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January 2009

2009.01.31

マダガスカルと京都の染色コラボレーション

この一週間バタバタしていて、うっかりブログでの告知を忘れてしまっていた。
おまけに手元にチラシ画像もないので、大学のホームページのリンクでしか紹介できない。(こちらを参照)。
展示とワークショップ「マダガスカルと京都の染色コラボレーション」
ということで、今日、明日と京都市左京区のギャラリー「錦鱗館」で開催。
文化人類学の研究によるマダガスカルの野蚕についての展示発表と、その糸をもちいて、沖縄の伝統的な染色技術で藍染にしてみようという試みなど。
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ギャラリーの雰囲気もマッチしていて、オシャレな空間になっていました。
野蚕から出来た布の手触りの素朴さが印象的。
どうしたって自然と人の手のぬくもりにはかなわないよなぁ、と。だけどそのぶん高価なものになってしまい、市場経済の流れでいくと、どんどん輸入の安い繊維でものづくりをせざるをえない現状などについても解説されており、単にオシャレでエコロジカルなものとしてでなく、一枚の布切れからいろいろな問題を見せてくれるのは、さすがに文化人類学の役割なのであった。

学問成果の発表として、このようなコラボレーションのかたちでオシャレに展開していくというのは、今後もポイントになってくるよなぁ、と。

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2009.01.30

Be Mine

このまえのローリングストーンズの映画で初めて聴いてひきつけられた曲、『Far away eyes』をiTMSで購入して以来、この一週間ばかり、iPodでひたすらリピートで聴いている。
来る日も来る日もファーラウェイアイズ。
なぜか飽きない曲、っていうのはあるもんだ。
この曲の感覚は、このところの精神的ムードにハーモナイズされているのだろう。

似たようなことが8年前ぐらいにあった。そのときはMDウォークマンで、R.E.M.のこの『Be Mine』という曲をひたすら繰り返して聴いていた。そして今、Youtubeで、この曲をバックにひたすら道路を走る映像を見つけた。この人もこうして同じ曲をひたすら聴き続けていたのだろうか。

そして9年前にも同じようにこの曲だけを聴きながらある時期を過ごしていた

スーパーカー『FAIRWAY』。

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2009.01.29

オケの秘密

ブログが2日あいてしまった。

図書館で深く考えずに借りた『オーケストラの秘密』という新書がわりと楽しく読めた。
「クラシック音楽について、音楽の歴史から語り始めたら、それこそ初心者は退屈するだろう」という判断が著者や編集者に働いたのであろう。この本では「クラシックのコンサートを開催するために演奏者や指揮者以外にどんな人がいて、どんな仕事をしているのか」という泥臭い解説から入っていく。その切り口はドキュメンタリー番組のそれに似ていて、そこが自分には入りやすかった。あ、コンサートマネージャーって、結局は自分が大学の公開講演会とかを準備するときにやっていることと似ているな、とか。

具体的な細かい話については、さすがにその専門家による説明を理解するまでには至らないのだけど、でもその人の言葉で熱く解説されるのを、知識のないまま読むのは好きだ。その事物を知らない人でもそれなりに楽しめるように、その書き手独特の「面白がりかた」を、ある種攻撃的にぶつけるような文章。自分も普段から心がけているところでもあるけれど。


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2009.01.26

あぁ、MUJI

無印良品を評価したいポイントとしては、消費者との対話を意識しつつプロダクトを開発していることとか、こなれてきた商品はちゃんと見直して値下げをしたりするスタンスにあると思うわけだが。

で、たまに「おおー」と思わせるモノをぶつけてきたりするわけで。
あたらしい2009年春夏版の「家具・家電・ファブリック」のカタログでは、こんなデスクが紹介されていた。

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当然ながら、値段は高めであるが。
それにしても、こう普段から消費活動に対して保守的な自分を、「ほらっ、たまには元気よく!」と尻を叩くかのような、「ちょっとスリリングで冒険している商品」を出してくる無印の戦略には、しょっちゅう巻き込まれまくっている。

そう、結局好きなんだよな、無印の提供するブランドイメージは。認めざるを得ない。

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2009.01.25

1612

デルニエに髪を切りにいったら、店長さんからも昨日のブログの記事におけるマットさんのダンスが感動的だったとのことで、うれしい。
景気悪いニュースが多いなか、こういう明るい話題がもっと広がっていけば、と願う!

