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October 2008

2008.10.31

今週

濃密な一週間のしめくくりが、発熱でダウンとは、いかがなものか

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2008.10.30

マラドン長嶋

帰ってきてから夕食を食べつつ、イギリス時間の昨晩おそくに行われたノースロンドンダービー、アーセナル対トッテナムの再放送があったので、横目で観ていた。アウェイのトッテナムがリードするも、前半終わりに追いつかれ、後半開始40秒で追加点を許し、2-1になった。その時点で、なんとなく試合がこのまま行きそうな感じがしたので、ちょっと自転車でも乗ってくるかと思い、40分ほど夜道を行ったりきたりして(ジョーシンのセールでUSBカードリーダーを買った)、それで帰ってくると、試合はなんと4-4の引き分け。しかも4-2からトッテナムが終盤で怒涛の追い上げをみせるという、熱い展開だったようで。どうしていつも、そういうスペシャルに楽しい試合はバッチリ見逃すか、自分。

━―━―━

ところでマラドーナがアルゼンチン代表監督に就任するかもで、国民の7割が反対しているというニュースがあった。「彼には無理」という意見が多数のようだが、一方でマラドーナという存在は、「神の手」が象徴するように、宗教的アイコンなわけだから、現役復帰したり、ピッチに立って監督みたいな「実務」を行ってほしくない、という気分もあるのではないか。だって、どのみち監督業というのはどこかで失敗して終わりを迎えるのが常だから、「マラドーナ監督で失敗した」という歴史は、アルゼンチン人にとっては耐え難い事実を生み出してしまうのではないか。『強いアルゼンチン』のイメージの背後には、つねにこの「神」が鎮座しているわけだから。

それで長嶋茂雄のことも連想するわけだが、いまさら彼に「打撃コーチ」とかに就任してくれなんていえないのと似ている。
ちなみに長嶋茂雄は巨人の「終身名誉監督」らしいが、これもスポーツ界では前例があるのかないのか、分からないぐらいの職業である。で、いつも疑問に思うのだが、長嶋終身名誉監督が、試合の途中でベンチに電話をかけてきて「ピッチャーを代えろ」と言ってきたら、それは現場としてどのように対応するのだろうか。

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2008.10.29

元ネタは『ラヴレス』

最近立て続けにつくったポスター・チラシをごらん下され。

11月26日のイベント「現代演劇と物語」。
人間学研究所のイベントとしては、久しぶりに業者に発注して印刷したチラシなので、ちょっと気合入れてカッコつけてみた。
(クリックすると拡大します)

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 ↑おもて                    ↓うら
Sakate2

作りながら、うすうす分かっていたのだが、要するに私は、これを元ネタとしてデザインをしたかったのである。

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マイ・ブラッディ・バレンタインの『ラヴレス』のジャケット。
ギターをかきならす手元をアップに、この配色。そして実際、「こういう雰囲気の音」を出すロックバンドなもんだから、まさにビジュアルワークのお手本のような秀作デザイン。


そして、11/12の「耳学問槇島亭」第5回。
ワードのクリップアートを流用して、背景を入れ込んでみたので、似顔絵以外は実にすばやく完成させることができた。
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mizuix氏に「佐々木倫子のマンガっぽい」といわれた。確かに。そういわれると『動物のお医者さん』みたいだ。
今年度のイベントが終わったら、今年描いた教員の似顔絵の「ぬりえ集」をミニコミ風に作って、最終回の来場者に配ろうかと思った。好きなセリフを書き込んで遊んでみたり。

そして都合により、まったく同時刻の裏番組に開催することとなってしまった、心霊写真を学問的に語るイベント。
多少の不気味さを演出するために、中途半端なバージョン違いを作成。

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ちなみにこの人物は、個人的に購入してあったソースネクストの「感動素材」より拝借(笑)
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こうしてみると、最初にあげた「現代演劇・・」のチラシとテイストが似ている。こういうのは、その時期の自分が凝っているものとか、気分とか、なんとなくの感覚が、すべて反映されていきやすいと思う。

最後に、11/19の「落語と日本的精神性」。

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こういうのが案外、手間がかかる。

たぶんイベントとしてはもう今年は他にチラシを作ることはない・・・はずだ。
次は研究所イベントと別のところで、1件制作するものがでてきた。これは完全に自由にやらせてもらえるので、好きなように作ってみたい。


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2008.10.28

HOWE GTD

もうすぐ「フリーペーパー=小さなメディアの放つ光 展」が開催される福岡のアートリエだが、ブログでも参加フリペが紹介されている。ハウが載っている記事は(こちら)。
「なんだかよく分からないけどつぎの号を心待ちにしてしまう自分がいます。」と、うれしいコメント。

━―━―━

大学で作ったあたらしいイベントチラシはこのブログですでに紹介できるにも関わらず、このブログ用に自分で扱えるようにデータを送ったり持ち帰ったりする作業を、つい忘れてしまう。
そして、いつものように、自分のブログにアップすることに気を取られていると、今度は大学の公式ホームページにアップすることを忘れていたりする。
こういう男が、「ライフハックがどうの」とか言ってても、あまり説得力ない。


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2008.10.27

お笑いクリムゾン

できあがった講演会ポスターを郵送するために、学生さんと折込作業をしていたら、研究所にふらりとtAKe氏がやってきてびっくり。卒業以来大学には来ていないとのこと(この前会ったのは、地元の西大寺であったが)。まさにディープな一週間の幕開けにふさわしかった。少しの間だが久しぶりに話しをし、そしておいしい差し入れをいただいたりする。ありがとう。でもあえて黙ってやってきたため、うっかりそのときは手元に新作の『ハウ』がなかったもんだから、「また送ってね~」となり、それがくやしい(笑)。

━―━―━

ところで学生さんと海外旅行についての話をしているうちに気になったので、いま調べてみると、この円高で1ポンド144円になっているのな。びっくりだ。ちょうど去年の今頃ロンドンにいたわけだが、当時のレートを調べると238円。95円ほど違うという、この状況を目にすると、どうしようもない気分になってくる。1月になったらセールの時期だしね。こんどイングランドサッカー好きのFくんに会ったら、確実に「いますぐロンドン行け!」って訴えかけるんだろうな。学生、いいなぁ。

