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2008.05.23

あたらしいポスター

今日は、大学における同じ一期生のHさんとIZさんが久しぶりにキャンパス内を訪問していて、先生に会いに行く途中、たまたま私の働くデスクの近くを通りがかり、「ええっ!?」「おお!?ひさしぶりー!」となった。
自分の大学の良いところは、この独特の「狭さ」ゆえに、こういうタイミングで遭遇する確率がとても高いことだ。
で、仕事を終えて帰ろうと建物を出たとたん、またしても2人に遭遇。こういう「いつでもどこでも出くわす」感じ、なんだか懐かしい。そんな調子で、学生時代は、キャンパス中央の大木そびえるロータリーのあたりで1時間も2時間も立ち話したりすることがよくあった。どこか席に座れよといいたくなるぐらい。・・・あぁ、でも、でも、そうして今自分は、別の意味で、大学で座り続けているよ。あぁー、なんか人生は奇妙に楽しいね。そしてどこかで滑稽なせつなさもただよう。

さて、そんな愛すべき大学における人間学研究所の次の「耳学問槇島亭」のチラシができあがった。

Mimigakumon2_3
※クリックすると拡大します


最近になって、
「顔写真を出すよりも、顔をイラストで描いたほうが、目をひきやすい。でも、そういう面倒くさいポスターを作る人は、あまりいない」という、至極あたりまえの事実に思い至り、ちょっと描いてみた。
とはいえ、ネットで掲載されている顔写真を上からなぞっただけだが。

出来る限り、今後も人物はイラストでトライしてみたい。
そのうち、文字とかも全部手書きで書きたくなるんだろうな。
もはやポスターじゃないぐらい。

でもいずれにせよ、何を言われようが、どう評価されようが、自分のやることに「愛」だけは込めていたいと、最近つとに思うようになった。←まぁ、単なるカッコつけなのかもしれないが。

弱虫な自分は、すぐに他人の言葉を持ち出したくなる。
U2のボーカリストいわく。
「そこに相応しい理由があるから何かをやっている人なんて誰もいないさ。
動機になっているのは欠落なんだ。
もし自分の心に穴が開いていなかったら、曲は書かない」

(『ボノ インタヴューズ』 ミューシュカ・アサイアス著 リットー・ミュージック 2006年より)

Writing


ところで、自分は春から新しい座席をいただいて仕事をさせてもらっているが、今日になってふと、自分の座っている空間における、「懐かしく、でもさびしく、でもどこかで勇気付けられる要因」に気付いた。この話はいつかあらためてじっくり書きたいと思う。

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Comments

まったく、いつもその才能には嫉妬させられます。
だから今夜も僕はクラブでフィーバーするんだと思います。

Posted by: suzaken | 2008.05.24 21:31

suzaken>ありがとう・・・でもクラブでフィーバーできる男になりたいという意味で、嫉妬心がかきたてられます。

Posted by: HOWE | 2008.05.24 22:39

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