━―━―━

気が向いたので調べてみたら、当ブログのこれまでの記事数は1612件、コメントは3094件だそうで。ありがとうございます。
2004年の2月10日にこのブログが始まったので(この右下に貼り付けてある『ココログ』のロゴの下にそう書いてある)・・・あ、もうすぐちょうど5年経つ。1612を5で割ると約322。なるほど、たしかに365日、ほぼ何らかのかたちでブログを日々書き続けていることになる。妙な感慨。ていうか、意地っぱりなだけか。ともあれ「毎日何かを書きつづけること」の素晴らしさを教えてくれた作家ナタリー・ゴールドバーグに感謝。

━―━―━

百式ブログで紹介されていたライフハック(こちら)。「無変換キー」や「変換キー」を、「半角英数や全角かなの割り当て」として設定しなおす、というネタ。

自分も試してみた。

なるほど、たしかに! という感じ。みなさん、普段パソコンのキーボードの、スペースバー(変換のところ)の両側にある「変換」と「無変換」のキーって使ってます? 僕はまったく使っていませんでした。で、ちょっと設定をいじってみて、「変換」と「無変換」のキーを、キーボードの左上にある「半角/全角」のキーと同じような役割を与えよう、というもの(しかもこの半角/全角キーって、なぜわざわざESCキーの真下にあるのだろう。押し間違えるとちょっとやっかいなわけで)。

長年、「ここはまったく使わんなー」と思っていたキーを、今後は「無変換キー=絶対に半角英数モードになる」、「変換キー=絶対に日本語モードになる」という形で使えるようにしたことで、「いきなり文字を入力するときに、あらかじめどちらのモードで自分が書くかを決められる」という状況にカスタマイズできるわけだ。
あとは慣れの問題。そう、結局は長年の習慣で、日本語と英語の切り替えのとき、いつまでたっても指を伸ばして左上の「半角/全角」を押してしまいそうだ。


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2009.01.24

世界じゅうでダンスダンスダンス

二日続けてデイリーポータルZ関連ネタで恐縮だが、今日の住さんの記事(こちら)の元ネタとして紹介されていた、「世界中のいろんなところで、いろんな人とダンスをしてきたマットさんという男性の動画」が、すごく感動的だった。「人間って、いいよね~」と素直な気持ちにさせてくれる。

いやもう、これはぜひ、ご覧いただきたいよマジで。

途中、韓国と北朝鮮の38度線の非武装地帯でもマットさんはカメラを設置して、軍人が見守るなか独りで踊っていたり(1分53秒あたり)。ほんと、すごい。

最初はひとりでこういうビデオを作っていたようだが、それがネットで反響を呼んで、ガム会社のスポンサーがついて(笑)、このような大作を作ることができたらしい。くわしくは(こちら)など。

マットさんのホームページ:Where the Hell is Matt?(こちら)。


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2009.01.23

DPZ「花を見に行くことは楽しいのだろうか」

今日のデイリーポータルZ「花を見に行くことは楽しいのだろうか」こちら)。
さすがウェブマスター林さん、という記事だ。端々に現れる着眼点に笑えてくる。私がデイリーポータルZに期待するのは、こういった「あたりまえのような存在なのでいつもはスルーしがちだが、あらためてふと見つめなおし、疑問をもったりして、実際に行動して確認してみる」というノリの記事だ(あぁ、うむ、今さら思うけど、自分のフリーペーパーもそうでありたいんだが、なかなか)。アインシュタインも、「問題を解くことよりも、問題を作ることのほうがむずかしい」と言っていたように、何を問題(ネタ)として見出すか、というのが実にチャレンジングだよな、と最近つくづく思う。なのでこういう記事をみると、それこそ題名を読んだ時点で「っ! そうきたか!」となる。

あと、林さんの文章は、全文をしっかり読みたくなる「オーラ」がある。そのオーラこそ自分が追い求める部分でもある。ぜんぜん論理的じゃない領域の話だけど。

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2009.01.22

自転車の右側通行

なぜ自転車の右側通行の危険性は、あまり表立って語られないのだろうか!
子どもの二人乗りとか、ヘルメットの装着とか、そういうところではわりとキャンペーンがはられているのだけど、もっともっと重要かつ深刻なのは、「自転車は道路の右側を走ってはいけない」という原則を徹底させることだと最近つくづく思う。

なので、自転車で車道の右側を、しかも二人乗りとか、あるいはヘッドフォンを装着したまま走っている輩をみると、とりあえず「死ぬからやめとけ」と言っておきたい。実際右側走行をしている自転車と向き合ったときは、それとなくジェスチャーをかますこともある。「そこは本来、走ってはいけないんだぞ」と。

しかも右側走行は、オトナも平気でやらかしているので、これは子どもだけの問題ではないこともよく分かる。私も自転車に乗ることにこだわりを抱きつつあった頃にはじめて「右側走行禁止」を知ったクチなので、自省の意味も込めて、左側を走り続ける。

