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February 2008

2008.02.29

おらがチームが世界をめざす

WIRED VISIONの記事より。

「米EA社:サッカーゲームの世界大会 FIFA公認」

米Electronic Arts(EA)社は3月1日(米国時間)、サッカーゲームの世界大会『FIFA Interactive World Cup 2008』の米国予選を開催する。国際サッカー連盟(FIFA)が公認、「ゲーム版のW杯」と言えるイベントで、5月にドイツで決勝が行われる。

『プレイステーション3(PS3)』用のゲーム『FIFA 08』の腕を競う。世界各地とインターネット上で予選を開催。勝ち残った32人が5月24日にベルリンで、決勝に臨む。優勝者は、FIFAの2008年最優秀選手の授賞式に招待され、「インタラクティブ最優秀選手」として表彰される名誉を得られる。賞金は2万ドル。

この大会は2004年から毎年開催。2007年は世界で5547人が参加し、オランダの17歳の少年が優勝した。これまでは『Xbox』用のソフトで争われていたが、今年はソニーが協賛、PS3版で勝負する。

というわけだ。
この記事を読んで、「優勝者は、FIFAの2008年最優秀選手の授賞式に招待され、「インタラクティブ最優秀選手」として表彰される名誉を得られる」というのが、なかなか味のある計らいだと思った。
カカーとかクリスチアーノロナウドみたいな世界に名だたるサッカー選手がたつ壇上に、「バーチャルでは最強」のサッカー“プレイヤー”が表彰されるなんて。

なんとなく「映画チックな展開」を考えるとすると、このイベントでFIFAに表彰されると知った、イングランドの田舎にあるディビジョン3あたりの無名チームの選手たちが一致団結して「ゲーム特訓」をやって、見事栄えある「ワールドカップ」を手にし、表彰式で自分のチームのユニフォーム姿でイングランド国旗をふりまわしながらチーム名を連呼する・・・みたいなのもアリだろうな。

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2008.02.28

ふいにあわおどり

このまえ、話をしながらふと、昨年の盆休みに日帰りで徳島にいって、たまたま知らずに阿波踊りの初日を体感した、ということを思い出した。
寒い日がつづくから、なおさら私の脳内で想起された、あの真夏の夕刻の徳島の熱気が、ついこのあいだのことのように思い返されて、「あぁ・・あれは・・・よかったなぁ」としみじみ。
そのときのブログの記事をほりかえして、再読してみると(これ)、「阿波踊りは街中あちこちでゲリラ戦のように踊りが発生するのがアナーキーでよかった」とだけ書かれていて、それ以上深く感慨を込めて書いていなかったことに、やや拍子抜けした感があった。

いやいやあれは、あれこそは「リクレイム・ザ・ストリート」みたいなものだった。
図らずも私は大通りの交差点付近をウロウロしていたのだが、どうやら午後6時になった瞬間に「すべてがスタート」するらしく、その瞬間、まさに交差点にいた私は、四方八方から、たくさんの人々が、「友愛的雰囲気」をもって「路上」を「占拠」するという瞬間に立会い、私も何かスイッチが入ったかのごとく、その流れにのって、わけもわからず、何をするわけでもないのに、体が自発的に交差点の真ん中を目指して駆けていた。

古くから行われていることではあるが、この祭に初め触れた私は、あの瞬間確実にこみあげてきた高揚感が、いまでも忘れられない。いやー、「祭」ってやっぱりヤバいなぁ、ということを感じた。すこしずつ「日本の祭」に興味ができつつある。

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2008.02.27

3人の写真

ちょっと年をとると、以前にはぜったいに実行しなかったようなことも、普通にやってしまうことがある。
そのひとつが、今の自室の机のところに、我々きょうだいの写真を飾っていることだ。
それは私が3歳ぐらいのときの写真なので、隣に座る姉が7歳、その隣のもうひとりの姉は11歳ぐらいと推定される。
場所はよくわからないが、我々3人は緑の生い茂るベンチに、並んで座っている。
今でも思うのだが、これを撮影したときの父親の、そのカメラの腕前には、何らかのミラクルが起こっていたと思われる。それぐらい、3人とも最高に良い表情をしており、太陽光線の具合も背景のピンボケ具合も味があり、「人生に1枚か2枚挙げられる、奇跡的にパーフェクトな写真のひとつ」であると断言できる。
そんなふうに書くことは、本当に失笑モノであることを承知で書くが、とにかく表情がステキだ。(特に自分の顔の可愛らしいこと! 笑)
いつだったか、姉たちがこの写真を「何かの広告に使われていそうな写真」と評していたことがある。そのときは、そんなものかと思っていたが、最近になってこの写真をふたたび見つけたときに、あらためて私はこの写真がとびきりの一枚であることを認め、今こうして自室に飾っていたりする。昔の自分なら決してしなかったことだと思う。