━―━―━

キング・クリムゾンの「グレート・ディシーヴァー」という曲が、なぜか昔から「無性にお笑いっぽい曲」に聴こえていたのだが、今日になってその理由がわかった。この曲のサビは、お笑い芸人が一発コント風のネタを次から次へと展開していくときに用いる、「区切りのフレーズ」みたいなものに通じているのだ。「あああ! そうだ、あのノリだったんだ、これは!」と膝を打つ感じだった。

youtubeで動画がなかったのだが、その曲をバックにベースを弾いている素人さんの映像があった。

この曲の出だしの展開も、どちらかというとクリムゾンの歴史上からすれば「能天気でバカっぽいイントロ」ではあるが、
この「グレート・ディシーバーァ~♪」のサビに通じる、唐突な感じのフレーズが、お笑い芸人的ポイントなのだ。
サビを歌い終わったあと、また調子を戻してボーカルが淡々と歌い出すあたりとかも、それっぽい。

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「ときおり奇跡をみせてくれるアメージングな古本屋」として奈良が地味に誇る「フジケイ堂」チェーンだが、『レイアウトひらめき事典 タテ組編』が262円で売られており、半笑いでレジに持っていったのは言うまでもない。フリーマーケットかよここは。
パラパラめくっていると、今度はタテ書きで何か冊子をつくってみたくなる。

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2008.10.26

トラウマデザイン

いろいろあった週末の締めくくりとして、「よつばカフェ」に『HOWE』最新号を置かせてもらいに行く。
ブックフェアで買わせてもらった『KATHY ZINE』vol.2をよつばカフェで休みがてら読んでいたら、ダイレクトに自分にとって衝撃的な情報がフォローされていて、驚いた。その驚きはそのまま、自分が製作中のミニコミにぶつけなくてはいけない、と気持ちを新たにした次第。でもよく考えてみたら、普通の本では知りえないようなニッチな情報が、パーソナルな感覚で自分にモロに響いてくるという・・・これってミニコミ・ZINEの読者にとっての最高に幸せな瞬間ではないか。

濃い週末だった。

しかし明日からの仕事の日々が薄いかというとそうではなく、むしろ逆に、明日からとっても濃厚な日々が展開される感じである。
そして、明日以降から随時、大学での各種イベントチラシの新作4種類が一気に貼りだせそう(バージョン違いを含めると7点になる)。
学園祭が近いため、ビラやポスターがいつもよりかは多く見受けられるキャンパス内において、どこまで目をひくのやら。

しかし、「お客の目をひく」だけがポスターづくりの目的ではない、といつも思っている。

私が大学のイベントチラシを、やたらと気合を入れて作る理由の主たるものは、お客さんの気を引くためというよりも、そのイベントに登場してくれる学外からの講師の先生などに向けて、こちらからのメッセージを送るためである。

つまり、

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という、「わたしの内なるロイ・キーンの部分(これ)」が、そうさせるわけである。

そして一方で、「わたしの内なるボノ(U2)の部分」においては、
何かの縁でうちのイベントに登場してくれることになったこの先生は、この先の人生でもいろいろなところでこういうイベントに招かれたりして、その都度いろんなチラシを作ってもらえることになるだろうけれど、今回自分が作ったこのチラシが、結果的にその人の生涯でもっとも印象的だったといえるようなチラシになってほしいという願いもまた、込めている。

自分がチラシをデザインすることにおいて、そんなメッセージを送っていることに気付かせてもらえたのは、前所長のN先生とのやりとりのおかげであった。それ以来、チラシを作るうえでの基本スタンスは、上記のようなノリで行っている。
まぁ、できることなら、印象的なチラシとかいうレベルを超えて、むしろ「トラウマ」みたいになってほしいとすら思うぐらいだ。それぐらいのデザインが作れたら最高ではないか。で、そのノリを拡大していき、仕事全般において、私はいろんな人にトラウマを与えたい、となるのか、きっと(笑)。

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2008.10.25

今日も携帯電話から更新

ブックフェアにお邪魔し、そして今宵はnum氏に木場でお酒をご馳走になった。
愉快な日々を送らせてもらっている。感謝。
バーの名前はデュオニソス。『ドライ明太子』という食べ物の存在をはじめて知った。これは何かのきっかけでブレイクしそうな味。また食べたい。そして木場のこととかブックフェアの素敵な空間のことを、その『ドライ明太子』を食べるたびに思い出し、あれは2008年のことだったと確認しつづけたい。

今回はすぐに帰らないといけないので残念。またゆっくり落ち着いて歩き回りたい。

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2008.10.24

飲み会のあとは携帯でブログを書いている

今回のHOWEはほとんどを帰りの電車のなかで書いたものだが、こうして帰りの電車でブログ用に文章をつづるのはさらに難しい。

−−−

HOWEですが、そろそろ落ち着いてきたので、遠方の友人に送りたいと思っています。が、なにぶん手間とコスト面があるので、気長に待ってやってください。

作ることよりも、届けることのほうが難しい、というのはある種の教訓やな〜と実感。

そんなことを考えながら、トーキョーブックフェアをむかえつつ。

今日の朝、久しぶりにU2のデビューアルバム『BOY』を聴いてきたのだけど、18年ぐらい聴き続けて、今日になって『このアルバム、捨て曲なし!』と気付き、妙に盛り上がった。なんだろう、この意外なまでのツボの入り具合。

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2008.10.23

卒論に捧ぐ名言

仕事中に、論文における文献リストの書き方をいろいろ調べている途中、たまたま出会った名言。

「もらった魚を食べてしまったらそこで終わりだが、
魚の釣り方を身に付けたら、それでずっと食べていける」

これはある先生が大学の卒論ゼミ生に向けて紹介していたコトバなのだが、「まさに!」という感じだ。
「魚の釣り方=ある種のハウツー」が、大学教育においては重要だと私は思っている。
魚を味わうだけじゃなく、自分で実際に魚を釣って、そしてその魚を調理して、他の人にも食べてもらえるところまで、じっくりと「ワザ」を習得したいところなのだ。
そして卒論というイベントは、まさにそのハウツーを学び、そしてすぐに実践的に役立てることが求められる、スリリングな取り組みだと思う。卒論を書かなくても卒業できる大学は増えているが、それってずっと「消費者のまま」で、自分で魚を釣ることの楽しさを味わえないことになってしまいそうで、残念だ。
ぜひ「ライフハック」として卒論のつくりかたを楽しんで習得してほしい・・・と思う。