いつの間にか日本でも「エスカレーターは片方を開ける」という風習が急速に広まった(と思う)ので、いつか自転車の走行マナーでも、どこかでビシッとそういった原則が周知されてほしいと思う。ほんと、怖いんで。

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2009.01.21

オルタナ・メディア

『オルタナティブ・メディア―変革のための市民メディア入門 』ミッチ・ウォルツ著、大月書店、2008年をオススメしておきたい。
「巨大化したマスメディア資本の足下で、生まれつづける自主メディアや個人メディアの数々。ミニコミ、無免許ラジオからインターネットまで、あらゆる手段を駆使して世界の均質化に抵抗するメディア運動の実践と手法を各国からレポート!」という紹介文。
帯のコピーは「マスコミが信用できないなら 自分でつくろう! 明日から始めたくなる、メディア・アクティビズムの手引き」とある。

原著は、おそらく大学生・高校生向けの教科書的な読み物で、各章に「エクササイズ」と称して、ディベートの素材だったり自分で実際にメディアを作ってみようぜ的な提案がされている。

教科書的であるから、たしかにちょっと小難しくしてあったり、理屈っぽいきらいもあるので、この手の本を読んで欲しい世代には届きにくいコトバが並んでいる印象。けれど、いずれにせよこれだけの内容を日本語訳して出版しようと思い立った大月書店に敬意を表する。そういえば『さよなら、消費社会』も大月書店だった。

とにかく、読み物としての面白さはないものの、紹介されている事例の豊富さに価値があった。

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2009.01.20

オバマ就任演説

もうすぐオバマ大統領就任演説とかが始まるのだが、「名言が出るか」って報道のされ方には、「いったい何を期待しているんだ」と言いたい。彼に期待すべきポイントはそんなところにあるんじゃない、と。

でも眠たいから生中継は観れなさそう。

そういえばこのまえのプレミアリーグ、チェルシー×ストーク戦も開始3分ぐらいで「うむ、寝よう」となった。ただしストークは、例の「驚異のスローイン作戦」(こちらを参照)で有名なチームで、私がかろうじて見届けた3分間のあいだにも、さっそくロングスローインであわやというチャンスを作っていたから、心から感心しながら眠りについた。

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2009.01.19

ヴィルヌーヴ郡山

日本火山学会がシンボルマークとロゴを募集している。(こちら

募集要項に、

火山を研究する者の集団にふさわしいロゴを皆さんで作って参りましょう!

とある。

グッときた。

あと、応募作品の郵送先が

〒113-0033 東京都文京区本郷6-2-9
 モンテベルデ第2東大前 406号
 火山学会 シンボルマーク&ロゴタイプ係

という住所だったりして、「モンテベルデ第2東大前」というビル名?マンション? の名前もまたググッとくる。

ちなみに今までの人生で「ぜひここに住みたい」と思わせたマンションの名前は、「ヴィルヌーヴ郡山」だ。
高校生ぐらいのときにその名前を広告で見たときの、自分の狼狽ぶりといったら。
ジル・ヴィルヌーヴ、わたしのカルト・ヒーローでした。

━―━―━

 テレビでニューヨークのシェフについてちょっとしたドキュメンタリーをやっていた。そのシェフは料理よりも釣りが好きというぐらい、朝早く友人と釣りをすることに情熱を燃やしていて、そして魚を釣ったあとは昼寝をして、午後から自分の店で、朝釣ってきた新鮮な魚を調理して提供している。
 サービスや商品をたくさんの人に提供することだけでなく、その原材料の仕入れの時点で、すでに人生の愉しみのなかに持続可能なサイクルとして組み込まれていて、料理番組のことなんてどうでもいいぐらい、その人の生き方に見入ってしまった。
 

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2009.01.18

「ありがとう」は、すげぇ

coreさん一家が毎年年賀状として作成している冊子は、さすがプロの技というべきクオリティの高さを発揮していて毎年楽しみなのであるが、今年の内容で驚いたのが、息子さんの夏休みの自由研究の話。

ジャガイモを5つ、それぞれビンの中に入れて、
A:毎日『ありがとう』を言い続ける、
B:毎日『アホ、ボケ』を言い続ける、
C:『ありがとう』と書いたシールを貼る、
D:『アホ、きらい』のシールを貼る、
E:『むしする』のシールを貼る、
という状態で一ヶ月間の変化をみるのだ。

