夏の儀式
私には、毎年この時期に必ず行う「儀式」がある。
パソコンの、ウイルス対策ソフトの入れ替えである。
毎年ノートンのソフト「アンチウイルス」を入れているのだが、
今年はノートンの「インターネットセキュリティ」にしてみた。
ダウンロードで購入して更新してもいいんだけど、
これに関しては、毎年製品版の箱入りソフトで買って、新しく入れている。気分の問題だ。
数年前の夏、ワームというウイルスにかかって、ネットの接続ができなかったという痛い経験があって以来、私は「保険のつもりで」ウイルス対策ソフトを入れている。
こういうソフトは一年の有効期限だから、おのずと夏になると期限が切れる。
「あぁ、今年も夏だなぁ」と、私はウイルスソフトを買うときに実感する。
個人的には夏の季語である。
「この夏も ウイルスソフト 手にレジへ」
こうしてインストールが終わり、あらためて今年一年の無事を祈りつつ、若干「パソコンを厳重に管理しているぞ自分は的満足感」にひたっているわけだが、
でもよく考えてみたら、ウイルスやスパイウェアを作ってバラまいて喜んでいる大馬鹿者がいなければ、毎年お金を払ってこんなソフトを入れなくてもいいわけで、それを思うと「首の骨折るよ」とでも言いたくなる。
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