どうしても、このごろでは「失われた時間」というものの価値にうっかり気付いてしまいがちで、自分はそういう認識のなかに罪悪感とか後悔とかを真っ先に掲げてしまいがちになるのだが、こういう写真を身近に据えることで、「何らかの点では、自分も変わってきたんだ」ということを自分自身に示したいのかもしれない。

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2008.02.26

今の記事はナシってことで

ついさっきある記事をアップしたのだけれど、読み返して「あ、でもそれって自分の勘違いかも。それだと論が成り立ってないな」と思い、すぐに消した。
3分ぐらいの出来事。
その間に誰かが読んでいたらすごい。

なので急に書くことがなくなった。
こういう日はすぐに寝ましょう。

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2008.02.25

空白の五ヶ月

実は熱狂的なサッカーフリークだったと最近になって判明したFくんが、このごろ一人暮らしをはじめるべく部屋を探しているらしいのだが、いいなと思った物件が、実は南南西の方角にスカパーのアンテナが立てられない(つまりサッカー中継が観られない)という理由で、やむなくその物件を諦めて別の部屋を探している、といった話をしてくれた。
「あ~! そりゃあ、どんなに条件がよくても、『南南西』が確保できなければ、それはダメだよな!」と、私も激しく同意した。その気持ちはよくわかる。


その直後、よりによって。

自宅に帰ると、住んでいるマンションで3月から8月まで外壁工事が始まることを知る。
で、ひょっとしたらその期間、スカパーのアンテナも撤去しなければならない可能性が高くなった。

Inzaghi_atamakakaeru

プレミアリーグの優勝争いがッ!
ディスカバリー・チャンネルの小粋な番組たちがッ!!
フジTV「たほいや」再放送がッ!
5月のジロ・デ・イタリアが! 7月のツール・ド・フランスがッ!!
BBCワールドのいつも混乱ぎみの同時通訳がッ!
どのチャンネルもダメダメなときについ選びたくなる、ムダに楽しめる日経CNBCがッ!

こうして考えてみると、私もかなりのテレビっ子だ。
すっかりヤラれまくっている。

いやしかしマジで困ったな(笑)

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2008.02.24

ブー

またしても発熱で週末を棒に振っています。
ここんところ発熱が多い。
体を冷やさないように気をつけます。


寝てると、ほんとうにどうでもいいことが思い浮かぶわけですが、

Takagi

彼の芸名について調べると「クレージー・キャッツのリーダー・ハナ肇によって『お前は太っているからブーでいいや』という一言で、本名の『高木』に『ブー』を組み合わせて付けられた」とのこと。

しかし、「ブー」というのが、実は「ブーイング」のことだったと認識してみてはどうか。高木ブーイング。

Savage9
「Boooooooo!! Booooooo!!」

するとどうだろう。まるでなんだか60年代学生運動の名残りのような、反抗的な高木さん像が伺えてこないだろうか。こないか。そうか。

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2008.02.20

エマーソン・レイク&パーマー 『ロンド』

以前にもこのブログで紹介しましたが、
「忘れた頃にもう一度見て欲しい衝撃映像」ということで。

プログレ・バンド、エマーソン・レイク&パーマーのライヴ映像、曲目は「ロンド」です。
や、正確にいうと「『ロンド』の途中」でしょうか。
あ、もっと正確にいうと「エマーソン・レイク&パーマーによる・・・というか、むしろエマーソンさん単体による、『ロンド』の途中のパフォーマンス」でしょうか。

とにかくご覧ください。ぜひ。
「世界びっくり人間ショー」です。

見所をあげるとキリがありませんが、
「いつものこと」と思ってシラッと演奏を続けているほかのメンバー2人の雰囲気がグッときます。
しかし、だんだん心配になったのか、4:34の時点で、ドラムを叩きながら立ち上がってエマーソン氏の姿を確認しようとするカール・パーマー御大の様子がツボです。