その結果は驚くべきものだった。「ありがとう」を言い続けたジャガイモは、ほとんど変化しなかったというのだ。掲載されていた写真をみると一目瞭然で、Bの「アホ、ボケ」を言われていたジャガイモは、汁が出てカビがはえていた。あと、シールを貼った3つは、Bほどには痛んでいなかったものの、やはり「ありがとうシール」のほうがもっとも状態が良い、というのも驚きだ。

いや~~、コトバのチカラって、すごい。コトバってある種の音波だと思えば、これは「精神物理学」とでもいえるんじゃないかと。身近なところで気軽にトライできる、すさまじく神秘かつ驚異の実験。

なにより、家族みんなで一緒にこの実験に協力して『ありがとうー』とか言い続けていたこともすばらしい。

というわけで正月早々、忘れがたいお話をいただいたわけです。
この実験結果を多くの人に伝えたいので、こうしてブログのネタにさせていただきました(笑)。

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2009.01.17

きょうの資本主義

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京都の裏寺町通りにて。
やればできるんだから、いっそ他のところでも、建物に沿った色使いで展開してほしい。
ていうかこのほうがよっぽどブランドイメージ高くなりそう。オシャレだし。


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2009.01.16

BRICOLE

ちょうど一年ぐらい前に「レヴィ・ストロースの百歳の誕生日を勝手に祝おう」と盛り上がっていた学生さんたちが、最近知らぬ間に『ブリコール』(寄せ集め、のブリコラージュの名詞形)というフリーペーパー冊子を作っていた!! 僕もいただいて読ませてもらった。「よせあつめ」と題されたそのフリペは、たしかにいろんな意味で雑多で混沌としているけど、でも今しか書けないことをストレートにぶつけている。その「確かさ」がまぶしい。
「まんが ストロースくん トーテム編」って、もうタイトルの時点でメーターふりきっている。

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2009.01.15

朝のホームにて

ちょっと前に、朝のラッシュ時、職場の最寄り駅で降りたときのこと。
自分が降りたばかりの列車に、小学校の社会見学っぽい一団が乗り込もうとしていた。

ラッシュアワーに。

当然、子供たちはこのギュウギュウ詰めの電車を前にうろたえていた。

しかし先生たちは、とにかく乗れ、の一点張り。


無茶ですよ。

当然、列車はしばしホームで立ち往生。

どうみても隙間がないと見るや、別の車両に向かって走り出す子供たち。
でも状況はほかの車両でも似たようなもので。

とにかく子供たちは気の毒であった。

先生の、まったく臆することのない「とにかく乗れ」の叫びを想起するにつけ、
うむ、極端だと思われるかもしれないが、
つい「戦争時代ってこういうことなんだろう」と、それとなくぼんやりイメージしてしまう。

先生たちは、当然ながら遠足であれ社会見学であれ「下見」をするものだろうけど、
朝のラッシュアワーについてまでは想定していなかったのだろう。
ていうか、先生たちは普段だれも電車で通勤していないのだろうか。
百歩譲って、「不測の事態が起きて、電車で移動するしかなかった」のだろうか。
いろいろ考えてしまった。

そのシチュエーションであれば、予定を変更してしばらく電車をやり過ごすという道を選び、「オトナである先生だって、ときにはとんでもない判断ミスをすることがある」という、ちょっとショッキングな事実を子ども達と分かち合えたかもしれない。それはとても貴重な学習機会であるだろうし、そういうのが「ゆとり教育」であってほしいわけだ。

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2009.01.14

遥か遠く、すぐそばに

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公開イベント「耳学問槇島亭」今年度最後の回、無事終了。
寒い中、ご来場者の方々に心から感謝。
とくに今日はじつに久しぶりな方々にお会いでき、思わぬ来訪に驚いたり。

 僕がこのイベントを表記するときに「トークライヴ」という名称にこだわるのは、まさに「ライヴ」である以上、二度と再現不可能なこの状況を分かち合いたいという気分があるからだ。そして再現不可能である以上、それらを単純な評価軸で捉えることも難しい。すべては、とある場所における、ちょっとした歴史のある一点で、その場に居合わせた人たちの、心の中だけに留まっている。そういう歴史の蓄積のしかただ。
 高校2年生のときに自分たちが掲げた文化祭のテーマ「遥か遠く、すぐそばに faraway ,so close」という言葉(U2の曲名から取ったんだけど)を僕が今でも大事に思っているのは、まさにその当時の自分が言いたかったことを、形を変えて今も似たようなコンセプトのもとで追求しているような気になっているからだ。一瞬で終わって去り行くイベントごとに伴う、ある種の「ライヴ感」を、ひとりひとりの心の中で、いつか遠い将来において想起したとき、また違った意味で「そのとき、その場所を生きる」感じをあらためて味わうこと。時間こそかかるが、ひょっとしたら「イベントへの参加/完成」というのは、そういった将来における「想起」をも含めてこそ存在するのではないか。そうして、そこに沸き起こる「不思議な充実感」っていうものを、自分は信じている。だから、決して無駄な時間ではないはず、だ。
 なので、そう簡単に評価はできにくい、ちょっとグズグズしていて分かりにくい部分で、何かを積み重ねていこうとしている。そして大学っていうのは、そういう場所をキープしつづけてほしい気がする。