このまえ、ある学生さんから「タテーシさんは最近よく上から目線でモノを言う」といわれたが、こと「卒論を書くこと」に関してだけは、上から飛び掛って、床にねじ伏せてでも、こーいうことを耳元で叫び続けてやる。


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2008.10.22

崖から

このまえ仕事の最中、うちの大学の先生が書いた心理学の本が回覧でまわってきて、パラパラと目を通していた。
その本のなかで、とある先生が学生に語ったとされる「問いかけ」が紹介されていて、ページをめくる手が止まった。

その話とは、
たとえば断崖絶壁のガケのうえを歩いていて、足を踏み外したとする。
ガケから落ちたら、もはや助かる見込みはなく、ただ落下して死んでしまうのみだ。
しかし、人間にしかできない落ち方があるとすれば、それはどういうものか?
という問いかけだった。

自分はすぐには答えが思い浮かばなかった。まぁ、答えがある問題でもないし、さらにいうと、今は仕事中だ(笑)。
で、その本の続きをざっ読んで、グッときた私は、その後もずっと、ガケから落下しているイメージをぼんやりとアタマの隅に残しながら時間を過ごしていた。

この「問いかけ」の話のつづきがどうなのか、そういうことを気にしてくれる素敵な読者の方々と、いつか私はじっくり語り合いたいと思うので、そのときのためにあえてネタバレは書かないでおきたい(笑)。


━―━―━


先日ブログで「携帯を使いこなしたい」という希求を表明したこともあって、
Sさんが、携帯電話で撮影した画像を、その場でポラロイドやチェキのように簡易でプリントアウトできる装置を見せてくれた。そういうものがあることはまったく知らなかった。
赤外線通信で画像を転送し、その機械からすぐにインスタント写真が出てくるのである。(“インスタント写真”という言い方自体が、なんだか80年代的であるかもしれない)
まえにも触れたが、この春に若い人たちと「一気に赤外線通信でメールアドレス交換」という状況になり、何もできない私はアウアウとうろたえるだけであったので、今でも「携帯電話の赤外線通信」となると、怯んでしまう。「ううむ、これからの時代は赤外線か」となってしまう。違うかもしれないが。

ともあれ、私のためにわざわざ焼いてくださったその写真は、たしかにインスタント写真特有の、淡い感じの色調で、きれいだった。

━―━―━

私と同様、イングランドサッカーに心酔する学生のFくんと、わずかな時間ではあるが、プレミアリーグについての濃い意見交換ができて今日は満足だ。
今季プレミアに昇格してきたストーク・シティというチームについて話をしたのだが、

*元・やり投げの選手だったという異色の経歴を持つサッカー選手が在籍しており、この人がスローインでボールを投げると、むちゃくちゃ遠くまでボールを投げることができる
*やたら身長の高い選手ばかりをチームのメンバーに加えている
*プレミアリーグで苦戦するのは分かっているので、非・エレガントで美的センスに乏しいダサいサッカーをしてでも、とにかく結果を残して勝ち点を加え続けないといけないというチーム事情を関係者やサポーターが充分に理解している

という、この三つの条件が揃ったとき、
以下のようなファニーな戦術が誕生した。

 とりあえず、映像でぜひ観て欲しい。

 

 異論もあるようだが、私はこのストーク・シティの戦術、おおいに「アリ」だと思う。
 サッカーのもつ無限の可能性に、また新たな境地を切り開いたともいえるのではないか。
 なにより、ストーク・シティの試合を自分もなるべく観たいと思わせるわけで。この特殊な戦術はお客が喜ぶレベルに達しているのだから、やっぱりすごいんじゃないか、と。

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2008.10.21

ロンドン展の脳内企画会議

自分はすっかり忘れていたが、10月19日は、「父とロンドン旅行をした一周年」であった。父はそのことを覚えていた。もはや「次に行くときは、いつにしようか」と考えつつあるほどだ。
去年のロンドン旅行は、自分にとっては一大事業だったので、「もう一年たつのかよ!」という気分である。
2度目の渡英よりも、以前企画をぼんやり考えていた「ロンドン展」をやるほうが先になるかもしれないが、どうなることやら。


「ロンドン展」。だいぶ前に思いついたものの、それ以後まったく進んでいないネタだ。

たぶん自分が何かを出すとすれば、旅行記をイラストと文章でパネル化することになると思う。
でもそれって、「ハウ」のフリペを作るのと同じで、それが単に巨大化/立体化しただけかもしれない。
や、それはそれで面白いかもしれないが・・・作る側にとっては。
観る側にとっては、どうなのか。よくわからない。

展覧会といえば図録がつきものである。
図録を作ろう・・って、これも「ハウ」制作とほぼ同じベクトルだ。まさにミニコミ冊子ZINEを作るわけだ。
これも、いつもとやっていることとあまり変わらないではないか。
や、もしかしたらミニコミ冊子を作って販売するために、「ロンドン展」というイベントを利用する、という向きもあるのか。

ポストカードを作って販売するのは展覧会の王道だ。
コンテンツは当然ながら父の絵で充分すぎるほどある。
ただし、売れるかどうかは別。

美術家の展覧会だと、アーティスト本人がミュージアムのなかで実際に作品製作を行う、というパターンがある。そうか、父親が会期中になにか絵画を描いてくれたら、それっぽくなる。来場者の似顔絵を描いてもらおうか。しかし父親はすごく時間をかけて絵を描くから、一日一人しか描けないとかなると、お互いにとって辛いだろう。却下。

2005年のときのロンドン一人旅のネタは、いまだに公にしていない部分があるので、これは「ロンドン展」の機会に「ネタ披露」をしてもいいかもしれない。

帆船、カティーサーク復旧のための寄付金を募る、というのはアリかもしれない。なぜ寄付を求めるに至るのか、という経緯を説明するのもネタのひとつなので。

昨年のときのビデオを流すのもいい。ただし、映像編集の大変さをmizuix師匠の仕事をみて痛感しているので、手を出しにくい領域ではある。でもなんとかトライはしてみたい。