デビューしてだいぶ経ったときの、つい最近の映像だと思いますが。
まるで昨日デビューした若手バンドのような鬼気迫るパフォーマンス。
私もこういう、「プログレッシヴさ」を失わないオジさんになっていたい。

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2008.02.19

脳内現役バンド


↑クリックすると『PLANET』の試聴ができます。いつまでたってもスーパーカーで一番好きな曲。

このブログの「アクセス解析」で、検索ワードが調べられるのだが、いまだにこのブログでは、「スーパーカーの解散」というフレーズで検索してやってくる人が多いようだ。
それだけスーパーカーというバンドが解散したことが、今でもしょっちゅうグーグルの検索のネタになっているということだ。
アマゾンで、デビューアルバムの『スリーアウトチェンジ』の10周年記念盤のレビューなどをみても、解散してもなお、多くの人にとってこのバンドのファーストアルバムが特別な感情を抱かせるものになっているんだなぁ、と読んでいて熱い気持ちがわいてきたり。
そういう意味では、多くの人にとって「脳内現役バンド」みたいなものだ。頭のなかではいまだにガンガン鳴りまくっているギターバンドだ。そして、新作がでないことだけが残念だ。


「結局は今を忘れるなら/目の前のなれあいもためらいもありふれてると思ってたいだけ」


↑さすがソニー、ボーナストラック収録の、デビュー当時のライヴ音源まで試聴できる。このヘタっぴなバンドの何がここまで魅力的なのか、永遠のステキな謎。

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2008.02.18

サッカーシューティングゲーム

なんだかんだゲームは好きなはずなのに、ここしばらく家庭用ゲーム機業界で何が起こっているのか、まったくフォローできていない。ゲームをする時間をひねりだすのも難しい。大人になるということは残酷なことだ。

というわけで、テレビCMをみて初めて、Wiiで「ウイニングイレブン」が登場することを知ったのだが、どうやらこれまでにないぐらい操作方法がすごいことになっているようだ。
youtubeでの画像もある。

というわけで、最大のウリは「ボールを持っていない選手のフリーランニングも操作可能」ということだろう。
イングランド的4-4-2スタイルが好きな人なら、もうガンガン両サイドバックを走らせまくることができるので、たしかに爽快かもしれない。
あと、私はやたらサイドチェンジが好きなのだが、従来のウイニングイレブンでは自分の思い描くダイナミックなサイドチェンジができなかった。よくリバプールでジェラードがやるような、ピッチの斜め前方へボールを高速で飛ばす感じ・・・そのへんもひょっとしたらこのWiiバージョンではガンガンかましていけるかもしれないと期待させてしまう。
あと、この動画をみても分かるとおり、もはや「オフサイドトラップ合戦」が避けられないだろうな。昔のウイニングイレブンだと、(少なくとも私は)あえてスルーしてきた領域だが、こんなに自由にディフェンスを動かせるのなら、懐かしのトルシエジャパンばりに「オフサイドトラップ命」になってしまうかもしれない。

・・・とまぁ、「すげぇ! ついにここまで来たか!」と思うわけだが、でもでもでも、このyoutube動画をみて感じるのは、あまりにも「カーソルがせわしなく動き回り」、しかも「ボールの予測軌道がビュンビュン飛び交う」という状況では、「まるでこれは・・・シューティングゲームみたいだな」ということだ。もはや「グラウンド上のボールを見る」というより、勝つためには現場のサッカーと同様に「人の動きを見ないといけない」という感じだ。あまりにリアルな操作性にこだわると、「普通のサッカーで見えないもの(カーソルとか)がやたら登場してしまう」というジレンマ。もうちょっとボールの軌道に意識を集中させたいところだが・・・実際やってみると気にならないものなのだろうか。
 うーん、まさかWiiで「ウイニングイレブン」がでるとは思ってもなかったので、いったいどういう操作性になるのか興味はあるところだが・・・怖いもの見たさで、登場したらぜひ触ってみたいものだ。(ちなみに私は、Wiiをまだ触ったことがない)

ちなみに。
これまでも、ウイニングイレブンは友人の家にいったときなどは必ずプレイするゲームであるわけだが、私はこのゲームをするときはいつでも、幼少時のファミコン時代に磨き上げた「絶妙のボタンの押し具合」により、悪質タックルでもファウルをギリギリもらわない加減を常に狙っていくという極悪非道なプレイスタイルを得意としている。つまり私が操作すれば、どのキャラクターもロビー・サヴェージ大先生のような動きをするわけだ(笑)
Savage10
サヴェージ大先生