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2009.01.13

オープンソース+報道

ワイヤード・ビジョンの記事、「瀕死の新聞業界をGoogleが救う『5つの方法』」(こちら
自分としては、ここで紹介されている5つの可能性のうち、2番目の「非営利報道機関を支援し組織化する」が、もっとも現実的にありえそうだし、もっともセンスの良いやり方かと思う。

草の根ジャーナリズムに出資して、この種のオープンソース・プロジェクトにいくらかの組織性を持たせることが、報道における「次の一大トレンド」になるかもしれない。オープンソースと組織を結びつける場として、既存の報道機関ほど適した存在がほかにあるだろうか。

もちろん営利企業であるグーグルの影響をまったく受けずに運営される非営利報道機関っていうのは難しいコンセプトでもあるのだろうけど、それにしても近年のメディア環境のひどさを思えば、こういう道筋ができたっていいはず。
ちなみに日本ではJanJanといった市民記者によるニュースサイトがあったりするわけで。(こちら

ともあれ、「オープンソース」と「報道機関」というふたつの概念が、なぜか今まで自分にとっては結びつかなかったコトバであったから、ハッとした気分。

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2009.01.12

シャイン・ア・ライト

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映画好きのFくんは、特にローリングストーンズが好きでもなかったらしいが、それでもかなり楽しかったらしく「この映画は劇場でぜひ観てください!」とおすすめされたので、『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』を観に映画館へ足を運ぶ。

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マーティン・スコセッシ監督が、ストーンズの特別ライヴの模様を映画として切り取った「ロック・ライヴ・フィルム」なわけだが、ライヴが始まる前は、ライヴの準備や映画としての準備などのドタバタがクローズアップされているので「うーん、なんだか微妙かもなぁ」と思っていたら、いざ演奏が始まって、ミック・ジャガーが歌い出したら、あとはそういう「余計なもの」がまったく混じらずに、純粋にロック・ライヴとしてのストーンズのパフォーマンスを見事な映像と音響で魅せてくれた。確かに途中、過去のストーンズが登場したインタビュー映像などが挟まれるが、そんな古臭いおしゃべりをも吹き飛ばす、現役バリバリのロックバンドの鬼気迫るステージが次々と展開されていく。やー、空気を読んでいるなぁ、この映画監督。こういうメリハリって芸術表現に必要だと思う。

かくいう私も、さほどストーンズを聴き込んではいないクチではあったが、持論として「ロックバンドは、内容はどうであれ、長く活動を続けているほうが圧倒的に美しい」と考えている以上、地上で最も長く続いているロックバンドのひとつとしてのストーンズに対しては、リスペクトの念を忘れたことはない。

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そしてこの映画を観た人なら誰でも思うだろうが、65歳を越えたミック・ジャガーの、動くこと動くこと!! どうやったらその年でそんなアクションをこなせるんだ!! と、驚愕しっぱなしであった。そういう意味では、このロック・ドキュメンタリーは「アンチエイジング映画」としても鑑賞可能だ(笑)。ストレートな意味で、「元気と勇気をもらった」。

映画のなかで演奏された昔の曲のなかで、「こんな味のある曲もあったのか」とすごく印象的だったのが、『Far away eyes』だ。カントリー調。

なんかすごいツボな曲。

で、以下、個人的な話。

一昨年にロンドンにいったとき、ちょうどギタリストのロン・ウッドの自伝が発売された時期らしく、地下鉄のあちこちに「RONNIE」の広告が貼られていたので、この広告に出会うたびに、「お、ロニー。」と心中つぶやき、老いてなお血気盛んなロニーに微笑ましい気分になったことを思い出す。

Ronnie
いま気になって調べたら、ちゃんとその広告の写真を撮ってあった。

そういえば去年mizuix氏からいただいたギター柄の手ぬぐいは、キース・リチャーズも来日の折にバンダナとして着用していたらしいと聞いて、がぜんこの手ぬぐいが気に入った。

Keith
これもいま調べたら、お店のHPでもPRされていた。

さらにそういえば、以前このブログのコメントでHくんに「チャーリー・ワッツに似てますね」と書かれたことがあり、映画でワッツが映るたびに「うむ、ドラム大変そうだが、がんばれ」と思った。