・・・と、いろいろ思いつくことを書いてみると、なんだか「あ、やってみたら面白いかも」となってくるから不思議だ。
ただし、現状の企画段階では、まだまだな感じである。
ブレーン募集中。


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2008.10.20

携帯を使う

今年唯一、プロ野球をテレビで観ながら叫んでしまったなぁ。

━―━―━

 当たり前すぎて、つまらない話を書いているかもしれないが。
 
 このあいだの商店街イベントの折、一回生の男の子と、服屋さんで服を買うことについて雑談をしていた。最近まったくほとんどぜんぜん新しい服を買っていない私は、それでも今時の大学生がどういうところで服を買って、どんなふうに着こなしを工夫しているかとかいうことには興味がある。その学生さんは古着屋ではなく、新品の服を買って長く着たい! という派だったようだが、「でもつい、好きな色の服をバーゲンのたびに買いまくってしまう」と言っていて、苦笑い。
 たしかに自分も、最近になってようやく「手持ちの服を思い浮かべて、着まわしができるように服を選ぶ」ということを意識するようになったもんなぁー、とか思っていたら、ふとひらめいた。携帯電話のカメラを使って、自分のクローゼットの服をぜんぶ写真に撮っておけば、服を買うときに参照できて便利じゃないか! と。写真をフォルダで分類整理しておいたら、さらに効率的。
 うむ、たぶんすでにみんなやっているかもしれないし、あるいは「面倒くさい」から誰もやっていないか、どちらかだろう。とりあえずその学生さんからは「それはいいですね」と言われた。
 まぁ、自分がまずは実践すべきなんだろうが。


 そんなふうに思えるようになったのは、最近私の中で「携帯電話再評価ブーム」が起こっているからだ(笑)。
 いまでも私はどちらかというと「携帯電話にカメラなんていらない」と思ってしまうのだが、しかし最近気付いたのだが、各種メモリーカードがここまで大容量になってしまい、それが携帯電話にセットされているということは、これは「メールも写真も取れる、大きなフラッシュメモリーで、ついでに電話機にもなる」みたいなものとして捉えていいのではないかということだ。こうして文章にして何度読み返しても、「いまさら・・・あたりまえやん・・・」な感じは否めないが、そろそろ携帯電話を所有して10年が経とうとしている自分にとっては、ここまで理解が届くまでにかなりの時間がかかった、ということだ。
 そして、私の今の携帯には、マイクロSDカードが入っているのだが、私はこのメモリーカードを所有していることを、自然と忘れがちになる。おいおい、よく考えてみたらこの状態は、大容量のメモリーを常に持ち歩いていることになるわけだから、これってスゲー便利では!? となる。(何度もいうが、あたりまえすぎて、どうしようもなくダサい文章だ)
 そんなことを最近ぼんやり考えていたので、今日はじめて携帯電話で「動画」を撮影してみた。いちばん良い画質で撮影してみたのだが、当然ながら5年前のデジカメの動画撮影モードよりもよっぽど良い。そして容量のあるメモリーカードを搭載しているおかげで、そこそこの時間の撮影が可能だ。このクオリティだったら、このブログでアップロードすることもできるんじゃないかと、本当に「いまさら何を言っているんだ」的なことに思い至った。

 こうして携帯電話を「電話」ではなく、「よくできたメモリーカード」と脳内で認識変換させることで、ようやく、この機器を積極的に使いこなしてみようという気分になってきた。

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2008.10.19

ハウを折る

mikihiko&hiroko夫妻の協力を得て、ハウの折込作業をさせていただく。

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手伝ってもらえるのをいいことに、急きょ思い立って「近い将来出る予定のミニコミ冊子告知用チラシ」も作ったので、チラシを切って同封する作業も加わる。

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特別作業デスクも用意していただく。綺麗な家のスペースをゆったりと活用させていただき、さながらちょっとしたオフィスルーム。
心地よいBGMに集中力も高まり、なんと4時間たらずですべてのハウが完成した!

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姉から譲り受けた雑貨的ダンボール箱は、「ハウのバックナンバー入れ」としていつも使っているのだが、この箱いっぱいに、ちょうどハウが500部数ほど入ることが分かったのも本日の収穫だ。

いやはや。スピーディーに、折ったり留めたりをひたすら繰り返していただいたmikihikoくんとhirokoさんには感謝です・・・。
そして、豆乳鍋と番茶の美味しさにも気付かされる(笑)。その他もろもろ、いろいろなことを教えてもらいました。

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今日のヤフーニュースでみかけた、このアートパフォーマンスはなんだかすごい。

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こういう、物理的にたくさんのモノを並べまくるパフォーマンスをみると、ピンクフロイドの『A momentary laps of reason』のジャケットを思い出す。

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デザイン集団「ヒプノシス」のアイデア勝ちといったデザインだが、今でこそこういうのもコンピュータで処理しそうだけど、当時は実際に浜辺にベッドを並べまくったわけだから、その根性はすごいと思う。

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2008.10.18

晴天だし

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宇治橋通り商店街彩りフェスタ。
毎年パワーアップしているな〜とは思っていたが、ハシゴ車に乗れるコーナーまで登場していたとは。時間の都合で乗れなかったが、かなりひかれるものがあった。

ていうか学生さんらがあちこちで忙しく働いているかたわらで、自分がこれに乗るのはさすがにマズイんじゃないかと、いまだからこそそう思えるわけだが、現場にいたときはそんなことちっとも考えずに『乗りたい、でも無理なんか!?ああ悔しい!』となっていた。

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2008.10.17

シーガイア、スティング

今日は生活的にネタがありすぎて、消化できていない。HOWEへのお問合せもメールで来て、うれしいかぎり。

明日はうちの大学も関わらせてもらっている宇治橋通り商店街の彩りフェスタがある。このイベントのポスターの独
特のテンションもまた、味がある。(こちら

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上司が、去年再結成ライヴを行ったザ・ポリスのライヴDVDを貸してくれた。はじめは期待せずに観たのだが、すんごいよかった。解散直前の、人気絶頂期の頃のライヴよりもよっぽど楽しめた。ていうかスティングは若い。年取っていない。ドラマーのコープランドはあいかわらず長い手でダイナミックに叩きまくるし、なによりアンディ・サマーズのギターは、昔よりも伸び伸びしている雰囲気があって、「あぁ、みんなオトナになったんだな」感が出ていてよかった。いやそれにしてもスティングに尽きるな。渋みが増したが、でも若い。男前。うらやましい(笑)。