Savage
審判に失笑すらされてしまうフットボーラー

こんなうっとうしいプレーヤーであるにも関わらず、いつも嫌な顔をせず対戦プレイに応じてくれる友人たちに感謝は尽きない。

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2008.02.17

不変のおいしさ

昨日の「たほいや=広辞苑」で思い出したが、最近出版された新しい版の『広辞苑』をN先生が発注したら、届いたときに『広辞苑』が特製のビニール袋に入っていたのであるが、

Kojien

となっていて、まるで『伝染るんです』みたいな状態だった。
しかもその下には【袋】 ということばは、新しい広辞苑の2443ページに載っています。と書いてある。くやしいけど、これは巧いなぁと認めざるを得ない。

━―━―━―━―━―

先日、M&H夫妻と、大阪は池田にある「インスタントラーメン発明記念館」にいく。
いろいろ楽しめるミュージアムだった。

壁一面にいままでリリースされた日清食品のインスタント麺のパッケージが並んでいるのが壮観。

Dsc00139
うっかり、すごくオシャレなカラーリング。

Dsc00145
こういう邪悪なまでのカラーリング・デザインは、絶対的に1980年代だよなぁ、と痛感。
だけどこの感覚が、むしろ今の自分には思い切りグッときちゃったりもする。そこにノスタルジーを感じるわけだ。

ちなみに夜は、M&H夫妻お気に入りの近所の手打ちうどん屋「やとう」に連れて行ってもらう。
そこではじめて「釜玉うどん」をいただく。

Dsc00156

これを書いている時点で、「また食べたい! いま食べたい!」と思えてくる。それぐらい美味しかった。こういううどんの食べ方もあるんだなぁ、と目からウロコ。
カップラーメンもいいけど、何より手打ちのうどんの奥深さを思い知った一日だった。

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2008.02.16

「たほいや」

フジテレビで昔やっていた深夜番組らしいのだが、最近スカパーで再放送されたことをきっかけに知ることとなったゲーム「たほいや」。

広辞苑などの辞書が1冊あればできるゲームだ。
ウィキペディアの解説がわかりやすい(こちら)。
「たほいやとは、辞書から選んだ単語について、辞書にある本来の語意と参加者がでっち上げた偽の語意を混ぜ、そこから辞書よりの語意を当てるゲーム」
と、簡潔に要点が述べられている。

フジテレビの番組では、このゲームを5人でプレイしている。メンバーが、山田五郎とか三谷幸喜とか松尾貴史とか大高洋夫だったりする。どうしようもなく濃い。「ウソの語意」の書き方に、その人のキャラクターを連想させて推理したくなるので、「この語意はきっとあの人が書いたに違いない」となっていく。

ポイントは、自分がウソの語意を作るときに、いかに「辞書に記載されているかのような言い回しでテキトーな文章をでっちあげるか」だ。そこにこだわりを見せることができる参加者が集えば、ぜったい面白いと思う。興味をもった方はぜひ今度やりましょうぜ。

<追記>Youtubeでルール説明をしてくれている動画がアップされていました。

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2008.02.15

エクセル的発想

今日の仕事中に、エクセルで「セルの分割はできるのかどうか」という問題にぶちあたる。
たとえば以下のように、太めの幅をとったセルが続く状態で、ひとつのセル(赤色のセル部分)だけをさらに3つのセルに分割したいような場合だ。

Cel1

さっそくグーグルで検索してみると、エクセルというのは、「セルの統合」はできるものの、「セルの分割」はできないらしいことが分かった。ワードで作る表の場合だと、セルの分割はできるらしいのだが、エクセルになると、「セルは絶対的な最小単位」という思想が基本にあるらしく、ひとつのセルのマスを分断することは「不可能」らしいのだ。

「そんなこと初めて知ったよ・・・」
となった私は、引き続き検索を続け、同じような質問をしている人を見つけたのだが、その質問に対して述べられていたアドバイスのひとつを読んで、「!!」となった。

「むしろ、分割したいセル以外のセルを、『統合』してしまえばよい」

Dp9

なるほど!!言われてみれば確かにそうだねーー!!!

