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2008.03.02

ポラロイドでポートレート

フィルム生産中止が発表された今、
ポラロイドで写真を撮るラストチャンス!

という、こけしさん作の秀逸な宣伝文句に、いてもたってもいられなくなり、
カフェsample(奈良でもっともオシャレな空間なので普段は行きにくい)で開催されているフリーマーケットに出向き、「週末フォトグラファー」である晴之丞氏のポラロイド写真撮影コーナーにお邪魔する。

私は写真に撮られるのがけっこう好きなのだ。
そして、「写真撮影にこだわりをもつ人」から写真を撮ってもらうのは、もっと好きだ。
しかし、なかなかそういう贅沢な状況は稀なのである。
しかも「ポートレート写真」とか、あまりに非日常である。
自分だけが被写体となり、腕の立つ人に撮ってもらえるというのは貴重なことである。
「飲み会でのひとコマ」とか、そんなレベルではないのだ。鼻に枝豆をさして喜んでいる顔を上手に撮られてどうする。
そういう意味では、数年前、写真展のためにmizuix★氏に撮ってもらったのはラッキーだったなぁ。
「昔の映画俳優のポートレートみたいな写真」ができあがって、おもしろかった。

てなわけで、晴之丞氏やこけし嬢にそういう「私は撮られたがり」な思いをさんざん吐露させてもらい、2枚ほど撮影してもらった。
実はロンドンで出会ってなぜか心に響いて買ってきた、何気ないモノクロ写真を集めただけのミニコミがあって、奇しくもそういう雰囲気で撮ってもらえたから、すごくうれしい。カフェsampleの2階は、殺伐とした、でも凛とした感じの白い壁が印象的であった。

Dsc00161_2

しかも、ポラロイドカメラのフィルムは生産中止になってしまうらしいのである。ついこの前、発表があったようだ(そのニュースはこちら)。
どんなにがんばっても、デジカメではぜったいに出せないこの味が、もうすぐこの世からなくなってしまう可能性があるというのは、どうにも心苦しい。
幸か不幸か、自分はすごく興味があるくせに、このようなカメラを所有してはいないのであるが、ポラロイドのフィルムがなくなるという話は、どんなにつらいことか、想像するだけでキューッとなってくる。フィルムがないと、カメラ自体が単なる箱と化してしまう恐怖。それでもまだ石油製品は作られ続け、街中はクルマがのうのうと走り続けている世の中にあって、それでも自分のこのカメラだけはもう使い道がなくなってしまうという、この感覚。どうなんだろうか。いまたくさんのポラロイド好きの人がいると思うのだが、なんだか心中察するに余りあるところだ。

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Comments

え~~~っ!生産中止になるの??
ショック・・
いつかSX-70の革張りを・・と思っていたのに~。
確かにキューってなるわな。

Posted by: tomo | 2008.03.03 at 01:05

tomo>そうなんですよ、微妙にジワジワとショックに襲われます。

Posted by: HOWE | 2008.03.03 at 20:29

「フォトにしかわ」に、ご来店・お買い上げありがとうございました。こんなにも喜んでいただけるなんて、出店した甲斐があります。
ポラロイドのフィルムは、買い置きしておけば、まあ後2年ぐらいは使えるかな…。と、けっこう楽観的だったりします。いや、実は強がっているだけですが。。

Posted by: 晴之丞 | 2008.03.03 at 23:05

昨日はありがとうございました。
ホントにいい写りですよね〜。
HOWEさんが晴之丞さんと写
真でツーカーでもりあがっていたのが、
いちばんのおどろきでした。
あと、我々の課題はブログですね。
お互いがんばらんとだめですね〜。

Posted by: こけし | 2008.03.04 at 00:05

晴之丞>や、ほんとありがとうございました。貴重な残りのフィルムを! 買いだめしておいて、そのあいだに新しい奇跡を祈りたいところです。

こけし>すっかり楽しませていただきましたよ! んで、ブログなど、書き続けることの難しさと辛さ(?)を、つい誰かと分かち合いたかったので、あんなこと言ってしまいました(笑)

Posted by: HOWE | 2008.03.04 at 22:10

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