ひとこと感想
中村俊輔の『察知力』(幻冬舎)を読む。
ひとことで感想を述べるとすると
「俊輔さん、すいませんでした!」
と、いいたくなる。
なんというか、サッカーファンとしては「中村俊輔に対して勝手に抱いていた誤解」に反省したり、
また一般読者としては、「自分の行いの自堕落さ」だったり、「自分への甘え」だったり、いろいろなところで「うおお、ビシっとせな!」という気分にさせてくれる本。
ひるがえって、一読の価値はある本(ただしちょっとでも中村俊輔に対する予備知識がないとやっぱり厳しいとは思った)。
ただ、やはり期待通りというべきか、「サッカーノート」についての話は、ここの部分だけでも本気で中学校の教科書とかに載せて欲しいと思うぐらい、実体験に基づいて語られた、非常に学ぶべきところの多い内容で興味深かったことも付け加えておきたい。
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