記憶の奥底
ふと所長が、
「思い出せない名前がある」
と言った。
「80年代に活躍した女子テニス選手で、
チェコスロバキア出身で、同性愛者で、
『鉄の女』とか呼ばれていて・・・名前なんだったっけ・・・」
私は、テニスについてはほとんど知らないのだが、
なぜかそのとき、ふと
「ナブラチロワ」
という人名が浮かんで、言ってみたら、まさにそれが正解だった。
ウィキペディアでナブラチロワについて知りたい方は(→こちら)。こうして改めて調べると、こんなに偉大な選手であったのか、と驚くぐらい、そういう認識も私にはなく、さらに写真でみると、私が覚えていたはずのナブラチロワの顔は、まったくの別人であったようだ。それぐらい私も知識としては曖昧であったわけだ。
そんなわけで、「ナブラチロワ」という人名を記憶の奥底にしまっていることが役に立つという、人生で1回ぐらいしかないであろう出来事が今日起こったわけだ。
や、こうしてブログのネタにしたことで、「2回役に立った」とカウントしたほうがいいのか。
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