というわけで、よく考えると地味にストーンズの各メンバーにはどことなく親近感を覚えつつある状態であった。
この機会に、過去のアルバムをチェックしたいと思う。

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2009.01.11

ミルマスカラス風

グーグルのfavicon(URLの近くに表示されたりする、小さいアイコン)が新しくなりましたな。(こちら

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でもこれ、
覆面プロレスラーのマスクを横からみた図、にしか見えない。

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2009.01.10

特定の波長

コニカミノルタのページ「色色雑学」が検索でヒットした。(こちら
「人間は、特定の波長を色として感じることができます」
ということで、可視光線についての解説がされている。

なぜこういうページを検索したかというと、
宇宙の写真や映像を見ていて最近よく思う素朴な疑問で、「人間の目を通してみたら、なぜ宇宙はどれもこれもここまで美しく見えてしまうのか」ということだ。宇宙の姿で可視光線の範囲内にあるものだけが人間の目で認識できるとしても、それにしても常に綺麗すぎないか、宇宙よ。人間という生物の目を通して認識される見え方なんて、本来宇宙にとったらどうだっていいはずなのに、いちいちキラキラ美しく感じてしまう。無限の可能性や組み合わせが生じるはずの宇宙なんだから、「うわ、なにこの色の組み合わせ!? この星雲、超ダサい」っていう気色悪いビジュアルがあってもいいはずなのに。

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クリックすると拡大します

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2009.01.09

朝一番にメールチェックをしない。

年末年始も相変わらず更新頻度が激しすぎて読むのが追いつかないライフハッカー日本版の記事を受けて(こちら)、「その日の仕事にとりかかるとき、まずメールをチェックしない」という、ごくごくシンプルな方策にピンときた。
記事ではこんな風に書かれている。
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8. 一日の始めにメールチェックをしない

『Never Check Email in the Morning』の著者であるジュリー・モーゲンスターンさんは、朝、受信ボックスを開くのを1時間だけ待とう、と提言しています。会社に来て、惰性でメールを開いて読み始めるのではなく、上の9番にあるように、前の日に書き出しておいた仕事から片付けていきましょう。大事な仕事から始め、終わらせることができれば、その日のいいスタートを切れますよね。一度メールを開けば、あなたは「開店」したことになるのですから、どんどんお客さんが来てしまい、集中して大事な仕事を進めることが難しくなるからです。
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 たしかにそうだよな、と思うわけである。私がいつもクリーンな状態で仕事に集中できるのは、仕事がはじまる朝8:30からの1時間ぐらいしかないことに気付くわけで(笑)、そのあいだに自分の仕事をどこまで一気にギュッとできるか、というのが勝負なのである。これもライフハック的だが、「2:8」の法則みたいなものであろう。きっと、午前中の4時間の仕事の8割は、総時間の2割の時間(つまり48分間)に集中して済ませることができる、とか。

 そんなわけで、今年の仕事はじめから、「朝イチにメールチェックをしない」ということを試みている。たしかに、これは手軽にできて、なおかつフレッシュなアタマで「自分のしごと」に取り組める手ごたえがある。これはすんなりと自分にとって習慣化できそうかもしれない。朝、仕事をするときに、パソコンをつけたらすぐメールチェックをしたくなる人には是非おすすめです。

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2009.01.08

京都タワー

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プラッツ近鉄のビルが消えていた。なのでこの角度から京都タワーの写真を撮ってみた。

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2009.01.07

賀詞交歓会

という、職場の学園全体の教職員の集いがあった。
噂には聞いていたが、今年はじめて参加。
幼稚園から大学までの教職員が集合すると、やはり迫力があった。
当然ながら、普段話す機会のない人や、とっても懐かしい方などとの交流を深める。
つくづく、この大学は、母校としても職場としても、自分にとっていろいろなシーン、場面を見せてくれるなぁと実感。

━―━―━

京都駅にひさしぶりに行ってみると、とくに近鉄線の改札近辺が新しく改装されていたりして、また異空間めいた雰囲気。
新築だからか、あるいはどこかの飲食店が影響しているのか、どことなく「匂い」が、外国の空港(まぁ、往々にしてロンドン・ヒースロー)にいるときの匂いを連想させた。
匂いの記憶ってけっこう予期しない部分で甦ってくるね。
まぁ、単に「海外旅行行きたいムード」が高ぶっているからそう感じさせるだけなのかもしれないが。

