オアフ島、カフク・・・
自分の先祖の話など、何度聞いても忘れてしまう。
昔の人たちの、戸籍についての感覚というのは、「家制度」のそれも相まって、なかなか一筋縄ではいかない部分もある。だからややこしくて、図示されないと把握しきれない。
最近、私は自分の両親に「あらためて昔の話を聞いてみる」というキャンペーンを張っており、しばしば興味深い新発見があったりして面白い。
そんななか、自分の祖母が、ハワイ生まれであることを思い出した。ずいぶん前にそういう話を父から聞いていたわけだが、「移民」とか「戦前/戦後」の話のことなど、そういうことに前のめりになるには、ちょっと幼かったのかもしれない。
ともあれ(今の)私は、あらためて自分の祖母がハワイ生まれであることに驚いた。
「なぜ、なぜにハワイ生まれ!?」
聞くと、祖母の父は、お寺の住職さんで、当時日本から(とくに山口県)の移民が多かったハワイのオアフ島、カフクという土地で「布教」にいったという。そしてそこでお寺を建て、そこで祖母を生んだという。明治の話だ。ちなみに祖母は今度の21日で97歳になる。
オアフ島のカフクという場所に、自分の曾おじいちゃんが建立した寺があるのか? いまもあるのか?
聞けば、祖母は生まれてすぐに日本に戻ったのだが、それ以後ハワイには行っていないらしい。さすがにいまは行けるような状態でもなさそう。
父の記憶では、祖母のきょうだいは後年ハワイへ行ったことがあるらしい。しかし祖母はそのとき都合で同行できず、終始残念がっていたそうだ。
「自分がハワイに連れて行こう」と私の父は思ったに違いないだろうが、その頃の働き盛りの父にそんな時間的余裕はなかったであろう。
そう思えば、「お互い元気なうちに父にどうしてもロンドンという都市を見せておきたい」と願い、それを若いうちにさっさとやり遂げた私は、かなりエライんじゃないか、かなりナイスな判断だったんじゃないか、と述べたら、すんなり父は「そうだ」と認めてくれたのだが・・・そこで私はすかさず「なら、こうなったら、ロンドンの次に我々が行くべき場所は、オアフ島カフクじゃないのか?」と高揚しつつ言った。なんかもう、これは「探偵ナイトスクープ」的なノリだ。
しかし、父は、こともあろうに
「次に海外にいくなら、やっぱりヨーロッパがいい・・・」
と、すっかりロンドンの想い出が忘れられない様子(笑)
や、その気持ちはよくわかる。そうなるだろうから、確信犯的にロンドンへ連れて行ったわけだが(笑)
しかし、なんだって、そんなに興味深いネタがあることをいままで認識していなかったのか、自分は。
世界の遠いどこかの異国に、自分の先祖ゆかりの場所があるなんて。
自分にはそれがないと思っていたから、無理やり「ロンドン」という場所を定めていったっていうのに。
ていうか父よ、なぜそんな面白いネタがありながら、今までの人生でハワイに行こうと一度でも思わなかったのか!?
というわけで・・・
まさか自分にとって「オアフ島カフク」という地名が、急に身近なものになろうとは。
この話を私の姉たちも知っているのだろうか。
たぶん、ハワイだったら、一緒に行けそうな気がするが、さてどうだろう。
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Comments
おばあちゃんがハワイで生まれたって言うのは知ってたけど、曾おじいちゃんがオアフ島で寺を建てて布教・・なんて初耳だわ☆
ハワイか~!何か急に身近な感じ??
飛行機恐いけど、そそる話ですなw
探偵ナイトスクープに依頼するか
Posted by: tomo | 2008.03.18 23:16
西田局長は滝の涙ですねw
お父さんの返しもナイスですがw
Posted by: Yuri Meine | 2008.03.19 08:44
姉>さぁ、いよいよ初フライトだ!?
Yuri Meine>感動させられるネタになってくれるものやらどうやら・・(笑)
Posted by: HOWE | 2008.03.19 23:53