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2008.02.12

職人仕事

明日はいよいよ我らが所長の最終講義(こちら)。
なつかしい顔も来場される模様。感慨深い一日になることでしょう。
以前から、こういう日がいつか来ることを想像してはいたのだけれど、いざ現実に近づいてくると、案外あっさりと受け止めている自分がいる。たぶん、「終わりモード」が本人も含めて自分の中にあまりないからかもしれない。それは見事に幸せなことでもある。きっと。
今はただセレモニーが無事に終わることを祈るのみだ。

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先週末のプレミアリーグ・ハイライトをみて気がついたことがある。
アストン・ビラがニューカッスルに逆転勝ちした試合のハイライトのことなのだが、
Oneill
ビラが得点するたびにベンチの前で喜ぶマーティン・オニール監督の様子がカメラで抜かれるわけだ。
で、どうやらオニール監督は得点が決まったときのガッツポーズの際、ぴょんと飛び上がるクセがあるようで、そのときのカメラマンは、まさに「絶対オニール監督はこの瞬間に飛び上がるだろう」という計算をしないと絶対にできないような絶妙のタイミングで、「飛び上がるオニールを画面上で常に真ん中に捉える」べくカメラを上下させていた。その巧みなカメラワーク(?)がちょっと微笑ましかった。
ひょっとしたら私の過大評価かもしれないが、でもこういった「職人のこだわりを感じさせる仕事ぶり」には感銘を受けるなぁ。

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