愕然とした。
なんで気がつかなかったのか。

つまり「セルの統合」は可能なわけだから、
分割したいセルの近くのセルを、最初にあらかじめ大きなひとつのセルにしておけば解決できるわけだ。

Cel2
多少面倒ではあるが・・・

Cel3
完成。

いやはや、考えてみたら当たり前の対処法であるが、あの時なんでこういう発想に至らなかったのか。
日ごろから「逆転の発想をしよう」と心がけているわりには、まったくその効果が発揮されていない・・・
まだまだ修行が足りないのである。

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2008.02.14

君は60000パーセント

さっきBBCワールドのニュース番組で「ジンバブエのインフレ率が6万パーセントになった」といっていた。

60000%。

同時通訳の間違いじゃないかと思ったが、そのニュースを読んだ直後にキャスターが、隣にいた解説者みたいな人に「なんだこりゃ!」みたいなリアクションをしていたので、「むぅ、やはり6万パーセントか」と思った。

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2008.02.13

「良く出会った者たちは、いつか、どこかで再び会う」

という言葉でしめくくられた最終講義、無事に終了しました。
このブログを読んで最終講義に来ていただいた方もおりまして(笑)、本当にありがとうございます。
先生の話は、これまで歩んできた多様な経歴、多彩な交友関係を、自らの過去を照射しつつ川の流れのように最後に収束させて語っていった、見事なものでした。

個人的にも「うわー!」となるような方々に久しぶりに会えたので、ちょっと妙なテンションでした。あまりちゃんとした対応ができていなかったと思いますが・・・すいません。なんかねぇ、、、やっぱり、うん、不思議な気分でした。

今日はこのイベントに備えて有給休暇扱いで大学に来させてもらっていたので、仕事もせずにその後も、残ってくれた学生さんたちとむちゃくちゃしゃべりまくりました。これがまた面白かった。ことごとくみんな良いネタをふってくるもんだから。こっちも負けじと喋り返しました。ていうか自分はかなり喋りすぎたと思います。はい。でもキミらマジで面白いよ!! と触発されまくりでした。そういえば今日の講義がおわったあと、先生が「今日来てくれた、私のかつての教え子が、上は60歳、そして下は現役の学生さんだから18歳! これってすごい!」と嬉しそうに言っていましたが、そういう幅の広さでいろんな人々と歩む人生っていうのは本当に幸せなんだろうなぁと思いました。

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2008.02.12

職人仕事

明日はいよいよ我らが所長の最終講義(こちら)。
なつかしい顔も来場される模様。感慨深い一日になることでしょう。
以前から、こういう日がいつか来ることを想像してはいたのだけれど、いざ現実に近づいてくると、案外あっさりと受け止めている自分がいる。たぶん、「終わりモード」が本人も含めて自分の中にあまりないからかもしれない。それは見事に幸せなことでもある。きっと。
今はただセレモニーが無事に終わることを祈るのみだ。

━―━―━―━―━―

先週末のプレミアリーグ・ハイライトをみて気がついたことがある。
アストン・ビラがニューカッスルに逆転勝ちした試合のハイライトのことなのだが、
Oneill
ビラが得点するたびにベンチの前で喜ぶマーティン・オニール監督の様子がカメラで抜かれるわけだ。
で、どうやらオニール監督は得点が決まったときのガッツポーズの際、ぴょんと飛び上がるクセがあるようで、そのときのカメラマンは、まさに「絶対オニール監督はこの瞬間に飛び上がるだろう」という計算をしないと絶対にできないような絶妙のタイミングで、「飛び上がるオニールを画面上で常に真ん中に捉える」べくカメラを上下させていた。その巧みなカメラワーク(?)がちょっと微笑ましかった。
ひょっとしたら私の過大評価かもしれないが、でもこういった「職人のこだわりを感じさせる仕事ぶり」には感銘を受けるなぁ。

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2008.02.11

ハウ氏

スティーヴ・ハウ氏の代名詞ともいえる「ザ・クラップ」の演奏。
老齢に達しようかという感じになってきているが、30年近く前の曲を、今もこうして味わい深く弾きまくる姿に「安らぎ」すら感じる。