上司とスティングの話をしていて、むかしスティングがコマーシャルをやっていた「宮崎シーガイヤ」というリゾート地のことが話題にあがり、それ知ってます! と嬉しくなった。そう、まさにバブル崩壊の時期とオーバーラップして認識していた場所である。こうして高校時代とかからやみくもに聴いていた音楽の知識が、いまこうして役に立っている。

スティングのことを考えるといつも思い出すのだが、村上春樹が大昔のエッセイで、「スティングをみると、鉛筆の『F』を思い出す」みたいなことを書いていて、他人の書いた文章でここまで心から共感できたことはないっていうぐらい、「わかるわかる!」となった。芯の硬い鉛筆と、スティング。これは感覚的に通じるものがある。そういうミュージシャンなんだよな。

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2008.10.16

Lilmag storeで『HOWE』最新号ゲットできます。

こんばんわ。
『HOWE』最新号をいろんな方々にお渡ししたいのですが、ここ数日間、世界経済の先行きを案じていたりする・・・わけでもないのに、じつはぜんぜん折込作業ができていません(近日中にmikihiko夫妻に助力をいただくことが決定)。購読を希望される方(私の友人関係の方々も含めて)は、なるべくメールでご連絡いただけるとうれしいです。優先的に発送させていただきます。

ただ、最初にがんばって折ったぶんの何十枚かを、このブログでリンクさせてもらっているLilmag storeさんに送らせてもらったところ、本日より取り扱っていただけるようで、紹介文が掲載されていました!
ブログのトップページでの紹介文は(こちらを読んでください
そしてなんと、わざわざ「カートで注文」できるよう、単独でもページを割いていただいております。しかも店主の野中モモさんによる解説文つき! ひゃー。(こちらをチェック!

カートで注文できますが、フリペなので値段はゼロ円です。なので、ぜひぜひ、何かほかの商品と一緒にご購入いただけると嬉しいです。この機会に、世界の手づくりミニコミ・ZINEを味わってみてください。普段ではなかなか見つけるのも難しい作品がたくさん紹介されています。

つまり・・・言うまでもなく、現時点でもっとも早く『HOWE』の最新号を手に入れる方法としては、Lilmagさんのサイトでオーダーしていただくのが近道ということになります。
ちなみに、Lilmag storeのブログでも触れられていますが、私の希望としては、Lilmagさんのサイトでお買物をした方々に、先着順にオマケとして添付してください、ということなので、おのずと『HOWE』の在庫は日に日に減っていくと思います。ですのでオーダーはお早めに!(って、自分の折込作業の遅さを完全に棚に上げている・・・野中モモさん、お手数をおかけしております。すいません)

Lilmag

しかしこうしてみると、今回の『HOWE』の表紙は、Lilmagブログのデザインをパクっていると言われても反論できないな、ということに気付く。


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2008.10.15

ロイ・キーン

仕事がおわり、大学のロータリーを歩いていたら、知っている学生さんに会ったので、しばらく立ち話をしていた。

遠くで、屋外にあるテーブルを囲んだ4人ほどの学生が、タバコの火をめぐってなにやら賑やかにしているのが見えた。

今思えばその時点でスイッチが入っていたんだろうけど、とりあえず横目で様子を見守りながら話を続ける。

しばらくすると、案の定というか、予想外に燃え移った火をみてキャアキャア言い出した。
テーブルのうえを火の玉みたいなものが転がっている。
そりゃあ、ダッシュで駆けつけるわな。


しかしまぁ、知らない子どもを叱るのって難しい、と実感。

こっちも興奮してて、「お前らうちの学生か!?」とか問い詰めてしまったり。や、これはつまり「自分の通っている大学なんだから、もっと丁寧に扱えよ」ということが言いたかったわけで。

ともあれ、一通り事態が収拾し、元にいた場所に戻り、学生さんと話の続きをしようかと思ったが、感情が高ぶったままの自分が発した第一声は「オレのなかのロイ・キーンが・・・」であった。
意味不明である。

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チェルシーのファンからすれば「憎きライバルチームの元・主将」であるが、なんだかんだ、個人的にはこの人のキャラが好きで、知らず知らずにずっと意識しているんだな、と再認識した。
ロイ・キーン・・・ワールドクラスの選手がそろうマンチェスターユナイテッドにおいて、サッカーはそんなに上手じゃないんだけど、長らくキャプテンとしてその気迫(=おっかなさ)でチームを引き締め、鼓舞し続けた唯一無比の存在感。たぶん、自分が一番足りない部分をそこに見出している。

チェルシーファンだったら、同じような存在としてデニス・ワイズ師匠を挙げるべきなのだが、それでも私の無意識ではロイ・キーンを念頭に置いていたようだ。
たぶん、「ヒゲの青さ」とかのつながりで、親近感を抱いているのかもしれない。

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「去年から監督業はじめました」


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2008.10.14

歌詞は大事

元スーパーカーの(・・・って、もはやこの表現はそろそろ失礼なんじゃないかとすら思えてくるが・・・でもやっぱり自分はこのバンドが大好きだったので、できるだけ「スーパーカー」とブログに書き残したい・・・・)いしわたり淳治氏のブログで、ときおり表明される音楽業界への鋭い提言。(こちら

僕はいつもCD屋に
行くと思うのですが

今の時代
試聴ならネットでも出来てしまうわけで
その結果音が欲しいだけなら
ダウンロードして買えばいいわけで

わざわざCD屋でパッケージを買う一番の特典は
「歌詞がついてくる」ということだと思うのです。
だから歌詞がいいアーティストはもっと

「このアーティストは歌詞が良い!!!!!」
ということを店頭のポップでガンガンに
推した方がいいと思うのです。

そうしないと
今ここでCDを買うべきか
さらには輸入版を買うべきか日本盤を買うべきか
あるいは後でダウンロードで曲単位で買うべきか

を悩んで迷って面倒くさくなって
まだもう少し考えよう、なんて思っているうちに
気付けば他にも欲しい新譜がバンバン出てて…と
なってしまっているような気がするのです。

