もうすぐ公開
ジョイ・ディビジョン/ニューオーダーの曲、『ceremony』を、レディオヘッドがコピーしている映像があった。
だいぶ本人の雰囲気に似せて歌っているんだけど、トム・ヨークの歌いまわしを聴くと、あぁレディオヘッドの曲になっている、っていう感じもして面白い。
あとジョイ・ディビジョン/ニューオーダーの曲をコピーすると、たいていのバンドは「本人たちよりも上手に演奏できる」から、「オリジナルの良さが微妙に失われる」という怪現象も起こったりするんだけどな(笑)
そんなわけで、今月号の『ロッキングオン』でも特集記事が組まれていたが、ジョイ・ディビジョンの故イアン・カーティスの最期の姿を描いた映画『コントロール』の日本公開も近づいてきた。
昨年ロンドンへいったとき、地下鉄のあちこちにポスターが貼ってあって、すごく欲しくなった。
関西では4月ごろに劇場公開される予定。
オフィシャル・サイトが凝っていてかっこいいんだけど、一歩間違えると「うるさい」(笑)→(こちら)
そこでブログ・パーツも提供されていた。
↓
ツマミをひねるといろいろ出てきます。
最近、カラーリング的に「黒とピンク」っていう組み合わせが気になっていたのだけど、この映画のポスターをみたときに「やられた!」と思った。そのまんま、理想的なビジュアル。
で、この映画をつくったアントン・コービンという人は、U2を長く撮影しつづけていたフォトグラファーとして有名だったので、なおさら私にとっては気合いのこもる作品である。
すでにこの時代のジョイ・ディビジョン/ニューオーダーおよびマンチェスタームーブメントに関しては『24アワー・パーティー・ピープル』という半ドキュメント的映画が数年前に公開されていたわけだが、そのタイミングでさらにこの『コントロール』を作ったということで、また違った切り口を期待したい。『24・・・』もそうだけど、イアン役の人って、なんでここまでホンモノそっくりになるんだろう。それがすごい。
するとYoutubeで、『コントロール』でイアンが歌うシーンと、実際に記録された当時のTV映像を交互にまぜて編集した画像がアップされていた。これを観ると、「あぁ・・・映画のほうは、ほんとに、がんばったんだな・・」と感じる。
この、「きわめて本人に似せて映画をつくる」という情念こそが、関係者一同にとっての「イアン・カーティスは生きている」という気持ちをまた、描いている。
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