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2009.03.30

『HOWE』18号制作記①

『ハウ』次号を作るべき時期になったのだが、いろいろあってどうにもならないまま日々が過ぎていた。
なので、前回と同じように手書きで電車内で書けるような準備だけセッティングしておく。
クリップボードに紙を挟んで、原稿の大きさの目安をマークしておき、そして実際の原稿用紙となる部分を何枚か用意する。

それを持って今日は帰宅してみた。

R0012054

ただ、コトバがでてくるか、まったく自信がない。
それでもせっかくなんで、ペンを手に電車に乗り込む。

Tokoroga


R0012057

1日約30分で1ページ書いてんのな。

なんや、そこそこ書けるやん自分、と。

あるいは、電車内における集中度の高まりは、やはりハンパじゃないということか。

ただ、まったくノープランで書き始めているので、どこかで混迷の度合いを深めていくのは必至。
でもそれがおもしろい、のだろう。

━―━―━

ちなみに『嶋浩一郎の アイデアのつくり方』(ディスカバー携書)という本を読んだのだけど、ひたすらモールスキン手帳にいろんな情報やらトリビアを書いて「放牧し」、それを読み返すことで、思いもよらない情報の組み合わせがアイデアを生む(かもしれない)、ということをひたすら1冊かけて述べていた。
ひとつ分かったことは、やはりなんでもノートに書くことの良さだ。結局デジタルデバイスは紙のノートにはかなわないのである。
手書きバンザイ。
だからハウも手書きだ。そうなのか。
(あ、でも「レバレッジ・リーディング」のほうだけは、手帳に手書きで書くのではなくてパソコン入力のほうが絶対オススメですよ、と業務連絡っぽく伝えてみる。誰に言ってんだか。)

ちなみにこの本ではモールスキンの手帳について熱く語っている箇所があるのだけど、ここを読んではじめて、モールスキンの「オシャレで高価な手帳」というイメージだけではない、かなり実用的でハードユースな使い方をしている人の生の声にふれた気がした。つまり旅行用に作られた手帳だから、頑丈な手帳なのだ。そして表紙とノート部分の大きさにズレがないから、片手で扱いやすいらしいのだ。なるほどと思った。食わず嫌いで避けていた部分があるが、こんどモールスキンをみかけたら手にとって触ってみようと思う。

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