こうして、プロデュース業や作詞を通して「若者にどうやってCDを買ってもらうか」という立場(マーケティング云々は別として)で活動をしているいしわたり氏ならではの視座であるが、これを読んで思い出したのは、「日本における洋画の低迷の原因は、映画の字幕を読むことが若者に敬遠されているから」という説だ。もしそれが本当ならば、ますますコトバの力というものが問われてくる時代になってきているわけで。

そういう意味でも、歌詞って大事だと。

以前、このブログで書いたが、R.E.M.の『アイ・リメンバー・カリフォルニア』という曲の、日本語訳を読んで、中学生だった私は心底感動したことがある・・・ていうか、今でも改めて感動してしまう(こちら)。「翻訳のおもしろさ、すごさ」というものを強烈に感じ取った出来事だったと思う。音楽とコトバのかもしだす雰囲気やパワーっていうものを、大げさでもいいから、もっと慈しみたい。そう感じさせる。


『アイ・リメンバー・カリフォルニア』の曲にあわせて夕日の映像を流している動画。



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2008.10.13

パブリッシュゴッコでした

神戸のトンカ書店で開催された「パブリッシュゴッコ vol.2」のイベントにて、ハウのプレゼンをさせてもらった。
自分のつくったフリペを、まったく知らない人たちの前でアッピールするというのは、自分にとっては「修行」としか言いようがない。高校時代に始まったフリペ作りであるが、見ず知らずの人に配る気になるまで10号ぐらいかかっており、そして今回のようなPRトークができるようになるまで、16号ぐらいかかっているわけである。遅々とした歩み。


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2008.10.12

毎日書く人

こんどの11月26日に、人間学研究所の公開講演会で、劇作家の坂手洋二さんを迎えることになった。
坂手さんは非常にご多忙のようで、世界中を飛び回っている感じである。

しかし、それでも坂手さんは自らブログを書いている。
しかも、毎日。
150文字以内という制限を設けて、日々の出来事を書き続けている。
ブログは(こちら)。

私もこのブログを意地で毎日更新しているわけだが、
はっきりいって坂手洋二の10分の1も忙しくないであろう自分の生活を思えば、ブログの更新などでヒーヒーいっている場合ではない、と思った。
なのでこのごろでは、ブログの更新をするときにいつでも「坂手洋二だって毎日書いているんだ」と言い聞かせている。
そして、きっと講演会の当日に坂手洋二さんを見るときは、劇作家云々よりも「毎日ブログ書いている人」というふうに見てしまう、のか。いや、それはないです、はい。

それにしても150字以内という制限を設けてしまうと、毎日その条件でブログを書くのはさらに大変なんじゃないかと思う。
だって、日によっては1500字ぐらい書きたいときとか、あるいは10文字ぐらいで「うううううああああー!」っていう一文で終わりたくなる日だって、あるじゃないか、ねぇ。

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先日ブログで紹介した、オリガミCDケース(こちら)。
なんと、あんとら氏がさっそく完成させたようで、携帯メールで写真が送られてきて、バッチリ出来上がっていたのですごいと思った。子どものときから折り紙が得意だったとは聞いていたが、その出来栄えには驚き。聞けば、仕組みを理解するのに挑戦意欲がかきたてられたようで。ということはやはり、完成させるにはそれ相応の力量がいるのかもしれない。

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2008.10.11

Tokyo Book Fair

Tokyobookfair3__flyer


Tokyo Book Fair #3

We sew words, and we are connected.
ことばを縫う。そして私たちはつながる。

2008年10月25日(土)~26日(日)
1:00pm~10:00pm頃まで

@ poetry in the kitchen
東京都文京区水道1-2-6 タトルビル2F
TEL:03-3812-6434
FAX:03-5684-0139
Email: poetryinthekitchen(at)y5.dion.ne.jp

Tokyo Book Fairは、普段書店では流通していないD.I.Y.のジンや本が中心のブックフェア。今年は「ことばを縫う。そして私たちはつながる。」というテーマで、前回までのフェアーや、フェアーの会場「ポエトリー・イン・ザ・キッチン」で生まれたつながりを生かして、手を動かしながらにぎやかに、D.I.Y.生産物とそのネットワークの豊かさをあらためて確認したいと思います。ぜひ気軽にご参加ください!
入場料はフリーですが、食事やドリンク、機材などにはカンパをお願いします。

前から行きたかったイベント。うっかり開催日時を勘違いしていて、今年はすっかり終わったものだと思い込んでいた。これなら一日だけ行けそうなので、ハウの新作も出来たことだし、思い切って今回も飛び込んでみようと思う。今年はそういうパターンが多くて楽しい。

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2008.10.10

ビートルズが英雄かどうかの件よりも

ヤフーニュースより(こちら
ビートルズは英雄でない=歴史学者が批判的見解-英

10月10日6時23分配信 時事通信

 【ロンドン9日時事】「ビートルズは若者の英雄などでなく、商業目的で若者文化を搾取した資本主義者だ」-。1960年代に世界中の若者を熱狂させたビートルズについて、英ケンブリッジ大学の歴史学者がこのような批判的見解を発表、話題になっている。
 音楽界を超える多大な影響力を持つビートルズは、60年代の若者文化の象徴と広く解釈されている。しかし、同大社会・政治学部のデービッド・ファウラー博士は9日公表の「現代英国における若者文化」と題する論文で、「当時の若者文化の最前線にビートルズがいたとする見解は真実でない」と指摘。 

「ビートルズは若者の英雄などでなく、商業目的で若者文化を搾取した資本主義者だ」と本当に言ったかどうかは微妙かもしれない。
というのも、この場合はむしろビートルズが出現した1960年代以降、顕著になった「商業目的で若者文化を世界規模で搾取できるようになった資本主義体制」ということのほうが、はっきりいってビートルズの存在を語ることよりもきわめて重要だからだ。学問研究であれば、そっちの議論に重きを置いているはずだ。決して「ビートルズは英雄か、そうでないか」を論じたいのではないと思う、その学者さん。それに、ビートルズが主体となって若者文化を搾取したわけじゃないだろうに。

って、もしそれでもその歴史学者が「ビートルズが英雄でなかったことを言いたい」というのなら、「出直せ!」ってなる(笑)