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2009.01.06

しごとはじめ

今日から仕事開始。派遣の首切りのニュースなど、他人事ではないので、こうして目の前に自分がやるべき仕事があるだけでもありがたいよなとフト思う新年。

それでも、うむ、今年はロンドンに行けたらと思う。ここのところ05年、07年と行っているので、2年ごとに行く勢いである。ポイントは、ふたたび父と行くことになるだろうということだ。すでに前回のロンドンで撮影した(無事に撮影できた)写真のほとんどを、父は絵画にしてしまった。なので画題のネタが切れたため、次回行くときは前回の反省をふまえ、私もしっかり写真を撮りまくり(だからGRデジタルⅡを買ったというのもある)、老後にどんなに描きまくっても追いつかないほどの風景写真をストックするつもりでいる。
そして次回行くとすれば、旅行代理店の「フリープラン」で行くであろう。「旅行代理店は使わない主義」であった私であったが、去年たびたび国内の旅で「出張パック」を使うととても安いことを初めて知ったこともあり、よーーくパンフレットをみると「あれ、これって、2名1組の場合、すごく安く行けるんじゃないか」ということに気付いたことが大きい。おまけに円高であるという状況も、心をロンドンに向かわせている。行くしかなかろう。どうなるか分からないが。

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2009.01.05

今年の手帳

今年のスケジュール帳なり手帳なり、まだちっとも整えていないことに気付いた。
「気付いた」というのは、本屋や文具屋で2009年版スケジュール帳・手帳売り場を通りがかったときに「あぁ、そういえば」となるわけで、「また今度時間をとって・・・」と思いなおし、その繰り返しで今日に至るということだ。日々あまり手帳のことを考えずに生きている以上、ついつい忘れがちになる。
だいたい、スケジュール帳を買うと、次の年の3月ぶんぐらいまでついているので、なおさらだ。

去年から、システム手帳形式をトライしているが、あまり活用できた実感がない。
唯一のメリットは、「越年したいページをキープできる」ということに尽きると思う。
パソコンや携帯電話を駆使したら、別に紙ベースで保持しつづけたいページなんて減らせそうなものだが、なかなかそうはいかない。

あまりオチがない話だなぁ、と思って読み返したが、そもそも「新しい年のスケジュール帳を買う」というtodoリストこそ、手帳に書いて忘れずにすべきではないかと、ツッコミどころを見つけた。


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2009.01.04

京都の風景

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こうしてGRデジタルは正方形の1:1モードで撮影できるのだが、これって別に、いつもどおり撮ったあとにパソコンの編集ソフトで画面を正方形に切っても同じだしなぁ、とか余計なこと思ってしまう。

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2009.01.03

妙味なんだろうか

デイリーヤマザキの「開運お年玉キャンペーン」。(こちら
ガチャピンとムックをフィーチャーしている。

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ただでさえ特異な風体であるが、そのうえに牛のコスプレをさせられている。

そして開運コースの景品はこちら。

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もう、何がなんだか。

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2009.01.02

YEBISU ART LABO

さっきミクシィで、ロシアの映画監督のタルコフスキーが生前に撮っていたポラロイド写真を集めた本が紹介されていて、おおー、こういう写真も撮っていたのか、そしてなぜにタルコフスキーがシャッターを押すと、映画の雰囲気と似たようなテイストの写真になるんだろう、不思議だなぁと唸っていた(こちら)。
で、この本を紹介していたリンク先である「YEBISU ART LABO」というお店そのものもとてもステキなので、ここにリンクしておきます(こちら)。
ZINEカルチャーについての特集もサイトにアップされています。以下、引用。

ZINEの歴史は古く、もともとはfanzineとして非商業的な自費出版の形として、アンダーグラウンドカルチャーを中心に親しまれてきました。長い歴史を経て、90年代、米西海岸のスケーターたちがこのスタイルに注目し、瞬く間に、ヨーロッパをはじめ世界中に広まったZINEカルチャー。現在では、 ZINE専門の出版社も多く生まれています。自分が表現したいもの〈写真やドローイング、詩など〉をコピーにかけてホッチキスでとめた冊子を、ギャラリーや本屋などに自分たちの手で流通させるというD.I.Y.精神溢れるカルチャーです。

そしていま、この記事を書きながら「そういえば、以前ブログで『タルコフスキーごっこ』というテーマで記事を書いたな」と思って検索したら、なんとその記事は2007年の12月31日付けのものだった。(これ
つい昨日のブログでは「ちょうど偶然去年の正月にも宇宙のドキュメンタリー番組についての記事を書いた」とか述べていたわけだが、まさかその前日の大晦日の記事についても、今日こうしてたまたまチェックすることになろうとは。