ちなみに上の動画は、YESの全作品をレビューしているサイト「こわれもの」(こちら)で紹介されていたYoutubeの画像。
それにしてもこの「こわれもの」の作者さんによる作品レビューはどれもいいツボを押さえていて読み応えがあった。愛と憎しみの入り混じった名評論! とか思った。昨日ここでも取り上げた『ドラマ』については「ところが困った事にこのアルバムは傍流と切り捨てるには余りにも完成度が高い」とあったり、あとトレヴァー・ラビン時代の隠れた名作だと思える1987年の『ビッグ・ジェネレイター』については「皆さんも「何が『LOVE』だコラ」とか言わないで素直に耳を傾けて欲しい。ラビンもYESの歴史の一部と考えれば、普通に聴けるはずだというのが私個人の見解である」なんて評してあったりして、「そうそうそう!」と思い切り同意。
こういうのを読みまくると、久しぶりにまたYESを聴きこみたくなる。

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2008.02.10

組織のつなぎ役

組織の崩壊の危機にあって「組織を維持するために、ある期間その役割を引き受けて、次の時代へ組織をつなぐ」という働きをみせた人、というのは私にとって興味深いテーマのひとつである。

で、トレヴァー・ホーン、およびジェフリー・ダウンズによる音楽ユニット「バグルス」が、1980年にプログレバンド・YESの崩壊の危機を救ってくれたことを、なるべくこれからも忘れないようにしていきたいと思っている。
YESがかれこれ40年ちかくバンドとして存続していくことができたのも、最大の危機において彼らが「つなぎ役」を担ってくれたからである。

YESの中心的存在であったボーカリストとキーボード奏者が脱退したときに、当時『ラジオスターの悲劇』のヒットを飛ばしていた同じ事務所の売れっ子二人組がYESの大ファンであったことや、そしてその二人は「ボーカリストとキーボード奏者」という組み合わせだったという偶然もあり・・・
こうして、1980年にYESが作った『ドラマ』というアルバムは、現時点で「ジョン・アンダーソンが歌っていないYESの唯一のオリジナル・アルバム」である。

Dramalarge
『ドラマ』。ドラマっつったらドラマなんだ。そういうことだ。

このアルバムのなかの曲が「光陰矢のごとし」である。
ビデオクリップがある。

事情を知らない人がみると、なぜイエスにタモリみたいな人が出てきて歌っているんだろう、という違和感が隠しようもない。

で、このメンバーでツアーをやったが、ボーカリストとしてのトレヴァー・ホーンには観客からのウケが悪かったらしい。そりゃあ普通はロックバンドのボーカルが変わったら、以前と同じようなバンドとしては認識されにくいので、ひたすらホーンは大変だっただろうと思われる。で、ホーンはこのときの不評がかなり堪えたようで、その後はいったんバグルスとしての活動も続けるが、結果的にはパフォーマーとしてのキャリアに終止符を打ち、プロデュース業に転進する。結果としてそれは彼にとって大成功であり、イエスのその後の「ロンリーハート」のビッグヒットなども彼の功績なしには語れないわけである。

でもいずれにせよ、私はこの、たった一年限りの活動期間ではあったが『ドラマ・イエス』期の作品が好きである。いつものボーカリストがいない代わりに、ギタリストとベーシストがのびのびと「らしい音」を爽快にかき鳴らしている雰囲気(笑)も感じられるし、何より、たとえ当時は大不評だったとしても、出来る限りのチカラでYESというバンドを存続させようと奮闘していたトレヴァー・ホーンの歌声も、私にはとても輝いて聴こえる。

スーパーカー解散後のいしわたり淳治氏も言っているが、ロックバンドにとって「続くこと」というのは、最高にカッコいいことだと思える。たとえヘボい展開であったとしても、バンドが続いていくという現象にまつわる「執念」だったり「徹底したこだわり」だったり、そういうものをもっと大切にしてもいいんじゃないかと思う。
ちょっと下火になったからとか、資金難になったからとか、将来の展望が描けないからとか、そういう理由で組織は縮小されていったり解散していったりするのが常なのだが、そこであえてしぶとく残り続ける、それもまた「ロックのひとつのありかた」だなぁ、と。

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2008.02.07

FLASH MOB

ミクシィの「フラッシュ・モブ」コミュニティで、今日の日記の題名を「FLASH MOB」にして、ミクシィの「日記キーワードランキング」上位を目指そうという試みを実施中。

で、ここまで書いて、実際の「キーワードランキング」をみると、今日はなぜか「岡村靖幸」という言葉がトップ。なんで?? と思ったら・・・なんとまぁ、「また」覚せい剤所持でつかまったとか・・・たのむよ岡村ちゃーん! 人生から学ぼうぜ! 

