたことだけが記憶に残った。

というわけで、明日は人間学研究所の映画上映イベントであるが、秋学期からは、外国の映画を観ながら、「青年や子どもの目を通して捉えた社会変動」というテーマで、4つの作品を上映することになった。その一発目として、この「ペパーミント・キャンディ」が取り上げられる(くわしくはこちら)。
というわけで、あの当時、夏休み前において、私は単なるティーチング・アシスタントとして教室に座っていて、ことごとく進まない研究にプレッシャーを感じつつ、どうしていいかわからない混乱状態のなかにあったわけだが、「バイトついでに」聴いていたはずの講義によって得られたちょっとしたサジェスチョンを、こうして数年後にきっちり受け止めて、実行に移しているというあたり、たまに自分がえらく律儀な性分だと思うときがある。

***

チャットモンチーの歌のなかに「少年がバスケットボールを枕にして空を見上げる」といった旨のフレーズがあるのだけど、断じて、あのデカくて固いボールは、アタマを乗せるのには不向きだと、文句をいいたくなる。

***

「とりとめもなく書いた記事がおもしろい」と言われたので、調子に乗ってとりとめなく書いてみた。

|

« September 2007 | Main | November 2007 »