『世界一やさしい 問題解決の授業』
中学生ぐらいに向けて、問題解決の方法を伝授する本。うちの大学図書館にもあったので、手にとってみた。
コンサルタント業を営む著者が、アメリカでこのような問題解決手法に関する教育に出会い「なぜこのようなことを日本では教えてくれなかったんだろう」と驚き、その思いで書いた本とのこと。
たしかに、自分もこういう本を中学生のときに読んでいたらなぁ、と思った。
「問題解決の原因をさぐり、そのためにできることを分解して分析して、そして取りうる方法をいくつか考え、そして実行に移す」という、このシンプルかつ面倒なプロセスは、つまりのところ「書くこと」によってなしえるプロセスでもあり、「書いて考える、そして実行する」という、まさに中学生や高校生のころの自分に求められていたはずのことが、わかりやすく説明されている。
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次回の人間学研究所「耳学問槇島亭」は夏休み明け、10月1日の開催。
というわけで、いったん「夏休み前バージョン」のポスターを作ってみる。
最近、こういうテイストのデザインが好きなのである。
ちなみにこのポスター、「単なる予告編」的な扱いなので、A3版ポスターは10枚、そしてA4版チラシは赤色文字バージョン10枚、オレンジ文字バージョン10枚しか印刷していない。なので、うっかりレア物である。しかし校舎内でこのポスターを貼っているとき、最近研究所によく来る一回生の男の子に会ったのでこのチラシをあげようとしたら、「持っててもあれなんで、別にいいです」と返された。ちぇっ(笑)。
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Comments
ふと思ったんだけど。
槙島耳学問の元は
学生時代に開いた駒※先生の会?
Posted by: MSK | 2008.07.17 00:45
MSK>なつかしい話を思い出させてくれてありがとう。ただ「耳学問」は、完全に所長の発案なので、あの我々のイベントとは別です。でも基本的に、あの頃に思い描いていたコンセプトは、「耳学問」をやるにあたって、完全に引き継がれているなぁ、と気付きました。なので、ご指摘ありがとう(笑)
Posted by: HOWE | 2008.07.17 21:14