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2008.02.06

宮殿

mp3の音声ファイルを、携帯電話の着信メロディにしてみようという試みをさっきまで行っていた。たまたま「携快電話ZERO」というソフトを以前アドレス帳のバックアップのために入手していたのだが、そのソフトを使って好きな音楽の任意の箇所を携帯に送信することができるようだ。
しかし、どんなにやっても音質が悪くなって、ロクに再生できない。
めずらしく携帯電話の機能を自分からアクティブに使いこなそうとしたにもかかわらず。
・・・あぁ、自分の携帯の着信音に『クリムゾン・キングの宮殿』のイントロが流れたら、さぞかし面白かっただろうに。アァ~アーァーア~アア~・・・♪

━―━―━―━―━―

他の製紙会社と同様、無印良品もリサイクル紙の古紙含有率を偽装していたというニュースはちょっとした驚き。
無印はそういうポイントを外さない良心的な会社だと文字通り「信じていた」のである。
「再生紙クラフト封筒」が回収されている模様。フリペを作り始めた頃は、この封筒がちょうどよいサイズで多用していたっけ。今後はどういう商品展開になるのやら。

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2008.02.05

終わりなき旅の途中

ここしばらく『ボノ・インタヴューズ』(リットー・ミュージック刊)を読んでいる(こちら)。
ロックバンド・U2のフロントマンであり、また「慈善運動家」でもあるボノに対して、彼の旧知であるフランス人ジャーナリストが挑んだロング・インタビューで構成されている。この本がうまくいっているのは、このミーシュカ・アサイアスというジャーナリストが、友人であるボノと、ロック・スターであるボノと、その知名度で国際政治の舞台においてアフリカの債務取り消し運動などに没頭しているボノという3つの側面にたいして、ちゃんとした距離感を保ってインタビューを試みているところだろう。
そしてボノも、批判は批判でちゃんと受け止め、でも自分の信念を曲げず、より効果的な行動にうつすための努力を絶やさない姿勢を貫いていて、こちらもいさぎよい。矛盾していてもバランスを欠いていても、上っ面に惑わされず本質を見続けようという意志が感じられる。「そういうロックのありかた」を生きているんだ、と思う。

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2008.02.04

甘くみてはいけない

風邪です。
甘く見ていました。
まだまだ寒いですし、みなさんもお気をつけください。

***

風邪の遠因は、『モア』に続いて『ラ・ヴァレ』の映画まで律儀に観にいったことにあると結論。
時間をつぶすために入ったお店の座席がちょっと寒かったのだ。

寒い、といえば問題の『ラ・ヴァレ』も、それはもう、ヒドイ映画であった(笑)
パプアニューギニアのジャングルの果てを目指すヒッピーたちの(どう考えても無謀な)探検、というのがストーリーのすべてだ。それ以上でもそれ以下でもなかった。その「深みのなさ」がまた切なかった(笑)

Lavallee_2


なので、この映画は露骨に「未開と文明」といったモチーフが描かれる。しかし物語の終盤で、原住民の祭礼に混じって踊る仲間を遠くでみていた白人男性の一人が、急にシリアスになって「果たして自分たちは本当に彼らを理解しようとしているのか、これは欺瞞ではないか」とかいう問いかけを発するあたりは、唯一「おおっ」と思えたのだが・・・その問いかけを受けた、肝心の主人公(お金持ちの若い人妻)が、何の熟考もせずポーンと
「そんなことないわ!」
と、この映画が提供することのできたかもしれない、唯一といっていい有意義な論点を、あっさりと台無しにしてしまうあたり、最後まで「ええーッ!?」連発な内容で、逆に爽快ですらあった。

        Lavalleee


注目すべきピンク・フロイドの音楽も、『モア』ほどには効果的だったとは言いがたい。やはり「ジャングルの奥地における寂寥感」を表現するには、BGMはあまり多用する必要がなかったのであろう。なので彼らの音楽が鳴っていた印象が見事に、ない。

というわけで、風邪をひいてまで観にいったハズレ映画たちだが、今になって最大のオチが発覚して『モア』も『ラ・ヴァレ』も今度の3月にDVDが再発されるらしい(沈)。

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「DVDが再発されるような作品じゃないと信じていたから映画館に通ったのに・・・」


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