なんでそこまでイラだつかというと、その裏返しのような出来事を思い出させたからだ。かつて大学院時代に聞いた修論構想発表のゼミで、ある院生さんが、ビートルズのことが大好きらしく、ビートルズのことを研究したくて、修士論文にまとめようとしていたようで、いかにビートルズが偉大なバンドで、多方面に影響を及ぼしたかを語りつくして発表を終えたのだった。
 そこで発表が終わったことに落胆を覚えた私は、ポピュラー文化が政治経済やマーケティングといった、裏側でうごめく「欲望」だったり「権力」のなかでコントロールされたり利用されたりしてきたっていうことをもっと客観的にクールに見つめなおしたうえで、僕らは研究対象を捉えなきゃならないのであって、クソったれマーケティング産業とか主流メディアや政府がコツコツ築いていく支配構造への「ちょっとした反発心」を失っちゃいけないんだよぉぉー、学問ってパンクな営みなんだぜぇぇー、そっちのほうがよっぽど面白く物事に迫れるってぇのにさぁぁぁーーという思いを込めて、「ビートルズが英国から勲章をもらったのは、彼らの音楽的才能に対してではなく、海外へのレコードの輸出という莫大な外貨獲得の功績によるものだから、そういう側面を見失ってはならない」と指摘した。


私のそんな一方的な思いをぶつけられた哀れな院生さんは、「勉強になりました」と素直に答えてくれたのだが、

そのあとのオチとして、その院生さんは、ついこの間まで社会人だったようで、
職種を問うと

「広告代理店です」。

っってアンタ!!!
ドンピシャでマーケティングの側にいたんやろがぁぁー!!

と、泣きたい気分になった。


わたしはこういうのを「ビートルズのワナ」と勝手に呼んでいる。
「好きなテーマを研究する」というときの「好きなテーマ」というのが、「好きな研究対象」とごちゃまぜで捉えられてしまうときに、こういう「ワナ」が出現してしまうケースが多々ある。

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2008.10.09

オリガミCDケース!

前も書いたけど、「ライフハッカー・ジャパン」のサイト、異常な更新頻度により、1日サボってしまうと、たちどころに目新しい記事ばかりが投入されていて、フォローする気もなくすほどだ。
で、マメにみていると、やはり伊東家の食卓ばりに「これはいい!」と思える記事に出会える。
今日のヒットは「A4の紙で作れる!タイトル入りのCD&DVDケースをDIY(動画)」だ。
記事は(こちら)より。
なるほど、言われてみればA4の紙でこんなに簡単に作れるもんなんだねー、と勉強になった。
紙のCDケース、この春に研究所用にたくさん買ってしまったけど、これって手づくりでやってもええやん、と。

そのさらに下で紹介されている円形のオリガミCDケースは、PDFファイルをみても、いまいち作り方がわからなかったが、かなりクールなので、いつか仕組みを解明してトライしてみたい。

Cdja
しかもジェファーソン・エアプレイン。

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2008.10.08

いまふうの流行りで

何気なく、近所の百貨店(近鉄)の折込広告チラシに目をやると、「北海道味めぐり」というお知らせが。いわゆる物産展だ。月に一度は物産展があるんじゃないかと思うぐらい、この手のイベント、とくに北海道モノは多い。それだけ毎回お客さんも駆けつけるのであろう(私の母もその一人だ)。
それはそうと、「北海道味めぐり」の目立つところに、カニやイクラを贅沢にあしらった、箱入りの弁当が紹介されていた。値段は1600円とか2200円とか、なかなか豪華なお弁当となっているのだが、それを提供しているお店のネーミングが「蟹工船」だった。
『蟹工船』、いま流行りの蟹工船か。
ネットでみたら、昔からこのブランドネームで売っているようだ。(こちら
ただいずれにせよ、昭和の労働者を描くプロレタリア小説のそれと、カニやイクラをふんだんに使った豪華絢爛なお弁当箱との間にあるギャップが、なんとなくファニー。

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2008.10.07

砂時計

最近みた宇宙のドキュメンタリーで、太陽の光が太陽の内部から外へ放出されるのに何十万年もかかっている、とかいう話を知った。なので、自分たちが浴びているその太陽光線は、僕らよりずっとずっと「先輩」なのであるわけだ。途方もない話で実感がわかないが、そういうことだ。

で、太陽の外に放出されたあとは、わりとすぐに地球に到達する。光だもんな。
そのへんのことをネットでしらべると、「太陽と月の光が地球に届く時間」という砂時計を作っているメーカーさんみたいなのがあることを知る。(こちら

06_inthistime_solmoon_02

宇宙の不思議に思いを馳せるには最適な装置だな。

ちなみに、かつて「トリビアの泉」でも紹介されていた、音楽家ジョン・ケージの「4分33秒」の砂時計もある(笑)
「4分33秒」は、何も演奏しない無音状態をひとつのパフォーマンスとした作品だが、いつでもこれで追体験(?)できる。

07_johncage

時間の流れを視覚的に示す道具として、砂時計の実用性とデザイン性っていうのは、それがまたひとつの宇宙っぽさを表しているあたり、素敵だと思う。

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2008.10.06

『HOWE』 vol.17

Howe17

『HOWE』 第17号
“MAKE YOUR LOVELY ZINES. 
―アナタの作ったフリペが読みたい―”


完成しました。
時間をかけたら良いものができる、っていうわけではないので、
一ヶ月で作ってみた実験作です。

今回のテーマ「アナタの作ったフリペが読みたい」は、すでに前号の「あとがき」で予告していたものですが、はからずも今回の福岡における「フリーペーパー=小さなメディアの放つ光展」での参加というタイミングに合った内容となりました。(というか、このイベントがなければ、こんなに短時間で作らなかったことでしょう。感謝)

理屈っぽいし、笑えるポイントも少ない『HOWE』になりましたが、むしろ「昔のハウがよかった」って思うような、古くからの読者の友人たちにこそ読んでもらって、タテーシがこういうことを考えてフリペを作るようになったんだなぁ、とか思ってもらえるとうれしかったりします。
なぜなら、『HOWE』を作り始めた高校3年生のころ、まさかフリペ作りを通して自分がこんなことを考えたり書いたりするなんて、まったく予測できなかったわけで。
そういう「予測できない感慨」は、フリペを作るという生き方がくれた、思わぬ楽しさです。
今回のハウでは、そんな楽しさについて書いてみたつもりです。
ぜひ読んでやってください。