そして改めて一年ぶりに読む「タルコフスキーごっこ」のくだらなさといったら。

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2009.01.01

テレビざんまい

初詣から帰ったあとは、サッカーのエンペラーカップ「パナソニック×日立製作所」の後半をひたすら見届ける。延長後半までひとつも選手交代を使わなかったパナソニックの西野監督の決断に「それはありえへんわー」とかなんとかツッコミをいれつつ。

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スカパーでは、J-SPORTSが大晦日からひたすらイングランドのサッカー・プレミアリーグの前半戦ハイライト&名勝負を一挙再放送でダラダラ放送してくれていたり、ヒストリーチャンネルが「ザ・ユニバース~宇宙の歴史~」の一挙再放送をやっていたり、なぜにこうもワタシのために豪華な再放送を用意してくれているんですかといいたいぐらい、空気を読んだラインナップで困らせてくれる。
そういえば、まったく一年前の正月に、NHKで宇宙についてのドキュメンタリーをみて感動していたことを思い出した。もう一年たつのか!(こちらの記事)。
やはり、年末年始の夜って、そういうテレビ番組をみると、いろいろ思うところがでてくる心境になるんだろう。

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僕がどうしてもスカパー賞賛の立場になってしまうのは、たとえばデイリーポータルZの林さんもブログで書いているように(こちら)、「この年末年始の特番ばかりの時期に、コンクリートについてのドキュメンタリー番組を流している」とか、とにかくツボな番組編成を徹底して貫いているからだ。「おせち料理に飽きたらカレー」というニーズに応えてくれている。

それで思い出したけど、入院直前に観たフジテレビの721chでやっていた「ばら・す」という番組は、ひとつの機械を徹底的に分解してみるという、ただそれだけの番組だったが、かなりハマった。ピンボール台とか、田植え機をひたすら分解していったり(こちら)。田植え機なんて「日本の技術力すげぇー!」って素直に感動したよ。たしかに地上波向きじゃないのだろうけど。

もはや「スカパー勧誘サイト」のノリだが、ええ、ほんと、「お友達紹介キャンペーン」も随時やっているみたいなので、ぜひスカパー加入ご検討の際はタテーシにご一報ください。

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あ、あとさっきNHKでやっていた「鶴瓶の家族に乾杯・正月スペシャル」もおもしろかった。古田敦也がゲストっていうのもポイント高かったな。しかし実にナイスなキャラをもった素人さんに会いまくりで今回は笑えた。「これ、やらせ出演ちゃうんか!?」と思わせるほどに。

なんだかテレビばっかり観ている。(入院の反動か)
本当に、おとなしく過ごしています。

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新年最初の驚き:ユニコーン再結成

ユニコーン15年ぶり再結成!全国ツアーへ

1月1日8時1分配信 サンケイスポーツ

 シンガー・ソングライター、奥田民生(43)がボーカルを務め、80年代から90年代にかけて一世風靡したロックバンド、ユニコーンが15年ぶりに再結成することが12月31日、分かった。

 関係者によると、昨夏ごろから5人のメンバーが復活を決意。今春、新曲を発売し、それを携えて全国ツアーを展開するという。東京公演は日本武道館で行う予定だ。

 ユニコーンは1987年にアルバム「BOOM」でメジャーデビュー。ロックを基調に多彩な音楽を取り入れ、バラエティー豊かな歌詞と、個性的なメンバーのキャラクターで人気に。89年に、単身赴任したサラリーマンの悲哀を歌った「大迷惑」がヒット。90年には「ケダモノの嵐」で日本レコード大賞アルバム賞を受賞した。

 しかし、93年9月に“ネタ切れ”などを理由に解散。その後、奥田は94年のソロデビュー曲「愛のために」が大ヒット。96年には女性デュオ、PUFFYをプロデュースしてデビューさせたほか、自身も井上陽水とユニットを組むなどソロ活動と並行して精力的に活躍。また、キーボードの阿部義晴(42)は人気バンドの氣志團をプロデュース、他のメンバーも新たなバンドで活動してきた。

 今春、日本のロック史上に強烈なインパクトを残した伝説のバンドが、再びミュージックシーンに戻ってくる。


ア、あけましておめでとうございます(笑)
なんでこんな年末年始に、そんなニュースが。>サンケイスポーツ
さすがにユニコーンは再結成しないだろうと思っていただけに。

で、いまフト思ったのは、関西におけるFM局の雄、FM802が1989年に開局して最初に流した音楽は、ユニコーンの「大迷惑」だったのは有名な話だが、そう思うと2009年ってFM802開局20周年にもあたるから、いろいろ奇縁を感じる。
(FM局の開局一発目の曲名が『大迷惑』っていうのも、またオシャレなチョイスでもある)

いやー、2009年もいろいろありそうですなぁ。


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