手渡しで渡せる人には、出来る限りがんばって渡していきたいと思います。
それが難しそうな方、すいませんがまた個人的にご連絡いただければ幸いです。
「必ず感想文を手紙で送ります」なんて言ってくださる方は、送料なしでこちらからズバッと郵送します!
メールアドレスは prog_howe(at)hotmail.com です。(送信の際は(at)を@マークに変更してください)

で、このフリペが出来たあとは、いよいよ本当に「ZINE」、つまりミニコミ冊子づくりを再開です。
このミニコミのためのチラシを作って、今回のHOWEに混ぜて配布しておこうかと計画中。

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2008.10.05

聖地たるゆえん

聖地たるゆえん
この印刷コーナーの裁断機の下に、空気清浄機があることに気付いた。
世界中にある、パブリックな印刷コーナーのなかでも、こんな機械を設置してある場所はそうそうないのでは。まさに聖地。

こうして印刷は無事終了。
あとはひたすらホッチキス留めに、折る作業。

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印刷中

奈良における簡易印刷の『聖地』と言い切ってしまいたい、マーチャンシードセンターにて印刷中。今日はスムーズに利用できてラッキーだ。雨だからかもしれない。

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ひとまず

ハウ17号の原稿、むりやり完成。
あとは印刷をどうするか。

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2008.10.04

めでたいつづき

今日は、一日のあいだに二人の友人から、それぞれ結婚披露宴のお知らせをいただく。
しかも二人とも高校つながりだ。
仕事帰りの電車のなかで「そういうことって、人生であんまりないような気がするなぁ」と思い、駅に降りたとたん、高校の大先輩Zさんにばったり遭遇。
もはやミラクルを感じてしまう。

ミラクルつづきの今日このごろですが、『ハウ』の制作もミラクル中です(何が)。


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2008.10.03

福岡・ブックオカ関連イベント 「~南陀楼綾繁セレクト~フリーペーパー=小さなメディアの放つ光展」

さて、「HOWE」の最新号をあわてて作っている事情を説明します。

11月に福岡で「ブックオカ」という、本にまつわる多彩なイベントが開催されます。(こちら

20080922bookuoka

で、その関連イベントとして、
福岡市文化芸術振興財団による「~南陀楼綾繁セレクト~フリーペーパー=小さなメディアの放つ光展」
というフリーペーパーの展覧会が実施されるのです。

【日時】11月1日(土)〜16日(日)10:00〜20:00
【会場】カフェアートリエ(博多リバレインB2F)
【入場料】無料 
全国から厳選した約60誌のフリーペーパーを展示。制作者のこだわりや想いが感じられるものばかり。フリーペーパー展の選者・南陀楼綾繁さんと「BOOKMARK NAGOYA」実行委員でもある上原敏さんのトークも必聴!

<トークイベント>
歩かなければ出会えない~フリーペーパーとの付き合い方~
【日時】11月9日(日)17:00~19:00
【会場】カフェアートリエ(博多リバレインB2F)
【入場料】500円(1ドリンク付・要予約)

【申込】plaza-a@ffac.or.jp か FAX 092-281-0114
   (お名前・連絡先・人数をご連絡ください)

ゲスト=南陀楼綾繁(ライター、from東京)、
     上原敏(「SCHOP」編集部、from名古屋)

【問】アートリエ TEL.092-281-0081

URLは(こちら)。

そこで、なんとまぁ、幸運にも、かの南陀楼綾繁さんに「HOWE」も選んでいただき、このたび福岡で出展をさせていただくことになりました。
驚きです。
バックナンバーの展示と、最新号の配布をさせてもらえるようです。
南陀楼綾繁さんに「HOWE」の存在を知ってもらえたのも、6月に「全日本ミニコミサミット」に出かけたことが遠因となっています。やはり、勇気を出して「飛び入りプレゼン」をやってよかったわけです。感謝です。

そんなわけで、「せっかくなんだから、11月の出展にむけて、新作を作らな!」となったのが9月初旬。
はじめて「締め切りのあるHOWE」を作っているところです。
で、どうせなら先日紹介した「パブリッシュゴッコ」のイベントにも合わせようということで、よけいに急ピッチです。

もうすぐ完成です。

Header_2
福岡のみなさん、「HOWE」をよろしくー。


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2008.10.02

ウォール顔

阪急電車の河原町駅ちかくの地下道をあがるときに、こんな広告があった。

Wall2_2


Wall1_2


「こういうの、キライじゃないよな」

と思いつつ、どこかでひきつけられる顔だったので、デジカメで撮影しておいた。

けど、いまこうして冷静にみてみると、
このことしか思い浮かばない。
ピンク・フロイド『ザ・ウォール』の映画版のジャケット。

ちなみに、個人的には『ザ・ウォール』ってほとんど聴いていない。この時期のフロイドの仕事にはあまりなじめない。
ともあれ、こんなジャケット。

Wall3


うん、気合いって大事だよな。


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2008.10.01

さすが

事後報告になるが、本日は秋学期最初の研究所トークライヴ「耳学問槇島亭」だった。授業がはじまって間もない時期だったが、それでも固定客がいるのはうれしい。
めずらしく(?)恩師のTK先生も会場に姿を現していたが、「ゲストへの質問カード」を来場者に書いてもらう小休止の時間のとき、タタミの部屋のすみっこで、TK先生は地べたに用紙を置いて、かがみこんで用紙に記入していた姿が妙にツボだった。その後、TK先生ファンの学生さんともその話になって「かわいかったですよねー!」と言っていた。本人にもはやその気はなくても、常に本学のエンターテイナーとして第一線を張っている姿には、あらためて敬服する。

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気がつけば、今年のオープンキャンパスの様子を伝えるページに、登場させてもらっています。(こちら

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このまえ結婚式3次会のあと話をしていたら、bayashi氏もエキサ氏も僕も、最近になって『自分探しが止まらない』(清水健朗著、ソフトバンク新書)と、『「狂い」のすすめ』(ひろさちや著、集英社新書)をこぞって読んでいたことが発覚し、苦笑するしかない。
この2冊から受けた示唆を、ここんところしばらく、ボーッと、おぼろげに、アタマの片隅で考え続けているのである。別に答えがあるような問題でもないんだが。

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